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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 12月の悪夢① ~遭遇と違和感編~

みなさんは「直感」を信じますか?
今回のお話の結論から言うと「直感」は信じるべきだと思います。

わたしは、超HSS型HSP(兼HSE)人間なので、表情や行間から相手が何を考えているのか、だいたい察しがつくのですが、人に関して言えば、会った瞬間「この人とはいつか離婚するだろうが、結婚する気がする」だったり、「こいつヤバイ…」みたいな直感は感じたことがあります。

ただ、HSS体質的に人に対しての言動や興味も強いので、どうしても「分からないことは知りたい」と飛び込んでしまう癖があり、今回は、そんな「ヤバイ女」との悪夢のような12月の体験話を、LINEと記憶を遡りながら書きたいと思います。

LINE内容の時系列によるやりとりの変化も楽しんでいただけたら幸いです。

心臓の弱い方、繊細な方はちょっと話の内容が刺激的過ぎるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。



12月2日(土)

遭遇まで

悪夢のはじまり

あとで記事は書きますが、11月に裁判で和解離婚が成立しました。

シングルに戻ったわたしは、新たなパートナー(ゆくゆくは再婚相手)を求め、街コンなどにも挑戦していました。

そんな中、登録していた街コンアプリに、12月の月初、たまたまポイントが付与されため、「通話相手募集中」機能にそのポイントを注ぎ込んで飛び込んで待ちました。

運良く?「えみさん(仮名) 28歳 東京都」と通話が成立しました。
本当なら、わたしより10歳以上年下になります。

通話時刻から話せることになっていたんですが、通話機能はアプリに対応していなかったようで、結局指定の時刻に通話はできませんでした。
が、その後チャットではやりとりできたため、この時点で「ざわざわ…」は感じていたんですが、LINEを交換することにしました。

通話した感じは飛び抜けて明るく、なんだろう、関西のおばちゃんみたいな感じ。

こちらが話を終える前に、前のめりであいづち打ったり、話し始めたり、ちょっと理解が足りていないのか、頭の回転が速すぎるのか…。

ちょっとした「違和感」も同時に感じてはいました。

びっくりですが、通話後、その当日16時以降なら空いているということで、他の予定をずらし、会ってみることにしました。

ダウンが必要なくらい肌寒い日でした。


未知との遭遇

遭遇は駅のカフェだった

わたしの自宅がど田舎で遠いため、車で高速道路を使って約3時間、待ち合わせの駅近くの駐車場に車を停め、少し早めに駅前のロータリーで待っていました。

待ち合わせ時刻から数分遅れて彼女はやってきました。

彼女はわたしを見つけるなり、「超イケメンー!」「やさしいー!」「すごいー!」「かっこいいー!」「うれしいー!」「来てよかったー!」と、幼児のようにきゃっきゃと叫び、わたしにタッチしてきます。
(ここも大阪のおばちゃんぽいですね。なんでまだマスク姿しか見ていないのに「イケメン」と言えるのだろう…。)

うれしくなくもないのですが、その後、駅にある狭いカフェでも周りを気にせず「アプリでこんなイケメンに会えるなんてー!」と声高に言いながら喜んでいました。
ちょっと恥ずかしいどころか、すぐ隣に人もいたし、声の届く店内にもそんな話されたら「こいつらマッチングアプリで初対面か」と思われるにまちがいありません。
わたしは恥ずかしくて少し震えていました。

ただ「人が周りにいると恥ずかしいので、人がいないところに行きませんか?」と提案しても、行こうとはしません。

165cm以上の長身で、飲食のちょっとしたタイミング以外は常時マスクをしていたのですが、目元の化粧は濃く、失礼ですが、「ほんとに28?」と何度も聞いてしまいました。。。。本当らしいですが。

潔癖症らしく、途中、飲み物を飲むタイミングだけマスクを外したのですが、顔を見た瞬間、背筋がゾクゾクしました。

顔がまったくもってわたしのタイプではなかったのです。

わたしは直感的に「愛人顔」だなと感じました。


違和感

少しずつ違和感が増えてゆく…

わたしの「愛人顔」の定義は、「友達か愛人なら別にいいけど、生理的に、彼氏彼女として付き合うとか、結婚はまずしたくない顔」です。

面食いや、ルッキズムの象徴みたいな失礼なこと書いてすみません。
育ってきた環境や、良い苦労の仕方、そしてその人の人柄って「人相」に出ると思いませんか?

