建築家と家づくりをした住まい手に聞きました!Q&A紹介②「信州の建築家とつくる家18」
Q&Aご紹介①に続き、「信州の建築家とつくる家18」のChapter2 田園・里山のかたち から、実際に建築家と家づくりをした住まい手に聞いた、建築家に依頼した理由や要望や、家づくりを考えている人に向けたアドバイスなど、リアルな声を紹介します。
Q&Aご紹介①のふりかえり
Chapter2 田園・里山のかたち
八ヶ岳が一望できる景色のいい場所に佇む住宅。こちらは、なんと家の中に枝付きのシンボルツリーが立っています。存在感のあるこの丸太は、住まい手と建築家と一緒に近くの山に行き、枝を折らないように慎重に伐採し、皮をむく作業もしたそうです。
江戸詰家老のお屋敷を今の時代の暮らしに合うように、地域の人々の拠り所にもなるブックカフェにリノベーションした事例です。古民家がもつ歴史ある景観から一歩中に入ると和モダンの空間が広がります。
こちらは農地に囲まれた住宅。専業農家というと職と住まいが一体になりそうですが、勾配をもたせた壁が、ゆるやかに境界をつくっています。壁のバランスと内庭の設置で、建物内部から北アルプスや広々とした空の景色を楽しめます。
Chapter2のテーマは「田園、里山のかたち」。
上記で紹介した住宅のほか、信州らしい山並みや田園風景を大きな開口部から取り込める事例や、首都圏から移住したご夫婦が縁側でアルプスを楽しむ住まい、また、四季折々の景色が楽しめる高原に佇む一軒家なども紹介。
そのほか、断熱・耐震・遮音の改修で、大型古民家を3世代住居にリノベーションした事例は、田園地帯の涼風を受け、猛暑の中エアコンなしで過ごされたそう。地元で活躍する建築家だからこそできる、土地の特徴を読み解き、風景になじむ佇まいをご覧ください。
建築家による解説と、住宅の写真や図面も掲載しています。住まい手からのQ&Aでは、それぞれの住宅の気に入ったポイントや、これから家づくりを検討する人へのアドバイスがあり、建てたからこその気づきは、ヒントになります。
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■バックナンバーの紹介
「信州の建築家とつくる家17」
「信州の建築家とつくる家16」
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「信州の建築家とつくる家14」
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