神秘の祭りとロックンロールが奇跡の邂逅!屋久島の夏祭りでがたやん&T坊が大奮闘?!
こんにちは,みなさん!永田洋一です。今日は,鹿児島県の屋久島で行われる特別なお祭り,「御神山(ごしんざん)祭り」についてお話ししようと思います。
「御神山祭り」とは,山の神に感謝し,里の人々の平和を祈る,神聖な儀式が行われるお祭りです。屋久島の山岳信仰に基づく伝統と文化の継承を大切にし,毎年夏に開催されている素晴らしいイベントなんです。
まずはじめに,白い装束に身を包んだ若者たちが,美しい白谷雲水峡の益救(やく)雲水で「お水取り」の神事を行います。このお水は大切に里に持ち帰られ,祭り会場には立派なやぐらが組まれます。やぐらの上から,榊でお神水を振りかけ,無病息災や家庭の安全を祈願する儀式が行われます。
その後,やぐらに組み込まれた丸太に巻き付けた縄を引くことで,火が点火されます。この火は山の神様を招くためのもので,神秘的な雰囲気に包まれる瞬間です。そして最後には,かがり火に矢を打ち込んで点火し,山の神を迎えるのです。屋久島太鼓の響きとともに,神事は幕を閉じます。
そんな素晴らしい祭りの最後に,実は舞台上で演芸が行われます。夜9時からの10分間,まずは舞や踊りが披露され,その後,私たちの出番です。久しぶりの舞台に少し緊張しますが,ギターとハモニカのコンビ「がたやん(私ががたやん)&T坊」で,T坊の作詞・作曲オリジナルソング「宮浦サマー」を演奏しました。
演奏中は派手なうちわの応援と声援が響き渡ります。この曲は,小学校の校歌をモチーフにしたオリジナルソングで,「知恵出せ・汗出せ・力出せ」というメッセージが込められています。この声援の持ち主は……。そう,小学校の保護者の皆様&子どもたちです。
演奏が終わると,地元小学校の子どもたちが舞台前に大勢押し寄せてきてくれました。歌手になった気分で,子どもたちとのハイタッチの交流が始まります。この瞬間こそが,教師冥利というものなのかもしれません。
ギターのストラップが切れる!という,ちょっとしたハプニングも含めて,この歌を御新山に捧げる気持ちで演奏しました。屋久島の御神山祭りは,山の神々への感謝と,音楽,子どもたちの笑顔が交差する素晴らしいイベントです。皆さんもぜひ,屋久島のこの夜の,この雰囲気を感じてみてくださいね。それでは,次回の更新まで,永田洋一でした!
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