そこから3週間と少し、「違和感」(ざわざわ)により、頭が割れるような頭痛が日に日にひどくなり、そして続くことになります。

話せば話すほど、一緒にいれば一緒にいるほど彼女のことが分からないのです。
仕事でもたくさんの方々とお話してきたし、2桁いかずとも、それなりにお付き合いの経験も、結婚年数も多いほうだと思うんですが、彼女はどのパターンにも当てはまらず、本当に分からないんです。

あとから思えば、「直感」が「こいつはやめておけ!」とわたしに危険を知らせていたのかもしれません…。

話をしていて、やはり丁寧に順を追って話をしないと話が通じません。
とにかく彼女の話したいことだけをどかどかーと話す感じです。
例えるならば、「ちょっと認知症が進んでしまったおばあちゃん」か、「頭の回転は速いけど、どうにもならない自己中心的価値観やルールを持っている人」のどちらかと話をしている感じです。

でも、そのときのわたしは過酷な結婚生活を経て、裁判が終わったばかりで、「わたしのことをイケメンとか、好きと言ってくれる人と結婚すべきなんだろうなぁ…。」と真剣にお付き合いを考えていました。

わたし:
「ラグジュアリーな空間が好きとか、このあと六本木で予定があるって言ってたけど、パパ活とかギャラ飲みするとか、港区女子っぽい感じじゃないよね?」
彼女:
「ぜんぜんだよー。田舎から出てきたような女友だちしかいなくて、六本木の景気が綺麗なところに集まってお食事するだけ。次いつ会える?いっぱい遊ぼうよー。こういうところ行きたいなー。」と
スマホで見せてくるのは「椿山荘」「星のや」などの超高級ホテルばかり…。ざわざわ…。

結局、12月16日(土)と17日(日)に、横浜に1泊2日(別室)で旅行にいくことに決めました。展開が早いのか遅いのか、ざわざわ。。。
三半規管が弱いとのことで、私の車を彼女が運転して、下道で行くとのことです。

( もしわたしが彼女の立場だったら、その後の友だちとの予定はキャンセルか延期して、優しいイケメンと一緒にいたいかな…。でも、事前に予約とかしてるんだろうし、いろんな考え方の人いるからね…。)

2時間程度カフェで話したのち、日も沈みかけた18時頃、「じゃあねー。(軽いハグ) バイバーイ!」したのち、彼女は軽自動車で六本木に向かいました。


クリスマスイベントへ

まだまだ年下のかわいい子だと思っていた時期

ちなみに、聞いた話の中で、金融系から金融系の会社へ転職し、デート前日の金曜日(12月1日)が初出社だったらしいです。

その後、極度の心配性(HSP気質なのでなおさらです)で、最高の横浜デートを楽しんでほしいわたしは、LINEでデートプラン(ディナーやクルーズなどの予約)を組むために、アレルギー情報や、好きな食べ物・嫌いな食べ物をいろいろと聞いてしまい、ちょっとキレられました。。。

違和感と頭痛を抱えながらも、このときはまだ素直に反省して、無邪気でかわいい子だなと思っていたのです。

クリスマスイベント編へつづく

これまでほぼ苦難しかない半生でしたが、これからは上がるのみだと信じて活動していきます。苦あれば楽あり。苦労を知っているからこそ幸せに価値を感じるもの。よかったらサポートしてもらえると嬉しいです。