子供の頃の記憶〜幼稚園編〜

引越し後近くの幼稚園に入園する手続きで幼稚園に行った。
先生らしき人に「この紙に◯と△と□を書いて」と言われ、用紙の左上に◯、一番下に□、その四角のすぐ上に△を書いた。
すると、「今度は書いた線をハサミで切って」といわれ素直にハサミで切った。
立て続けに「切った紙に好きな色に塗って」と言われた時に◯は赤、△は青、□はあえて色を塗らず白のままにした。
先生らしき人から、「なんで□は色を塗らないの?」と聞かれ、「この◯は太陽で、△は屋根だから青で、□は家の壁だから、僕の家の壁は白色だから」と答えた。そう、私はこの◯△□を書いてと言われたときから、自分の家の絵を書いていたのだ。
そして、ハサミで切り残した紙の◯部分に太陽のつもりで赤色で△で縁どりし、△と□の家の横に木の絵と雪だるまの絵を書いた。「引越ししてすぐに大雪が降って雪だるまを作ったから、雪だるまも書いたよ。」と言うと、先生達がザワザワしはじめた。
別の先生らしきひとから、「なんで◯△□を書いてって言われた時に家にしようと思ったの?」と聞かれてすぐに「積み木」と答えた。
どうやら、私は他の子供と違い、切り残した用紙にまで書いてしまう、先生の要求以上の事を、考えてやっていたようだ。
しばらく質問攻めにあい、その場を脱走して家に帰った。
しばらくして母親が帰って無事幼稚園に通えると聞かされたときは、行きたくないと駄々をこねた。
母親も先生達がザワついたことが不思議だったようで、それならしばらく幼稚園行かなくていい。と言ってくれ、幼稚園に通うまで3ヶ月位幼稚園に通わず近所の公園で遊んだり、新築工事している現場で木の切れ端をもらって舟なんかをつくり近くの小川で一人で遊んでいた。
そう思うと昔から協調性に欠けてたなぁ。

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