コンセプト作りはゴールではなく「始まり」です🍮🥄
こんにちは、自問自答ファッション通信です。2冊めの書籍「一セット」の服で自分を好きになる大好評発売中っ😉読んでみてね〜↓↓↓
自問自答ファッションは「コンセプトを決めて服選び、毎日のファッションの制服化」というのをメインテーマとしています。そんな中で「なんでファッションにコンセプトが必要なの?」「どんないいことがあるの?」なんてお声もいただくことがあります。
今まで制服化の話はしていても「コンセプト作り」や「コンセプトがもたらす効果」については、あまり触れてきませんでした(かなり複雑で上手く語れなかったのです)。今回はその辺りを大まかに語っていきたいと思います🙌(※あくまでも、自問自答ファッション独自の解釈ですっ!教室内では、もう少し細かくいろんな方向から作っていくので、外枠だけざっくりだけ感じてください🙇♀️)
コンセプトを作ると「人生の始まりの合図」が聞こえます📣
👀なんでコンセプトを決めるんだろう?
服選びにコンセプトがないと、困ることがあります。なんと「服が選べない」のです!(お手本のようなエンプレス構文でお届け😉)
服を買いに出掛けたはいいけれど、選びきれず帰ってきてしまったことはありませんか?それはきっとコンセプトが分からないから=自分がどんなふうになりたいか分かっていないからなのです。
自分自身が「どんな風になりたいのか」「どんなものが好きなのか」「どんなものが似合うのか」分からないと、どんな服を見ても「合っているのかな?」と不安になります。そして、全然方向性が違う服を買ってしまう可能性があります。
🌟コンセプトがあるとブレない
コンセプトを日本語に直すと「概念」。もう少し違う言い方をすると「一貫したものの考え方」のことを言います。
例えば「バッグ」だけを見てかわいいなと思っても、靴やお洋服が合っていないとコーディネートがチグハグになってしまいます。コーディネートがバッチリでも自分の心に合っていないと「しっくりこないな」と感じることもあります。このように、コンセプトがないとファッションはブレます。
選ぶものが「一貫する」というのがコンセプトを持つことの良い点です。ファッションを選ぶときも「コンセプト」から「それを具体化したもの」に落とし込むようにしています。
🐰コンセプトには「なりたい」気持ちを入れる
コンセプトは「なりたい」とか「ありたい」とか「好ましい」という気持ちを入れてほしいと思っています。例えば「キリッとしたい!」「ふわふわしたい!」と例え擬音のひとつであっても、あるのとないのでは全然違います。
と連想ができるので、服選びのヒントになります。これだけでも「合わない服」や「着ない服」はなんとなく分かるようになると思います。
🦄コンセプトは「想像」でいい
自問自答ファッションの考え方では、コンセプトは「想像」でいいと思っています。例えば今のお仕事がシステムエンジニアさんだとしても「お花が大好き」「季節のお花を使ってブーケを作るのが好き」という気持ちがあれば「フラワーコーディネーターさん」というコンセプトを自分につけたっていいのです。
という想像をしていきましょう。もちろん、リアルなコーディネーターさんでしたらエプロンにパンツ姿にスニーカーかもしれませんが、ここは「概念」なので大丈夫!「ごっこ遊び」くらいのふわふわの解像度でいいのですから。「私の私による私のための想像」でいいんです。
もちろん「キリッとしたフラワーコーディネーターさん」と「ふわっとしたフラワーコーディネーター」さんだったら選ぶものや着るものが違ってきますよね?ふふふ…想像って、楽しいですね☺️🌸(各ブランドさんも必ず「コンセプト=言葉」を持っていますので、HPで確認していきましょう。)
🐻毎日やっていられること やらずにはいられないこと
コンセプトはできれば「毎日したいくらい好きなこと」がいいなぁと思っています。歌を歌いたいとか、ダンスを踊りたいとか。
または「どうしても考えずにはいられないこと」でもいいですね。ゲームをずっとしてしまうとか、漫画をたくさん読んじゃうとか。考え方の癖とか、やらずにはいられないことってその人の才能だと思うので、花咲かせちゃいましょう📖
