なりたいは哲学🌟好きは本能🩷似合うは事実👀「なりたい・好き・似合う」を考えよう🦫💭
こんにちは、自問自答ファッション通信あきやです🦫👗
✨お知らせです✨
11月9日(土)13時〜「三省堂書店めくる塾のオンライン講座」に登壇させていただきます🙋♀️「あきやは、どうやって365日同じ服で生き抜いたのか?」面白くお話ししますのでぜひご覧ください〜🥰📖(アーカイブも1ヶ月見られます🌟)↓
さてさて今回は、何度でも話したい「なりたい・好き・似合う」のお話です😉
「この話、聞いたことあるな〜」「デジャヴかしら?」と思った方も、改めて一緒に考えてみましょう〜👏
自問自答ファッションでは「自分に問いかけ、自分の考えを明確化していく」というのを大切にしています。
何度か同じテーマを考えていくと、(まとまらなくてもいいので一度書き出してみると)「おお、私はこんなことを考えていたんだな〜」「こんな風に心境の変化があったんだな〜」と発見があるものです💡
「なりたい・好き・似合う」問題は、私も毎年考えていて、ずっとブラッシュアップを続けています。今回は2024年バージョンをお送りしていこうと思っていますっ🥰
🌟なりたいは「哲学・美学・骨に刻みたい言葉」
自問自答ファッション教室でたくさんの方と会話をすると、人によって「なりたい」の解釈が違うものだな…と感じています。
自分の延長線上や自分の得意なこと、つまりは「自分の理想の将来像」をなりたいとしてあげる方もいれば、持って生まれた特性とは少し違うかもしれないけど「人生で少しでも近づきたいもの」として考えていらっしゃる方もいます。
見た目として「モデルの◯◯ちゃんみたいな顔になりたいんです(容姿)」という方もいますし、「恩師の◯◯さんのようになりたいんです(志)」という方もいらっしゃいます。
面白い。実に面白いです。
見た目の話でも気持ちの話でも、「なりたい」を語るときにみんな違った解釈があるのがとても興味深いのです。(もちろん、それぞれの解釈が素晴らしいです🎉)
私の「なりたい」の捉え方としては「哲学」「美学」「骨に刻みたい言葉」として考えています。自分の延長線であってもそうでなくても「意志」「信念」としてその方が考えていることが「なりたい」です。
例えば私は服の数がとても少ない(現在は全部で8着)のですが、「そうしたい」「そう暮らしたい」と思って明確な意志を持って行動しています。
私が服を選ぶ基準の「なりたい(こう生きたい)」は以下の通りです↓
ここから「制服化をする」という行動につながっています。
そしてファッション的にはこう「なりたい(表現したい)」と思っています↓
そうすると、こんな感じの制服が生まれます↓
そうなふうに自分にとっての「なりたい自分像」に則した行動と選択、表現をしてみると「自問自答できているな〜」と感じて満足しています。
例えば、もし突発的に欲しいものを見つけてしまっても自分の「哲学」として「一度しっかり考えてから答えを出す」と決めているので、はじめて見たものを買うことはほとんどありません。
それで売り切れてしまっても「わはは、しょうがないな〜」「次行こう」と思っています。「手に入れたい欲」よりも「身軽でいる哲学」の方が大きいからです。
一方で「ピンときたものはすぐに買って使ってみる」「使ってみなければ何も分からない」「欲しいものを買い逃したくない」という哲学を持っている友人もいます。「購入ファースト」という考えも実にいいですね……🥰👍
哲学・美学の違いはあれど、友人と私はとても仲良しですし、お互いの考え方や選択を「いいね〜」と思っています。
そう「なりたい」は人それぞれ。
人の内面はとても複雑ですし、各自が真剣に考えなければ出てこないものです。
ヴィジュアル的に「こうなりたい」と思って体型やファッションやメイクを近づけていく方法もありますが、(その方法もとっても素敵です✨)自問自答ファッションは「言葉と思考」を先にしてみよう〜!とお伝えしています。
ひとしきり自問自答してみてからふと周りを見渡すと、「自分と人は違うもんだな」「そんな哲学もあるんだな」「参考にしたいな」「これは自分とまるっきり違った考え方で面白いな」と雄大に世界が広がっていきます。とても良いものですよ🦫✌️
🩷好きは「本能・直感的に好むもの」
見た瞬間恋のキューピッドにハートの矢を刺されたように「好きだ」「かわいい」「愛おしい」と感じる靴やバッグや服ってありますよね。私は「脳がしびれる感覚」と呼んでいて、この「好き」の感情や高揚感をとても大切にしています。
例えば私はバッグ/アクセサリー/ジュエリーが大好きで、見た時に「ああ…🥹🫧」と涙が出てくることがあります。好きなものをみると、胸が「ピコン」っと55デシベルくらいの音を立てます(騒音)。
私が持っているアクセサリーは大体「好き」で固められたものなので「不便だな」とか「ちょっと重いな」とか「それにしても着けすぎだな」「そんなに似合わないな」と脳裏をよぎることがあります。
しかし、哲学さん(なりたい)が止めたとしても、本能ちゃん(好き)が止まらない時は、「好き」を優先しています。私の場合は「ピコンピコン(好き探知機)」が鳴ったものを買うと、かなり長い期間お気に入りでいられるからです。
本能ちゃんの「ピコンピコン」は、結構クセになってしまうので要注意ですが(シンプルにドーパミン中毒になってしまう恐れあり)哲学さんをそばに置いていくと「虚偽のピコンピコン」が分かるようになるので、後悔するお買い物は減りました。修行あるのみです。もちろん本能ちゃんが強めの方も私は好きですよ〜😉❤️
👀似合うは「事実・素質・自分の持っている素敵なところ」
「似合う服」着たいですよね…!
