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周囲に広がる自然や庭を借景として楽しむ豊かな住まい
居心地のよい住まいの条件のひとつとして、庭や周囲の自然をうまくとりいれることがあげられます。「SO上質な日本のすまい2」に掲載中の、そんな自然を室内からも感じられる住まいをピックアップ。
住宅街にあるとは思えない緑あふれる3世帯が暮らす住まいは、敷地の真ん中に森(中庭)をつくり、それを囲むように各棟が配置されています。四季折々に花や実をつけ、表情を変える森はどの世帯からも見ることができます。また、身体を動かすことが大好きなご家族のための本格的な体育館もあり、バスケットボールや卓球、パドルテニス等を楽しんでいるそう。(設計施工/ひかり工務店)
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子世帯は2階にLDKがあります。中庭にある高木のてっぺんと同じくらいの高さのため、そこから森を眺めるようなかたち。テラスにはローズマリー、レモン、ブルーベリー、ミントと食べられる植栽を選んで、キッチンガーデンとしています。
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敷地の高低差を生かして、3層のスキップフロアにした住まい。ご主人には当初から建てたい家のイメージが明確にあり、オリジナルのイメージ集があったほど。要望のひとつが「段差をつけたダイニング・キッチンに大きな木製窓、深い軒がかかるウッドデッキと景色のいい庭」。キッチンから南側の開口部に向かう勾配天井も魅力的です。深い軒の下にあるデッキ空間では、晴れた日にコーヒーを味わうそう。LDK空間から一段下がったところには玄関や浴室、脱衣室などとご主人の趣味室兼バイクガレージがあります。(設計施工/神奈川エコハウス)
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富士山のふもとにあり、森に囲まれた斜面に建つ木板張りの住まい。キッチンは無機質な雰囲気を出したいと、グレー調のモールテックス仕上げに。北側の背面には、森の景色を存分に感じられるピクチャーウィンドウを設けています。(設計施工/マクス)
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「開く高断熱住宅」と名付けたこの住まいは、性能値を追うあまり窓を小さく少なくする風潮に疑問を感じたマクスの鈴木克彦社長は、「断熱・気密・耐震性能がいいのは当たり前。せっかくいいロケーションなのだから思いっきり”開けた家”にしたいと考えたのです」と話します。
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