【おしゃれ】自分自身を乗りこなす有能なパイロットであれ✈️【ヒント】
こんにちは、自問自答ファッション通信です。
私は個人向けのファッションスタイリストをしているのですが、スタイリング方法はちょっと特殊です。「その方にインタビューしてぐいぐい言葉で聞き出す」という超古典的でアナログ極まりない技法を使っています。
実はこれは、私が自分の服を選ぶ時も同じ考え方です。
自分自身にインタビューをしています。文字通り「自問自答」するのです。そうすると、自然と自分の本当の気持ちや考えが明らかになってきます。
その瞬間「自分を乗りこなしている」ような感覚になるのです。あたかも自分が自分と言う乗り物に乗っているような心持ちになるのです。
あとは、行きたい方向に向かって操縦するだけ
「自分のことがさっぱりわからない」と仰る方にとっては、「乗りこなす」という言葉はしっくりこないかも知れません。しかし、これは意識してみるととても大切なこと。今回は以下に「自分と向き合うヒント」を置いていきます。
「最近わたしのファッション迷走しているな…」と思ったらぜひ実践してみてください。
ショートコントで自分と会話する
一人で「朝起きたら違う人になっていた」というショートコントをしてみるのです。
鏡の前に立って、じっくりと自分を見て、ふむふむ、顔はこんな感じ、体型はこんな感じ。思ったことをメモに書き出します。クローゼットを開けて、靴箱を開けて、観察してみます。
「靴、スニーカーしか履かないんだ…めっちゃ歩くのかな?」「全然違うジャンルの服が一着入っているけれど、もらいものかな?」「タグついてる服がある!もったいない!」とあたかも他人のような視点で観察していきます。
どんな気持ちでこの服着ているの?って他人の目線になって問いかけます。自分の良いところも、改善すべきところがちらっと見えてきます。
「離見の見」で自分を見る
私の父は江戸っ子で、能が好きでした。悩み事があると「世阿弥を見習え」とよく言っていました。世阿弥といえば「初心忘れるべからず」という有名な言葉がありますが、それよりも父が気に入っていたのは「離見の見」という言葉です。
「客席で見ている観客の目で自分をみなさい」という意味です。自分が能の舞台に自分が立っているのを想像して360度全方向から自分を眺めるようにしてみましょう。「あ〜美容院行かなきゃな…」とか「靴下ボロボロだ〜!」とか見えてきます。
コンセプトを決める
私はお客さまの服装を選ぶ時に、まずコンセプトを決めてから服を提案しています。自分が人生で大事にしていることを見極めてからでないと、服って選べないものなのです。
例えば私自身のコンセプトは「ファッションスタイリスト」なので、ファッションが好きというのが自分や人に分かるように服を選んでいます。
お花が好きな人であれば花柄を取り入れてもいいですね。コンセプトの見張り番を立てて「俺はいいけどYAZAWAがなんていうかな?」の精神で、服を選んでいきます。
自己観察してみる
「自分を客観的に見よう」というと一見、私のコンセプトである「自問自答」と真逆の意味に思われがちですが、仏教用語には「自己観察」というとても近い意味の言葉があります。「自分の意識や状態を自ら観察すること」という意味です。
「なぜ私はこの服を着ているのかな?」「なぜこの服を捨てられないのかな?」と自答する前に観察することが大事です。自問→自己観察→自答ですね。
この考え方を持つことで、服がとても選びやすくなります。なぜこの靴ばかり履いちゃうんだろう?→履き心地がいいからだな。→この履き心地で、もっと気に入る靴が欲しいな!とマインドチェンジできます。
みんなも自分を操縦するパイロットになろう
自分の身体は乗り物のようなものです。
与えられた乗り物は生まれて死ぬまで一機だけ。大切に扱わなければなりません。コツコツと色を塗ったり、装飾をしたりするのも楽しいものです。もちろん、外見だけでなくパイロットの資質(操縦法を勉強する)のも大切です。
ぜひ「自分に最適なファッション選び」の参考にしてくださいね。
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