🏰コンセプトを持つことは自分の城を持つこと
「自分の城を持ってる人間しか、面白くなれないんだよ」友達に言われてずっと心に残っていた言葉です。社会も学校も家庭もみんなが生活するためにルールがあって調和しながら生きていく中で「自分だけの城(世界)」を持つことってとても難しいです。
例えイマジネーションの中だけでも、自分の城(コンセプト)を持っている人は、自分らしさを持って前に進める人です。
自分の城があるとどんなことも学びになります。新しく得た知識や楽しい体験は城を飾り付けますし、辛いことがあったとしても「城がまた大きくなったな」とか「城がまた強くなったな」と思えると心が救われます。そして大きく強くなった城に人を招き入れると、とても喜ばれます。
🚶♀️コンセプトに合わせた行動をしてみる
自分のコンセプトを見つけたら、ぜひぴったりの服を着て「コンセプトに合わせた行動」もしてみましょう。
お花柄の服を着てフラワーショップに行ったら楽しそうですね!ブーケを作る過程の部分も写真に撮ったらわくわくしそうです🌸どれもとっても楽しいことですが「行動する」と、想像がだんだん現実化してきました。
🐥成果を人に届けてみる
行動に慣れてきたら、周りの人にも「おすそわけ」してみましょう !
「教える」と出てくるとドキッとしてしまった人もいるかもしれません。「そんな…プロじゃないし、教えるなんて…」という気持ちも分かります。けれど「教えること」って特別なことではなく、学びの効果を最大に上げるための「手段」です。「これが正しい」ではなく「私はこうやっているよ」にとどめておいて「あと は調べてみてね」でもいいと思います。
私の友人のピアニストさんも「自分はプレイヤーだと思っていたけれど、人に教えることで自分の表現の幅が広がった!」と言っていました。「授業をすることで一番成長しているのは先生」なんて言葉もあります。物事を極めるには人に教えるのも鍛錬方法なのです。
🐏コンセプトを分かち合うとみんな嬉しい
「お花がかわいいな」と自分の心で思うことも素敵ですが、その楽しさを人に届けられるのもまた、良きことです。
ブーケ作りを教えてもらった方も「素敵な花柄の服を着ている人から、かわいいブーケの作り方を教えてもらって嬉しい👗💐」と思ってくれるはずです。「影響を与える」みたいな言葉だと重く感じてしまうかもしれませんが「良きことを分かち合う」イメージでいていただけると、コンセプトをうまく行動に繋げていけると思います。
🌼気がついたら「想像していた自分」になってしまうかも
あれ?なんだかいつの間に「想像上の自分」なっていませんか🎉?服を選べるようになっただけではなく行動したら「実際になっちゃう」というのもコンセプトの面白いところ。そして気がついたら「周りも幸せにしちゃう」というのも良きところ。
想像力を使ってコンセプトを決めて、服を選ぶことはみんなができることです。コンセプトによっては行動までは結びつけるのは難しいかもしれませんが、ぜひ一歩足を踏み出して行動に繋げてみてくださいね💛
🦭おまけ 〜アメリに学ぶ空想を行動に変えること〜
「アメリ」というフランス映画を見たことがありますか?主人公は、内向的な性格で空想が大好きなカフェの店員アメリ。自分の世界で生きているちょっと変わった女性です。しかし、ある出来事をきっかけに「空想したことを現実に行動して周りの人を喜ばせる」ことに目覚めます。
自分の世界で遊ぶことはとっても大切です。そして現実に行動することもまた、大切です。周りの人を(とても独特な方法で)しあわせにしていくアメリですが、最後は「自分をしあわせにすること」にも向き合います。
ファッションのコンセプトを探すときは、あくまでも想像です。できないかもしれない、勇気が出ない、自分の世界だけで生きたい。でもアメリを見ていると「面白いかもな」「こんな小さなことが世界を変えることもあるんだな」という気分になります。ぜひコンセプト作りとあわせて観てみてくださいね🎬
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