秘書の本音〜本来の年末年始はこんなもんじゃなかった・・・3年連続地獄から回避できる模様
みなさんこんにちは、さもんです。あっという間に今年が終わりそうです。年末年始といえば選挙期間に次ぐ繁忙期、秘書界では地獄の期間なのです。
なぜなら!年末は忘年会そして挨拶まわり、年始は新年会そして挨拶まわりがあるからです。本当に地獄でした。何がどう地獄だったのかを語りたいと思います。
忘年会ははしご、帰宅時刻は未定
年末といえば忘年会、かつては各所で開かれておりました。よって日程が被ることは当たり前。時間も重なっていたりすると、こっちの会に先に出て乾杯だけしてお暇する。そしてあっちの会に途中から参加して終わりの挨拶をする、ということもしょっちゅう。
例え10分しかいなくても会費は満額お支払いしています。
それでも都会の選挙区ならまだいい方です。だだっ広い地方の選挙区の場合、移動だけで数時間かかることもあります。忘年会終わって代議士を自宅に送り届けるともう0時を回っていることもザラ。そんな時はもちろん、代議士は車内で寝ています。
代理出席で「なんかやれ」
地域性があるとは思いますが、ある地域では飲んで気が大きくなった支援者に「なんかやれー!」ととりあえず前に立たされることもあります。我々の仕事柄、なんかやるとすればスピーチしかありません。
ざっくばらんとした酔っ払いたちの和やかな雰囲気の中でスピーチするならまだ気は楽なのですが、忘年会とは思えないピリッとした空気感の中、数百人いる中で挨拶をさせられることも。
事前に打診されていれば内容を用意するのですが、抜き打ちでやられると正直辛い。何度か頭が真っ白になったことがあります。
新年の挨拶は早朝スタート
忘年会は夜がメインですが、新年会は朝から夜まであるから本気できつい。朝市での初せりなどもお声がかかるのですが、時間が無茶苦茶。セリが5時スタートなので、代議士を4時半に迎えに行って、そのためには自宅を4時前に出なくちゃいけなくて、そのために3時に起きる。みたいな。
朝早いだけならなんとかなるんですが、新年は夜に新年交礼会と称する会合も多数入っているわけです。朝3時に起きて21時22時までやってられないですよ。
その逆も然り。22時まで仕事して帰って0時前、そこから3時起床なんて地獄です。運転中事故るぞ?と言いたくなります。
秘書が複数いる事務所では朝班、夜班と分担したり、地域で分担したりしていますが、それでも手が回りませんでした。毎年お正月が怖かったです。
全秘書を救ってくれたコロナ様
こんな地獄のような年末年始から救ってくれたのがコロナウイルスでした。こんなことを言うと不謹慎かもしれませんが、コロナ様様なのです。もちろん、命に関わることなので感染拡大防止はしていかなくてはいけませんし、生活が困窮してしまった方々への救済措置も必要です。これはしっかりやらねばなりません。
飲み会はしごやら会合での挨拶やら非常に苦しい仕事がなくなったおかげで違う方面に注力する余裕もできました。コロナ禍のピンチをチャンスに変えて頑張って参りたいと思います。
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