地下クイズ情報交換場について
少し前に地下クイズ用の知識を交換し合う為の掲示板を作りました。
試験的に設置したもので、入室するにはパスワードが必要となっていますが、希望される方には誰でもお教えしています。地下クイズに興味のある方は気軽に声をかけてください。
こういうものを作ろうと思ったそもそものきっかけは「1人で勉強してても夜会には一生追いつけないから、知識を交換し合う場が欲しいな」といった個人的な想いがあったことも否めませんが、その一方で平成最後の地下クイズ王決定戦を終えてみて、そろそろ地下クイズも次のターンに入ってきたと感じたということがあります。
私は表のクイズ会にはあまり詳しくありませんが、例えば子供の頃にテレビで観たクイズ王に憧れてクイズを始めたという人が、段々と力をつけていってやがてクイズ王になる。そしてその人に憧れてまた・・・という流れができるのだと思います。これはクイズに限らず、あらゆる競技において言えることでしょう。
そして地下クイズの世界でも、それを観て「ああ、なんて面白い世界があるんだ。自分でもやってみたい」と思って始めた人間が、番組に出場して決勝まで進むくらいの活躍ができるところまで行ったわけで、そういう世代交代の流れが来たのかなと感じました。
地下クイズはある意味で秘密主義の世界とでも言いますか、「なんでそんなこと知ってるの?」という部分に面白さがあったわけで、それが失われてしまうのは勿体無いことではあるのですが、これは回数を重ねていけば避けられないことで、ここまで来たらもうどんどん情報を共有していく時代に突入していくことでしょう。
ちょっと話が飛びますが、私は将棋が好きでよくネットの中継を観戦するのですが、クイズと将棋にはいくつか類似性が見られることに気づきました。
どちらも頭脳競技であること。
ただしより多くの知識を蓄えたベテランよりも、若手の方が勝つ傾向にある。(現在の将棋界はタイトルホルダーの全員が20~30代)
それはつまり最新のものを常に取り込んでいかないと勝負の場では勝つことができないということを証明しています。
将棋の世界では公式戦の棋譜は全てデータベース化され、他の棋士はそれを自由に閲覧し、検討することができます。プロに成り立ての新四段でもタイトル戦の棋譜を研究して「ここはこうしていれば良かった」と、タイトルホルダーの指した手以上の手を指摘することができる世界です。
地下クイズの世界もこれからそういう風になっていくのだろうと思いますが、まだそういうデータベースなり、情報交換する場なりが地上クイズに比べて十分に整備されていない状態に思えますので、まずは試しに場を作ってみるかと思った次第です。
クイズアプリなどを使ったオンライン例会の開催なども考えておりますので、是非ご利用ください。
では最後にクイズを1つ。
Q:その内容はクレジットカードの請求書に書いてあった記号の羅列を適当に組み替えたものである、地下クイズプレイヤーの神保が2019年に設置した地下クイズ情報交換用掲示板にログインする為のパスワードは何?
①jpo971nnto
②wojt120120
③8ugnso901
どれか1つが正解です。