社員の育成について

新入社員を中心に、採用10年未満の若手社員の育成を担当していた時期に感じたこと。
上司や先輩とのコミュニケーションがうまくできず悩んでいる社員が多い。

簡単なことなのだが、働きはじめると、忘れがちになり、悩むらしい。

上司と部下、先輩と後輩の関係をきちんと理解しましょう。
上司はあなたの仕事のマネジメントをしてくれます。なので、仕事の方向性や判断に迷ったときは素直に上司に相談するべし。上司はあなたの仕事の正しい方向性や判断をしてくれます。
方向性や判断が誤っていればそこで軌道修正できます。
先輩には、仕事のコツなどを聞いてみましょう。
先輩も同じ様な仕事で苦労していればやり方を詳しく教えてくれるはず。
これを理解していれば先輩との付き合い方も上手になり、上司とのコミュニケーションも上手になると思います。
間違っても仕事の方向性や判断を先輩に相談してはいけません。先輩は方向性や判断する能力がないため、困り、中には適当に答える先輩もいるでしょう。そう、知らない人と、わからない人が話をしても良い答えは絶対にでません。
特に同期入社の社員同士で傷を舐め合ってはいけません。愚痴ばかりを言うようになり、悪い方向性に行きがちです。水は低きに流れるというように、同期で集まることが多くなると視野が狭くなります。
先輩や上司とコミュニケーションをとるようにし、自分の仕事のやりやすい環境作りを自分からしましょう。
そして、後輩との付き合い方ですが、先輩上司から教わった1つに貴方の思いを1つ付け足して2以上を教えて上げて下さい。そうすれば社内は上に向かうスパイラルができ、常に新しい物事にチャレンジする風土ができます。
上司は、部下や後輩からの新しい発想に対し、今までの経験から、正しい方向性を導き出し、部下の適正を見極め仕事を与える。
適正に合わない仕事をさせないではなく、その部下に合うようにアレンジしてあげる。
できない理由をなくし、やる工夫を指導する。
育成は難しいけれど、極めれば、自分自身のセルフプロデュースもできます。楽しいです。

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