懐かしのSilent Sea
2000年ごろにアメリカのマニアがビートルズの音源を年代順に整理してまとめていたSilent Seaというレーベルがありました。しかし…
一般流通しないマニアの手作りCD-R
だったせいで日本のメーカーがSecret Traxの名の下でSilent Seaのプレス盤コピーが幅を効かせる結果に。我々にはSecret Traxの印象が強いですよね。一時期KENTが「Silent Seaのオリジナル盤が入荷します！」と喧伝したものの結局は実現せず。
そんな懐かしのSilent Seaレーベルですが、中の人は細々とe-bayで販売を続けていたのです。私も実際に2010年ごろにe-bayで落札した事がありました。
あれから10年以上が経過した今なおSilent Sea中の人がe-bayで販売している事に気付かされたのが今年。驚かされたと同時に2024年はすっかりSilent Sea落札にハマる羽目になったのです。
とはいえ当初から新音源ゼロかつSecret Traxで各アルバム自体は聞いていた訳ですし、なおかつSilent Seaはシュリンクが掛けられているので結果的に開けないCDを集める羽目にもなった訳で。苦笑
しかし装丁が魅力的なのがSilent Sea。こうして集めてみると多幸感が半端ない。何しろフツーに買えない代物ですし。
これらSilent Sea初期のリリースからしてSecret Traxを名乗る前だった日本の業者にコピーされまくりましたからね。
これらなんかは正にSecret Traxにコピーされた訳です…懐かしい。それ故2024年になって本家本物が手に入るとは。おまけにCD‐Rですから新品かつフレッシュコピーが手に入る意義は非常に大きい訳です。あとSlient Sea特有のハイプステッカー（これもSecret Traxが真似してました）がシュリンクの上に貼られてるのがまた魅力的でね。そりゃ開けない訳だ 笑
そうした中でも一番嬉しかったのがSilent Sea版の武道館。もっとも中身はMasterdisc製の武道館のフルコピー&イコライジングでしたのでSecret Traxがコレだけコピーしなかったのも当然かと 苦笑 それどころかMasterdiscのオマケに付いてたポストカードまでコピー（！）してミニポスターに作り替えるというしたたかさ。何よりジャケのデザインがいいんです。文字通りSilent Seaを買い漁った2024年に一番欲しかった武道館が手に入る事で申し分のない締めくくりとなりました。