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Kindle Unlimited活用術

1年ぐらい前からKindle Unlimitedを使い始めました。

月額980円。安いと見るか高いと見るかは使い方次第。

ぶっちゃけこのサービス、本好きの人にはお勧めしません。

話題の本や新刊などはほとんどサービス対象外。人によってはクソみたいなサービスとすら思うかも?

ただ地下クイザーにとってはなかなか有用です。月に3冊くらいのペースでこれを使ってネタ探しをすれば、まぁ元は取れるでしょう。

実際にどんな本が無料で読めるのか、私が読んだ範囲でご紹介します。


・溝口敦

いわずと知れた裏社会作家の第一人者。溝口敦の本が全て読めるわけではありませんが、それでも結構な数が読めます。

ヤクザものに限らず、ハンナン事件の浅田満を追った「食肉の帝王」や、細木数子の真の姿に迫った「細木数子 魔女の履歴書」なども読めます。


・北朝鮮

「北朝鮮」と検索して出てくるものだけでも相当な数があって、このジャンルを追いたい人は無料版だけでもかなりの情報量になりますが、個人的に読み物としても面白いなと思うのは、金正日の料理人こと藤本健二が書いた「金正日の料理人」あたりでしょうか。


・事件まとめ系コミック

よくコンビニで見かける安っぽい装丁(笑)の漫画って言ったら伝わりますかね?

情報の精度としてはちょっと雑なのが玉に瑕ですが、この手の本は扱っている人や事件の数が多いのが魅力。まずは調べもののとっかかりくらいな感じで使うのがいいかと思います。

私が利用したものとしては「まんが平成プレイバック」「まんが世界を血で染めた独裁者残酷伝 」「実録衝撃事件暴発人間スペシャル」「まんが日本の殺人鬼たち」などです。


・実話系週刊誌

Kindle Unlimitedで1番お得なのがここらへんが充実していることでしょうか。ご存じ「実話ナックルズ」(通常版の他に姉妹紙の「ウルトラ」も利用可能)の他、「週刊実話」「週刊大衆」「SPA!」「FLASH」「実話BUNKAタブー」「裏モノJAPAN」など、地下クイザーが読みそうな週刊誌は大体読めます。ただし週刊文春は対象外です。

「実話ナックルズ」は地下全般、「週刊実話」は暴力団、「週刊大衆」はエロネタに特化している印象。毎回違ったテーマで特集を組む「裏モノJAPAN」もかなり使い勝手がいい気がします。

「実話BUNKAタブー」はあんまり好きじゃないです(笑)

※最新号だけは無料対象外になっているものもあるのでご注意を


・薬物系

「大麻」「覚醒剤」「麻薬」などで検索して出てくるものだけで色々と出てきます。

個人的にオススメなのは草下シンヤの「実録ドラッグリポート-アジア編」。売人がたむろする危ない街を歩いて実際に交渉しながら売ってもらったり、使用した時の感覚なども詳しく書いてあって、読み物として面白いです。


・セックス系

正直数が多すぎてどれから手をつけていいのかわからない感じ。

1番推したいのは安田理央さんの本なんですが、生憎とそちらはほとんどが対象外。エロ本やAVの歴史を膨大な資料から紐解いた「巨乳の誕生」「痴女の誕生」「ヘアヌードの誕生」などはお金を払っても読む価値があると思うので、一応おススメしておきます。


・・・こんな感じで、後は1冊読んだ後に出てくるオススメからどんどん拾って行けば、よほどの速読家でもない限りは無限に読むものは出てくるので困らないでしょう。


欠点としては、こっちで元を取らんがために、すっかり図書館に行く機会が減ったことでしょうかね。

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