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Infinity Swap to Build a Bridge Between the Internet Computer & Ethereum

Infinity Swapは、ユーザーがインターネット・コンピューター(IC)上でトークンを作成し、ステークし、スワップすることを可能にする革新的な新規のプラットフォームです。創業者たちは、DfinityをはじめとするグローバルなDeFiエコシステムを発展させることで、仮想通貨(暗号資産)革命をリードしていきます。

チームは開発者とブランディングの専門家で構成されており、創業者はケンブリッジ大学とオックスフォード大学でコンピュータサイエンスを専攻した経歴を持ち、4年以上のブロックチェーン開発の経験を持っています。創業メンバーの一人は、イーサリアム財団の主要メンバーとのコラボレーション経験があり、Vitalik Buterin氏によるETH 2.0ワークショップに招待されました。創業者の2人は、SablierやTransakなどのDeFiプロジェクトのリーダーと出会い、一緒にアイデアを練ってきました。

彼らは、コミュニティに焦点を当てた、コミュニティ主導型のプロトコルであることを誇りに思っており、真に共有されたビジョンを持つプラットフォームを構築するために、ユーザーを巻き込んでいくことを意図しています。初期の調査によると、Infinity Swapは、ステーキングが最も望ましい機能であることを発見し、トークンの発行がそれに次ぐものでした。さらに、現在構築中の革新的な機能は、コミュニティに旋風を巻き起こすであろうと確信しています。

□ Infinity Swapが目指すもの
・DeFiプロジェクトやコインをプラットフォームに導入する。
・パッシブ投資のための暗号(資産・仮想通貨の)プラットフォームになる。
・インターネット・コンピューターのエコシステムを豊かにする。
・エコシステム内で希望するコインをアクセス可能にする。
・民主化されたアクセス(権)を早期に実現する。

□ 初回リリース時の新機能(一部)
・ユーザー主導のトークンローンチで、人気のあるトークンにはアップヴォートをつける。
・トークンの発行をコミュニティメンバーに通知する、ウェブ主導のスマートリマインダー。
・インターネット・コンピューターに預けられたコインの利益を確保するための、スマートなイールドファーミング戦略。
・Metamaskスタイルのウィジェットにより、開発者とユーザーの両方がブラウザ上でコントラクトを操作し、取引履歴を見ることができる。
・自身の(オリジナルな)トークンをローンチする。
・ローンチされたトークンをステークする。
・トークンをプールにステークする。
・トークンがローンチするときのアラートを設定する。
・トークンのローンチ情報をTelegramやTwitterで共有する。
・イーサリアムとインターネット・コンピューターのブリッジにより、Infinity Swapはインターネット・コンピューター上にステーキングとスワッピングの両方の市場を作ることができるようになる。

□ イーサリアムとのブリッジ
イーサリアムブリッジは、インターネット・コンピューターのエコシステムにとって非常に重要なものです。

ほとんどのキャニスター(IC上の高度なスマートコントラクト)は、DfinityのネイティブトークンであるICPを保持できません。現在、新しくミント(鋳造)されたトークンとICPを交換する手段がありません。

この問題を解決するために、Infinity Swapはイーサリアムへのブリッジを作成し、さらに独自のペッグされたICPとETHのトークンを作成して、人々が新しくミントされたトークンとベーストークンを交換できるようにします。

この開発の重要性を知らない人のために説明すると、(現在、)インターネット・コンピューター上では、DeFiで利用可能な巨大な流動性のプールを利用できないため、意味のあるスワップがほとんどありません。

インターネット・コンピューター上で、幅広いクリプト・コミュニティがICPトークンに簡単にアクセスできるようになるため、非常に大きな意味を持ちます。これは、ユーザーがイーサリアムを入金し、インターネット・コンピューターでペッグされたイーサリアムトークンを受け取ることができるため、イーサリアムからエコシステムに資金が流入する際に非常に大きなメリットとなります。

