Wizardoマルチを合法的に借りパク
ジョン・ウィザード自身が執筆に関わったWizardo本のリリースが発表されましたね。ちなみに私は100部限定バージョンをオーダーしました。ということで今回はWizardoのマルチカラー盤をひょんなことから入手できたお話しを。
ミュージシャン友達からホワイトアルバムのデモ(=イーシャーデモ)のCDを貸してほしいんだけど?と言われたので、当時名盤と言われていたイエロードッグの「アンサパデモ」を持って彼のとこへ遊びに行ったのでした。
言うまでもなく彼は相当な音楽好きで、1990年代半ばというCD全盛期にあって「昔のアルバムを聞くならCDよりLPだぞ」と教えてくれるような人で、改めて彼は先見の明を持っていた人だと思います。
そして「アンサパデモ」を聞かせたところ大喜びからのこのまま貸すという流れになったのは当然なのですが、一方で彼のレコード棚を漁らせてもらっていたら、ひょっこりビートルズのWizardo「Abbey Road Revisited」があるじゃないですか!当時はそれの大元になったコントラバンドの「Those Were The Days」を当時は持っておらず
「うわ聞いてみたい!」となる訳です。ところが、それ以上に重要なのは。。。
盤がマルチカラービニールだったということ
当時すでにWizardoのマルチは一枚だけ持っていましたが、そんな身にとってさらなるWizardoマルチは刺激的なことこの上ない。一方で向こうは「アンサパデモ」を貸してもらいたがっている…ということで彼のWizardoマルチを貸してもらえないだろうか?と切り出してみたらあっさりOK。そりゃそうだ、当時の話題のCDを聞けるなら何年も聞いていないようなアナログブートは貸してくれるでしょう…それが例えマルチでも。ということで交渉成立。
ここから先はよくあるパターンですが、それから一年以上、お互いに貸しっぱなしとなり、実質的に借りパク状態。そこで貸しっこから一年以上の歳月が過ぎ、あえて友達に切り出してみたのです
「返してもらっていい?アンサパデモ」と
そしたらどうでしょう、彼は「アンサパデモ」が欲しいと言い出してくれました…キターッ
もうその時点で内心ガッツポーズ状態でしたが、一応「そのCD、思い出の品なんだよね」(実際思い出深い一品だったんですが)とうそぶいてみたところ、彼は「じゃあ思い出を引き継ぐよ」とまで言ってくれる 爆笑
ということで…晴れてWizardoのマルチが私のモノとなったのです。それがこちら
いやー「アンサパデモ」がWizardoのマルチに化けてくれるとは…。「アンサパデモ」は今でもユニオンで680円ぐらいで買えますが、Wizardoのマルチの現在は(お察しください)…ということで、快く借りパクのままとしてくれた友達には感謝しかありません 笑
ということで私にとって「アンサパデモ」は永遠に忘れられない思い出ができてしまいました。一方イーシャー・デモは晴れて公式化されて今や「アンサパデモ」など足元にも及ばない音で聞けるようになるとはね 苦笑