見出し画像

世界のアメリカである限り    ハーフタイム

『大統領!ロシアは予定通り動いていますよ』

 利益の為ならなんでもやります。株式会社U・S・A
動くのではなく、動かすんですよ!

 はぁい!そう言う訳でね。今日も頑張っていかなあかんなぁ!って言うてるんですけどね!

張り切って続きにまいりましょう

2019年12月1日 中国の武漢で謎の病原菌発見

 この時はまだコロナなんて言葉もなくコウモリから人間に移ったと言われていた。その7日後の12月8日に初めて感染者を確認。ここから爆発的に世界中に広がり地球上がひっくり返るパンデミックに襲われました。専門家が発表する内容はどれも自然界から人間に!ばっかりでよく分からない話でした。でもこの武漢にはウイルス研究所がある。2002年にSARS、そしてその10年後の2012年にMERSと言う病原菌が同じ中国で発見され世界に広がった過去があり、その後この研究所で研究が続けられている。研究員が感染者となり広まったという説や故意に広めた等の仮説が色々ありよく分からない。しかし以前の発生時実際に研究員経由で外に漏れて広まった事実はあまり知られていない話で、少ない感染者で収まったのは中国にしたら運が良かったのかもしれない。そして中国は今回のコロナの一人目感染者からの情報をたった10日足らずで解読して見せた。専門家たちは『元々からこのウイルスの存在を知っていないとここまで早い解読は無理だ』と言われている。しかしアメリカも前回のウイルスの発症から独自の研究を続けている。どっちにしてもアメリカも中国も発症元を相手の仕業になすり付ける事が可能でこれを理由に自国を優位に立たせる起爆剤にする事は想像できる。もちろんハッキリした証拠もないもない。

 コロナパンデミックから世界の経済はどん底に沈みきった。経済でも世界の中心でないといけないアメリカは真っ先に株価引き上げのためにさまざまな政策を繰り出す。

インフレ覚悟のドルのばら撒き
FRBの国債の買い付け
金利引き下げ

等、普段なら一つでも効果が出る政策を次々と行い大不況を一気に景気回復に持ち上げた。普通で考えればあれだけの暴落を元の戻すには時間が必要なところなのに短時間で一気に盛り返した。って言うより勢い余って連日最高値更新の連続で不況などどこ吹く風で好景気を迎えた。しかしここまでなら完璧なシナリオだが、思わぬコロナ禍の長引きまでは考えていなかったのか、無理矢理上昇させた株価はもう手の届かないところまで上り詰めてしまい、手に追えない龍の如く制御不能に陥った!コントロール不能のドローンの様に落ちていくのをただただ見守るだけの様に見える。結局今度はばら撒き過ぎたドルの回収に忙しくなるFRBあ!そもそもFRBって何?

FRB(The Federal Reserve Boardの

連邦準備制度 アメリカの金融機関の中心で政府機関である。日本で言う日本銀行って感じかな?

 お金が世間に溢れてしまうと価値がなくなり物価が上昇しインフレという状態になってしまう。簡単に言うとお給料はそのままなのにいつも食べに行く定食屋のランチセットが高くなった!って感じ。スーパーに買い出しに行ってもオシャレな服買いに行っても『高っか』って手が出なくなる事。このままでは世界中が混乱するので元に戻しましょう!って言うのが今現在の状態なんです。

 そして今現在ロシアがウクライナに非常識な攻撃を加えている。『ウクライナよ!しょうもない事せんとおとなしくこっちで遊ぼうぜ』とプーチン!『アイツらいっつも無茶振りして困らせよる!関わりたくないねん』とゼレンスキー!『NATO先輩のチームに入ればプーチンやっつけてくれるんちゃう?』こんなやり取りがあったか無かったかは知りませんが、こんな感じでの身内のやり取りに巻き込まれたくないNATO先輩。そしてプーチンとはどうしても仲良くなれない株式会社U・S・A。プーチンとゼレンスキーのやりとりを高みの見物しながら少しずつプーチンがおいたするタイミングを見計らってゼレンスキーの見方をしてる様な雰囲気を醸し出しNATO先輩の後ろに回り込む!こんな感じなんです今。そしてそんな物語をお茶を飲みながら読んでいる習近平が笑っている。この後自分達が行う台湾への攻撃の良い参考になってるよ!って言いながらシナリオを組んでいる。

 追い詰められたプーチンとしてはもう習近平にお願いするしかなく、自力での解決は難しい状態になっている。そう来るでしょう!とシナリオ通りの習近平。中国が介入する事でパワーバランスは均等され今回のロシア問題は長期化する恐れがある。

 そこで登場『株式会社U・S・A』

 長引けば軍事関連企業はがっぽり儲かるという仕組みは何も今に始まった訳じゃない。これまでの戦争はその為に利用されていると言えるだろう。そしてアメリカが最終的に介入する!そして丸く収める!そして安心からアメリカ株に資金が戻ってくる!こんなシナリオが実行される

 ってちょっと待った!

 こんなシナリオ誰もが考えつくやん!

これで終わるのなら物語にしてもオチがない。今回は前半と後半へのハーフタイムに過ぎない。

後半へ続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?