*仕組みについて
ユーザーは自分のウォレットプロバイダーを開き、イーサリアムをInfinity Swapとのブリッジコントラクトに送金します。ブリッジコントラクトはその後、インターネット・コンピューター上のイーサリアムからパラレルトークンを作成します。ブリッジコントラクトが完了すると、そのパラレルトークンを使って、インターネット・コンピューター上で起動された他のトークンを売買することができます。また、新たに取得したIC(インターネット・コンピューター)ベースのトークンをプールに入れて、利息を生み出すこともできます。

*技術的な概要
Infinity Swapは、Solidityで書かれたUniswapと同様のアーキテクチャを共有していると述べています。 しかし、ほとんどの技術は、Dfinityで使用されているスマートコントラクト言語であるMotokoに移植されています。このシステムには3つの異なるサブシステムがあります。

1. ERC20をベースにした新しいトークンの規格により、ICアドレス間の転送を可能にする。

2. 流動性プールとファクトリー:ユーザーは新しいプールを作成し、プールに預けられたトークンから収入を得ることができる。

3. 前述のペッグされたトークンとのブリッジ・コントラクト。

Infinity Swapは、Dfinityのエコシステムから生まれる他の多くのプロジェクトのトークンに加えて、ICPとETHのペアのプールと流動性を、ユーザーが作ることを想定しています。最終的には、Metamaskに似たゲートウェイ・アプリケーションによって、他の開発者が彼らのトークン・スタンダードと対話できるようになります。

□ インターネットコンピュータ上に構築する理由
Infinity Swapのチームは、Dfinityが示した強力なリーダーシップに非常に感銘を受けました。このリーダーシップによって、Dfinityは、独自のエコシステムを持つ、おそらく最も洗練されたブロックチェーンプロジェクトを構築することができました。

Infinity Swapでは、Dfinity社の優秀なチームの中から、SNARKSで一般的に使用されている演算回路を発明したJens Groth氏や、GoogleでWeb Assembly Virtual Machineを共同設計し、将来のWebアプリケーションのベースレイヤーとなる技術を開発して高い評価を得ているAndreas Rossberg氏の名前を挙げています。

さらに、洗練された鍵生成アルゴリズムを用いてブロックチェーン上に真のランダム性を生み出し、イーサリアムの100倍のスループットを達成したことや、独自の鍵を持つサブネットが革新的であること、そして最も重要なことは、他のブロックチェーンが常に問題としてきたクロスチェインのスケーラビリティとコミュニケーションを解決したことで、Infinity Swapチームは、これが自分たちのプロジェクトにふさわしい空間であると確信しました。

□ インフィニティ・スワップのタイムライン
7月下旬:フロントエンド・インターフェースの公開(ベータ版)
8月初旬:トークンの作成と送金
8月末まで:ICPの獲得と交換
9月初旬:イーサリアムブリッジコントラクトの使用
10月初旬:ICPのステーキングを改善
現在ステルスモードになっているキラーとなる機能については、2021年後半にリリースされる予定です

□ トークンセールの詳細
・エアドロップに加えてICOも行われる。
・Infinity SwapはEthereum、ICP、そして潜在的にはBitcoinとUSDTを受け入れるほか、KYCと法的制約の課題を残していますが、将来的にはフィアット通貨を受け入れる可能性もある。
・民間のコミュニティ側からも投資が妨げられない限り、民間の機関からの投資もチームによって検討される。
詳細は後日発表される予定。

これは、ICPやインターネットコンピュータに関わる人々にとって、非常に有望な話です。

今のところ、Infinity Swapのニュースレターに登録したり、Telegramグループに参加したり、Twitterでフォローしたりして、最新情報を入手することができます。また、コミュニティのアンケートに答えていただくのも良いと思います。

Dfinity Communityでは、「Infinity Swap」のプロジェクトが大きな成功を収めることを祈っています。

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