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つくり手さんに向き合い、その想いを形にする|地元カンパニー 取材班
こんにちは、地元カンパニーの藤本です!
今回はカタログギフトに掲載予定のつくり手さんに取材を行う「取材班」についてご紹介します。
取材班はつくり手さんへの取材からライティングまでを担当しており、「地元のギフト」を作るための素材集めを行うとても重要なポジションです。
では実際にどんなことをやっているのでしょうか。
そもそもカタログギフトに取材は必要なのか
取材班をご紹介する前に解決しておきたいことがあります。それは、カタログギフトをつくるにあたってなぜ取材が必要なのかということです。
結婚式の引き出物などで見かけるカタログギフト。商品写真がずらっと並んでいるものをイメージしますが、「地元のギフト」はそうではありません。
” 一商品につき、はがきサイズのカードが一枚 ”
なんとも不思議な形をしています。
▲「地元のギフト」の商品カード。その名も ” じもカード ”
オモテには商品とつくり手さんふたりの写真、ウラにはそのふたりの会話を載せています。そしてこの一枚をつくるために取材が必要不可欠なのです。
何をやっているのか
取材の必要性がわかったところで、では取材班は具体的に何をしているのでしょうか。取材までに行うこと、取材の流れ、取材後にやることをご紹介します。
【 取材まで 】
・取材案内のメールと電話
・日程調整
・つくり手さんの情報をリサーチ(ホームページ、SNSなど)
・質問内容とライティングの構想
・テスト発送品の試食(確認用に事前に商品をお送りいただいています)
【 取材の流れ 】
・ご挨拶や自己紹介など簡単なアイスブレーク
・テスト発送のお礼と感想
・インタビュー
・写真撮影(2名の全身写真、会話写真、作業中の写真、風景写真)
※インタビューは以下のポイントを意識しています。
- 会社の歴史、事業の成り立ち
- 商品づくりで苦労したこと、思い出
- 従業員同士のエピソード
- 地域でのつくり手の役割
- 継ぐこと、続けていくことに対する想い
- これから挑戦してみたいこと
【 取材後 】
・お礼のメール
・今後のスケジュールのご連絡
・会話文章、キャッチコピー、紹介文の作成
以上がざっくりとした取材班の仕事内容です。
取材前の連絡から取材後まで、つくり手さんへの感謝をもって取り組んでいます。
しかし取材をするといっても今はこんな状況。コロナ禍以前は現地に赴いて取材をしていましたが、今は完全リモートで取材をしています。
リモート取材のあれこれ
コロナ禍に伴い取材はすべてリモートで行うようになりました。リモート取材では専用の機材をお送りして遠隔地のつくり手さんにお話をお伺いします。
▲リモート取材用の機材。(三脚・スマホ・充電器)
これらの機材を前もって郵送し、使い方をご説明しながら取材を行います。専用のアプリを使って機材を遠隔で操作できるようにしているため、つくり手さんが操作をする必要はほとんどありません。
取材時間はおおよそ30分~40分ですが、お話に熱が入り2時間以上に及ぶこともあります。それだけこだわりや熱い想いをもって取り組まれていることを日々実感しています。
取材班もそれに応えるように、丁寧かつ熱を持って一件一件の取材に臨んでいます。
取材班の想い
一件一件取材をして、写真撮影して、ライティングして。わざわざこんなことをしなくても商品情報だけでカタログギフトはつくれるはずです。
それでも、つくり手さんにわざわざお時間をいただくのは「地元のギフト」はつくり手さんの想いやこだわりを大事にしているからです。
だからこそつくり手さんに熱く語っていただいたこだわりや苦労話、商品にかける想いを温度感そのままに届けられるようにしたいと思っています。
取材後にはライティングを行いますが、インタビューの熱量をできるだけこぼさないように、つくり手さんが熱くなった瞬間や取材者がぐっときたシーンを抽出するよう心がけています。
もしギフトを受けとった際は、ひとりひとりのストーリーにぜひ触れてみてください。そうやって、つくり手さんの商品にかける想いを少しでもお伝えできればと思っています。