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いま、家だからできること【妄想クローゼット】を作ろう👗

こんにちは
自問自答ファッション通信です。

いま、こんな感じになってしまいまして、心はそわそわ。なかなか意気揚々とショッピングに出かけられない昨今です。だからこそ、この週末「家だからできるファッションのこと」にじっくり楽しく取り組めるチャンスです。

お家でおすすめのファッション自問自答、それは「妄想クローゼット」です。

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妄想クローゼット

「ファッションスクラップ」「ファッションノート」「ヴィジョンボード」など色々な呼び方があり、方法もさまざま。私は10歳の頃から雑誌のスクラップを始め、「こんな服が着たいな」「こんな姿になれたらいいな」と想いを膨らませてきました。私はこれを【妄想クローゼット】と呼んでいます。以前書いた「スタバでの自問自答方法」では、お買い物に行く前のリアルコーディネートを中心に考える術でしたが、「妄想クローゼット」では全然手が出ない値段のものや自分には似合わないかもと思っているものでもガンガン貼っていいんですよ。だって妄想ですから。

まずはDon't think, feel.

切り抜くものに理由は入りません。まずは視覚頼りで大丈夫です。サンフランシスコに行ったとき、現地の友人に「Don't think, feel!」と映画みたいなことを叫ばれてハッとした記憶がありますが、まさにそれ、考えなくて良いんです。直感でピンときたものを集めていきましょう。今の自分が着るものでなくても良いのです。「今は着ないけど70歳を超えたら着たい服」でも「男の子に生まれ変わったら着たい服」でも何でもオーケーです。だって妄想ですから。私はインテリアや気になる人の写真もざっくりスクラップしています。

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feelの後からthink

【妄想クローゼット】を作ると「自分の好きなもの」「理想のスタイル」「なぜか気になるもの」が「見える化」されます。同じようなテイストやデザインやイメージが集まってくるでしょう。そこからが自問自答の旅です。「なぜ私はこれに惹かれたのか」その切り抜きが持っている要素を言語に変えていくのも良いでしょう。「色が海みたいできれいだから」「デザインが昔行った北欧の家具のようで美しいから」「シンプルなんだけどちょっとしたところが変わっているから」細かく考えていくことで「だからこれが好きなんだ」ということに気がつきます。

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どんな時に妄想クローゼットの扉を開けるのか?

新しく服を買うときや、インテリアを変える時など「ものを選ぶ必要があるとき」に必ずこの【妄想クローゼット】を見返します。私が洋服を「制服化」する時はもちろん見直しますし、お客さまのお洋服を選ぶ時もお話を聞きながらその方の【妄想クローゼット】を膨らまし、その方の世界観を探りながら選びます。特に高価なものを買うときや「自分らしさ」を極めたいという方にお勧めです。

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ちなみに私の妄想ではなく【リアルなクローゼット】はこちら↓

どんなものでも貼っていい

私はファッションスタイリストなので「クローゼット」という表現をしていますが、例えば好きな俳優さんや、好きな風景、気になった言葉、もちろん自分の写真でも何でも貼っていいのです。どんなものでも自分のファッションや人生に大きく役立ちます。自分の進路や人生の大きな決定の瞬間に無数のスクラップたちが頭を巡り、背中を押してくれることもあるのです。

妄想クローゼットの具体的な作り方

①紙で作る

もし、家に切り抜いてもいいという雑誌がたくさんあれば、気になる所を切り抜いていきましょう。私は無印良品のファイル無地のルーズリーフを挟んで使っています。(私が使っているファイルはもう廃盤みたいですが)ノートだとジャンルごとの付け加えができないので、フリーに入れ替えができるタイプがお勧めです。今はほとんどデジタルにしてしまって紙では作っていないのですが、読み返すとジーンとくるのは紙の妄想クローゼットなんですよね。

私が作っていたのはこんな感じです。(一例です。)

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②デジタルで作る

今は私はkeynoteにコピー&ペーストでペタペタ貼っていく方法をとっています。
デジタルの良いところはパソコンやスマートフォンがあれば、紙もハサミも使わなくていいし、ささっとできるところです。

例えばおすすめのサイトはこんな感じです。↓

ピンタレスト https://www.pinterest.jp

雑誌の公式HPなど
ファッジ https://fudge.jp
ヌメロ https://numero.jp
オッジ https://oggi.jp
クラッシー  https://classy-online.jp

ファッションサイト
ミモレ https://mi-mollet.com
アマック https://amarclife.com
ファッションプレス https://www.fashion-press.net/snaps/

私が作っているのはこんな感じです。(一例です。)スクリーンショット 2020-03-27 17.26.56

スクリーンショット 2020-03-27 17.27.06

ジャンル分けはどうするの?

ちなみに私は・靴 ・バッグ ・アクセサリー ・ドレス ・リアルクローズ ・メンズ ・インテリア ・アート など細かくアイテムやジャンル別に収集していますが、テイスト別(かわいい系・かっこいい系・ナチュラル系)などでざっくり分けても可愛いですね。

作り上げた【妄想クローゼット】はプリントアウトして壁に貼ってもいいですし、スマートフォンのいつでも見られるフォルダに入れておいても良いですね。

妄想クローゼットがあなたに与えるもの

好きなものを集めていったら、自分のリアルなクローゼットにあるものばかりだった…という人も少なくないでしょう。幸せの青い鳥は実は家にいるものです。持っている服も着こなしを変えれば自分の理想に近づくこともあります。

理想と現実があまりにも違ったら

普段着ている服とあまりにもかけ離れたコーディネートばかりを追っている状態だったら「変化のチャンス」です。私は20代の頃、現実では「きれいめの服が周りからの受けが良い」と思っていたのですが妄想には「とてもゴージャスな服」ばかり載せていたので、「もしかしたら私、激しいの着たいんじゃない…?でも自分には似合わないと思ってない…?」というのに気がついたことがありました。

そして実際にファッションを変えることで、仕事や生き方を変えたりするきっかけにもなりました。
心と外見の調和はいつも難しいものですが、この妄想クローゼットを続けていくことにより、自分の考えがまとまってスッキリすることもよくあるのです。

妄想は未来の自分を応援団

「デザイナーになりたい、エッセイストになりたい、好きな服を着たい。」私が10歳の頃から続けているスクラップを見ると胸が痛くなるほど伝わってきます。もちろん、無くしてしまった夢や大人になって軌道修正した目標もたくさん含まれています。一歩一歩進んできた道のりをみて、また前を向くことができます。子供の頃の妄想を叶えてあげるために今の私がいますし、未来の私は今の妄想を叶えてくれることでしょう。みなさまもぜひ、この期間楽しい妄想を膨らませてみてくださいね!

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