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Nobody's fault
3/2、ツアー初日の福岡公演にていきなり発表された、6/15-16の東京での追加公演。
ただの追加公演ならわざわざ遠征しようとは思わなかったのですが、場所が東京ドームと聞いて、これは何としてでも見届けなくてはと決意を固めました。
春のツアーは全公演が完売しており、大きな東京ドームとはいえ追加公演のチケットは簡単には取れないだろうと覚悟しておりましたが、早めの段階で無事に確保することができました。
そんなわけで、1月末の小林由依卒業コンサート以来の東京へとやってきました。
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2年前に来た時もそうでしたが、東京ドームとなると人の量がケタ違いです。
入口やグッズ売り場付近は身動き取れないぐらいに溢れてました。
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場内も人でぎっしりです。
(※座席の様子は終演後に撮影許可が出てから撮影しました。)
歴代センターとユニットが織りなす多面性
セットリストは、春のツアーからいくつかの入れ替えがありました。
公演のスタートには天ちゃんが1人で登場し、序盤は天ちゃんセンター曲で構成。
ツアーでは本編ラストに使われていた『何歳の頃に戻りたいのか?』を初っ端に持ってきたことで、ツアーとは流れが違う、この後はどうなるんだろう?と非常にワクワクさせられました。
中盤では、ツアーにはなかった『Nobody's fault』『流れ弾』『桜月』といった表題曲がセットリストに入りました。
こちらは、初めてライブに来た人たちや海外からのBuddiesに櫻坂の代表曲を顔見せしておく意味合いがあったのでは、と思います。
(実際に、『桜月』や『流れ弾』には「和」を想起させる演出が盛り込まれていました。)
歴代のセンターが1人ずつ登場しながら曲に入っていく様子を見て、それぞれが持つ空気感、それらが積み重なってできる櫻坂というグループの多面性を改めて感じました。
また、ツアーには間に合わなかった8thシングルのユニット曲をドームで披露することになったのも、特別感があってよかったです。
女子高生のいで立ちで現れた『真夏に何か起きるのかしら』は、Buddiesからの人気も高そうでまた披露されるのではないでしょうか。
ライブで進化を続ける楽曲たち
本編の終盤においては、櫻坂の「強さ」を感じさせる怒涛の畳み掛けが始まります。
『油を注せ!』や『マンホールの蓋の上』は春のツアーで存在感を高めた曲で、これまでなかなか定着しなかったクラップを効果的に取り入れることで会場のボルテージと一体感がどんどん高まっていきます。
『静寂の暴力』も消灯と沈黙がすっかり定着し、ドームが音ひとつない暗闇に包まれる様は圧巻でした。
『BAN』は表題メンバーとBACKSメンバーが掛け合う『スペシャルBAN ver.2』ともいえる新機軸で会場を沸かせ、『承認欲求』や『Start over!』はイントロが始まるだけで場の空気を一変させます。
『BAN』以外の楽曲はこの1年の間に発表され、ライブで披露されながら進化を続けてきました。
それらの曲だけでこの終盤の畳み掛けが成り立ってしまうのが、今の櫻坂の強さであり凄みだと思います。
さらなる高みを目差して
自分たちの力でまた東京ドームに、という目標は、いささか早く実現してしまいました。
そうなると次の目標が気になりますが、メンバーの口からは「ここが終着点だとは思っていない」「さらなる高みを目指して」といった言葉が聞こえてきました。
次の目標が何か、はまだ定かではありませんが、東京ドーム公演を終えたところで燃え尽きてしまう心配はなさそうです。
両日のアンコールでは早速、「次」としてBACKS LIVEと4th YEAR ANNIVERSARY LIVEの開催が発表されました。
どちらも前回が大成功に終わり、次に挑むメンバーにとっては期待値のハードルが高まり大変なのは間違いないでしょう。
しかし、そんなプレッシャーを毎度はねのけ、自己ベストを更新し続けてきたのが今の櫻坂です。
むしろ期待は彼女たちにとって大きなパワーとなるでしょう。
「他人のせいにするな」と自身に言い聞かせてきたグループは、自らの手で居場所を勝ち取り、そしてこれからも前に進もうとしています。
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