国会議員秘書の休日ってどうなってるの?
こんにちは、さもん秘書です。
秘書をしていると忙しいでしょう
大変でしょう
ってよく言われます。
確かに大変かもしれませんが、
そんなのはどんなお仕事でも同じ。
みなさんがよくイメージしている
秘書の大変さの一つである
お休みってあるの?
という疑問に答えていきます。
秘書の休日
以前記事にもしたように、
国会にいる秘書と地元にいる秘書とでは
仕事内容が全く違います。
なので、国会と地元とは分けて考える必要があります。
・国会秘書
国会が開会されているのは月〜金なので
比較的カレンダー通りに休みが取れるのが
国会秘書です。
週末は議員は基本地元に帰りますし。
ただし、東京近郊の秘書さんは別です。
国会と地元の境目がないので、
平日は国会、土日は地元
と兼務することも。
・地元秘書
金帰火来ともうしまして、
国会議員というものは
金曜日夜に地元に帰ってきて
火曜日朝に国会へ飛ぶと言われています。
つまり地元秘書は
金曜〜火曜がコア曜日なのです。
水木あたりに休みを入れたりすることが多いです。
ただし、国会閉会中は議員が毎日いるので
交代で休みを取る感じです。
交代要員がいない場合は
30連勤でも40連勤でもあり得ます。
先輩秘書は地元ワンオペだったので
年間休日5日の年があった
と豪語していました。
秘書の休日は法律の範囲外
国会議員の秘書、
特に国家公務員特別職である公設秘書は
労働基本法適用外の存在です。
週に何日休みを取らなければいけないとか
週の労働時間は最大何時間とか
過労死ラインがどうとか
全く関係ありません。
何日働いてもいいし、
逆に働くなくても良いのです。
秘書の休日のリアル
正直に言えば、
秘書の休日は事務所によって千差万別です。
前述したように
常に人手が不足している事務所では
年間休日が両手で足りるほど
というところもありますし、
大企業並みに休めているところもあります。
僕が知っている範囲で言えば、
週に1〜1.5日
というところがリアルです。
プラスお盆休暇3日、
年末年始休暇4〜5日
というところでしょうか。
週末は代議士が帰ってきているので
運行して地元を回ったり
代議士が行けないイベントの代理出席などをこなします。
平日は多くの企業や支援団体等が活動していますから
やっぱり事務所を閉めるわけにはいかないのです。
その代わり
1日のうちに空き時間が結構ある日もあるので、
休みを取らずに歯医者に行ったり
ついでに買い物をしたり
と勤務時間内でうまくやりくりしている秘書が
多い印象です。
休みたい秘書がしている対策
秘書の事務所でのポジションも影響します。
代議士に意見が言える古株や
必要な人材とみなされている場合には
休日を申請して承認してもらえたりもします。
まずは言わないことには始まりませんから、
家族の予定を立てたい
お墓参りに行きたい
病院で検査をしたい
などなど、
まずは代議士や事務所所長に相談してみるしかありません。
言いやすい方に言ってみましょう。
僕は地元秘書なので
週末はほぼほぼ仕事です。
たまに秘書内で調整をして、
交代で休日を作ったり。
やっぱりチームワークが大切ですね。