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整理整頓が万年「1」だった私、育児の小さな困りごと
子育てをしていると物が増える、というのはよく聞く話だ。
0歳児と2歳児のいる我が家ももれなくそれが当てはまっている。
オムツやお尻ふきのストック、サイズの合わない服、もらったけど趣味の合わない服、とりあえず買っておこうとストックしている未使用の靴下、保育園から持って帰ってきた制作物、こどもちゃれんじの教材、マクドナルドのハッピーセットのおまけ…とそのパーツ、なにかわからないおもちゃの破片などなど
気づいたら、キリがないくらい部屋が物で溢れかえっている。
ところで、私は小学生のときの通知表で整理整頓の項目がいつも「△」だった(5段階評価でいうところの「1」)。
具体的には、プリントも教科書も教室の机からはみ出していたり、ロッカーの荷物がパンパンになっていた。長期休みに入る前日は、友だちの2倍3倍の荷物を持ち帰っていた気がする。
結婚してから多少落ち着いたものの、気をつけないとすぐに部屋が汚くなる。
使ったものは元の場所に戻せば部屋は散らからない。そんな原理はわかっているのだけど、どうしても散らかってしまう。
箱があればいっぱいに詰めたくなるし、隙間があったら埋めたくなる。
私は余白とはほど遠い人間だな、と思う。
自分にとって、いまだに苦手意識のある整理整頓。つい、「遊んだおもちゃ、片づけようか!」と子どもに呼びかけるのもなんだかおよび腰になってしまう。
小さくなったり汚れが落ちない服はあとぐされなくゴミ袋に入れられるが、難しいのはおもちゃだ。
子どもの物はできるだけ彼ら(子ども)に取捨選択してほしいと思っているが、2歳児は、もう直せないおもちゃのパーツに対して「いる」と答える。私の目から見ると明らかに再起不能なものも、断固として捨てさせてはくれない。その意見を最大限尊重した結果、蓋の閉まらないおもちゃ箱が並んでしまった。
しかし、あと1ヶ月で3歳になろうとしている彼は、たくさんの言葉を覚え、そこそこ会話できるようになっている。これから少しずつ「いるもの」「いらないもの」の分別もついてくるんじゃないかと期待している。
それでも、トミカと本、おままごとセットとパズル、とジャンルを超えて雑然とおもちゃ箱に詰め込むあたり「私の子だなぁ」と思うのだった。
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