自称「東京警視庁」から非通知の着信を受けた結果
非通知着信の詐欺が横行している昨今です。私の所にも非通知着信があり、とりあえず出てみたところ…
東京警視庁
と名乗られました(何だよ東京警視庁って…笑)。
出てみたところ最初は発信音のような音が鳴り続けてなかなか切れないと思ったところ、ようやく通話が始まったら途切れ途切れな電波状態で
「森村さんですか?」
とおばさんに尋ねられました。何でこっちの名前知ってるん?この時点で怪しさ満点ですがあまりにも音飛びが酷くて(そのくせ「こっちも音が飛んでます」と食ってかかってくる」おばさん)。
何とか音飛びの合間を縫って話を聞き取ると東京警視庁のおばさん曰く「貴方が青森で起きた事件に関連性あって電話しました!可能なら青森警察に出頭してもらえますか?」と
後で警察の方にも言われたのですが…
「青森県警」じゃなくて「青森警察」かい!笑
こっちは「青森なんて行ったこともないですよ。何なんですか」と言ったらおばさん「青森に向かえないなら電話で今説明したいのですが…いまおひとりですか?周りに誰かいたりしないですよね?」と探りを入れてきたので流石にアホ臭くなり「そんなに大事な要件でしたら非通知でない携帯で出直してきてください」と言って切りました。もちろんその後は音沙汰なし。
もし酷い音飛びがなければもう少し色々聞いてみたかったのですがね…そもそも今時あんな酷い音飛び状態でかけてくること自体が怪しさ満点でしょう?何なら海外からの発信では。ただし「東京警視庁おばさん」の声は日本人そのもののように聞こえました。もっともその声は警察の人にあるような威厳はまるでなく、むしろ八百屋のおばさんみたいでしたが。
この顛末を警察に電話してみたところ横行するこの手の詐欺の情報が欲しかったようで、わざわざ近所の交番の方が家まで話を聞きにきてくれました。この警官が感じのいい人、何より話好き丸出しな感じでしたので、一通り事情を説明したところ、当たり前ではありますが「警察が非通知はありえない」さらに「青森警察」という呼び方からして怪しいおそらくお年寄り狙いの詐欺だろうとのこと。
何しろ話好きな警官でしたので、この電話の件以外にもいくつか質問をしたらどれも解りやすく教えてくれてとても楽しかった。文字通り「小一時間ほど問い詰めたくなるくらいに」笑
ですから警察の方の有意義なお話が聞けたという点では詐欺電話も無駄ではなかったかな 苦笑
それにしても名前と電話番号が漏れた件ですが…これで思い当たるのは何と言っても二年前のユニオン顧客情報漏洩だよな。あれの弊害が今やってきたような気がしてなりません。
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