光の陰影が美しい、豊かな暮らしを紡ぐ和モダンの住まい
最新号の「和モダンvol.14」では、日々の暮らしを豊かにする、住まうごとに愛着が増す住宅をたくさん掲載しています。今回は建築家がつくる「光と陰影が交差する豊かな空間」より事例を2つピックアップしてご紹介します。
横内敏人さんの「讃岐の家」は、大小2つの建物が居間でつながる2世帯の住まいです。敷地の南東角に庭を残すかたちでL字に配置し、両世帯ともに南からの採光と庭への眺望が開けている点が魅力です。屋根はむくりのついたいぶし瓦葺きで耐久性と、ときが経つほどに味わいが増します。
(写真/小川重雄)
下川徹さんの「六本松の家」は、マンションの改修事例。登窯でつくられた陶板を玄関ホール・食事室の床に使用し、その板中央のやわらかなむくりや素材感はひとつひとつ異なり、自然光によってさまざまな表情を見せるそう。掛込天井や障子、北山杉磨き丸太の納まりなど、あらゆる造作に職人の手仕事が感じられます。
(写真/藤井浩司)
他の写真や解説は本誌よりご覧いただければ幸いです。最新号「和モダンvol.14」の発売は12月18日を予定しています。ぜひご予約ください!