自分の身体に合っていて、自分のいいところを引き出してくれて、鏡を見てもいい感じ!しっくりくるし、違和感はないし、安心もするし、ルンルンになれちゃう、そんな素晴らしいものが「似合う」です。
似合う色やデザインを身につけた時に電流が流れて「これだっ!」と感じた経験がある方も多いはず。アイシャドウを変えただけで「私っていい感じだな」と鏡を何回も見ちゃう!「似合う」にはそれくらいの「衝撃波」があります✨
「事実」と言っているのは、やはり、自分の見た目や素質など「今の実態」「現実」「ファクト(真実)」にかなり沿っているからです。
20代後半くらいまで「好きなもの着ちゃお〜」で過ごしてきても、30代後半から「やっぱり似合わないものは、着なくなっちゃったな」と感じた方もいらっしゃるかと思います。事実くん(似合う)を大切にすると、美貌に後光が指します☀️
私の場合は少し特殊で、20代後半までは「似合うな〜」と思ったものを着てきた(つもり)なのですが、30代に差し掛かったあたりから「うえ〜ん、なりたいも好きも着たいよ〜😭」と心がジタバタ騒ぎ出して、現在は全てミックスしてごちゃごちゃに着ています(あくまでも私の場合はですが「美」「キラキラ」の優先順位を下げることで、かなり満足度が上がりました✌️)
「ファッションをきれいにまとめたい」「洗練大好き」「素質フル活用してやるぜ!」という方は「似合うスタイル」にまとめる方法が最適です✨それは「素質」を考えないと、どうしても帳尻が合わないとことが出てくるからです…!
しかし「カオス大好き」「違和感と共に生きたい」「美容はそんなに重要ではないぜ!」という方は、なりたいと好きをミックスしても「満足ファッション」できるな〜と思っています。
「事実」くんを磨くには、できる限り「リアルで体感すること」が大切です。
信頼できるイメージコンサルトさんや、アナリストさんやパーソナルスタイリストさんに似合うものを教えてもらったり、コスメカウンターでたくさんタッチアップしてみたり、試着をたくさんしたり、「現実の積み重ね」がとても大事です。
「これ似合うだろうな」「これ似合わないだろうな」を「考える」だけにせず、とりあえず塗ってみる、とりあえず着てみる、そしてとりあえず実際に生活してみると「事実検証」をしていきましょう😉
私は事実くんが「無理だって〜似合わないよ〜」と騒いでも、哲学さんと本能ちゃんが「いいじゃん」「とりあえず着てみよ!」と騒ぎ出したら、えいやっと試着室に持ち込むようにしています🏃♀️
100着試着チャレンジして、99着似合わなくても、1着でも「おっいいな👀」って思えたらそれはもう、優勝です🏆服を少なくしたいからこそ、本当に気に入った服に出会いたいからこそ、たくさんたくさん試着をしています。
👑なりたい・好き・似合うがバラバラなこともある
私はなりたい・好き・似合うが「バラバラタイプ」で、現実をあまり見ずに夢ばっかり見ているので(現在進行形)、哲学さんと本能ちゃんと事実くんが右往左往しています。
バラバラタイプのいいところは「みんな大好き」なので、割とどんな服でも「好きだわ〜」って楽しめるところです。自分に全く似合わないブランドを発見しても「それはそれとして、かなり好きだわ〜」って思えて楽しいです。
注意が必要なのは「人の意見を聞きすぎないこと」です。
周りの声を聞きすぎてしまうと、哲学ちゃんと本能ちゃんと事実くんのちょうどいいバランスがぐらぐらに揺らいでしまうので、軸である「コンセプト」を持って自分の意志で選択できた方がいいなぁと思っています。
なりたいと好きと似合うはバラバラでも「私は私」ができるのであれば、ブレなく制服化できますよ✌️(多少の心の揺らぎも愛していきましょう🤝)
🥂なりたい・好き・似合うがまとまっているタイプ
なりたい・似合う・好きが「まとまりタイプ」の方は、現実派の方に多いです。
しっかり自分を分析して「精神を鍛えていらっしゃるな💪」と感じています。どんどん上を目指せて、「より良い自分へ」と極めていけるのが素晴らしいです。
「王道を歩いていきたい」「頂点を目指したい」という方は「なりたい・好き・似合う」を意識的に(時に無意識に)まとめている方が多いです。(例えば、似合わないものは好きになれなかったり、なりたい自分像を得意なものの延長線上に置いていらっしゃいます)。
注意が必要なのは自分の身体やライフスタイルに変化があった時。
「(体力的に)ヒールのある靴を履けなくなったら落ち込んでしまった」「子育て中で今までの服を(機能的に)着られなくなって満足できない」「病気をして今まで着ていた服が着られなくなってつらい」と、今までの状況がぐらつくと心が落ち込んでしまうことがあるのです。
そのたびに自問自答して、「今の自分の優先順位」を考え直す癖をつけていくと解消できます✨
🫧「なりたい・似合う・好き」は、混ぜる?混ぜない?
人によってスタイリングで「なりたい・好き・似合う」を混ぜる人と、混ぜない人と、ちょっとだけミックスする人がいます。匙加減も人それぞれです🥄
例えば「ビシッと全てをまとめたい!」と思ったら、テイストを混ぜない方がきれいにまとまります。同じブランドで同じシーズンに発売された靴、バッグ、アクセサリー、服(その中でも自分に似合うもの)を揃えると、それはもうキラッキラに統一感がアップします✨
フランス料理のフルコースのように伝統があり、革新もあり、計算された調和の取れたおしゃれです。(同じブランドで全身を揃えるスタイリング、私はかなり好きですし、洗練を目指す方にはおすすめですよ〜😚)
🦒ミックスすると「その人っぽく」なる
一方で、私のように「なりたい、好き、似合う」をミックスすると、スタイリングがまあまあごちゃつきます。髪型もメイクもネイルもテイストを揃えていないので、決して「王道の三つ星レストラン」とはいきません。
しかし「ここでしか食べられない、言わんともしがたいおいしさの創作料理」みたいな「混沌とした面白み」が出てきます。私はその「シェフが独自のこだわりを貫いているクセになる料理」も大好物なので、こちらを目指している感じです。
もちろん「まとまり」と「カオス」の加減も人それぞれで、「洗練されたスタイルに一つだけユニークなアクセサリーを入れたい!」という人もいらっしゃれば、「とことん全てを破壊してかき乱したい!」という方もいて、「みんな違うもんだなぁ、いいなぁ」と思って聞いています🦫
📍ファッションで目指すところは人それぞれ
ファッションで「目指すところ」は、みんな違います。みんなと一緒である必要はありません。
全身ブラックのパンツスタイルで決めた人がバシッとサンローランのスタイリッシュなバッグを持っていて「最高にかっこいい!」と涙ぐんだ経験もありますし、
農家で作業着を着た推定80代のお姉さんが、キュートでキラキラなキティちゃんのバッグを持っていて「最高にかっこいい!」と震えた経験もあります。(キティちゃんお好きなんですって🎀)
私は、その日常に秘めたる宝石のようなカオスも大大大好きなので、「もう自分で納得するのが一番いいよねぇ✌️」と思っております。
まとまったおしゃれも、まとまりから逃走したおしゃれも、そこにその方なりの思考があっての「なりたい・好き・似合う」があれは、どちらも尊いのです。
よくご相談でお伺いするのは「理想はまとめたいけど、どうしてもごちゃついちゃう!」というお悩みと「カオスに憧れるけど、結局まとめちゃう!」というお悩みです。
どちらも愛おしい「ないものねだり」ではありますが、一度自分の「哲学」部分を紐解いてみると「うむうむ、色々迷ったけどこれが私のスタイルだな」と心が落ち着きます。ぜひ定期的に問い直してみてください〜🥰🖊️
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