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【遠征記】佐藤颯汰の現在地 バレイン下関

以前から行ってみたかったものの、なかなかタイミングが合わなかったバレイン下関の試合をようやく観に行くことができました。

まずは新幹線で新下関駅へ。

新下関駅は、山陰新幹線用?のホーム(レールなし)と、保線基地に繋がる回送線がある珍しい構造になっています。

ここで在来線に乗り換えて、小月(おづき)駅に向かいます。

バレイン下関のホームゲームが行われる乃木浜総合公園は、下関の中心部から北東に離れた場所にあります。

地図の左下あたりが下関の中心部

下関駅からバスで行くことも可能なのですが、やや時間がかかるため、今回はより近くの小月を経由することにしました。

小月駅で下車して10分ほどバスに乗ると、乃木浜総合公園の最寄りのバス停に到着します。
ただ、最寄りとは言っても、公園まではここから15分ほど歩く必要があります。
今回は調査も兼ねて公共交通機関を利用しましたが、乃木浜に行くなら基本的には車一択という感じです。
公園内の駐車場もじゅうぶんな広さがありますし。

こんな感じの道を歩いていくと、公園内のグラウンドに辿り着きます。

福山シティのバス(カッコいい)

金網越しで伝わりづらいかもしれませんが、座席のあるメインスタンドのみ開放されています。

出店もいくつかあったので、試合前に腹ごしらえ。

クジラステーキ串なるものがあったので食べてみました。
鯨肉を食べたのは初めてだったかもしれません。

試合開始が近づいたところでスタンド内へ。

福山側(ビジター)
下関側(ホーム)

普段は300〜400人ほどの集客のようですが、公式記録によるとこの日は1250人も集まったようで、メインスタンドは観客でいっぱいでした。

そして今回のお目当てでもある、元ギラヴァンツ北九州の佐藤颯汰。

この日もスタメンだったのですが、久しぶりに見た颯汰のポジションはFWではなく右SBになっていました。

手前の23番が佐藤颯汰

後ろからの攻め上がりを期待していたのですが、相手の厳しい守備でチームがなかなかリズムをつくれず、颯汰も前に出づらそうな様子でした。
一度だけ攻め上がって惜しいシュートを放ったシーンがありましたが。

後半に入って10分ほど経ったところで、颯汰は途中交代。
負傷してしまったようで、試合後もアイシングをしながら歩いていたので、今後に響かないか心配です。

試合は、後半開始早々に下関がセットプレイから先制したのですが、終了間際に失点。
そのまま引き分けで終わりそうだったのですが、下関がラストプレイでPKを獲得して、それを決めたところで試合終了のホイッスル!
劇的な勝利となりました。

試合後は福山の選手たちもホーム側に挨拶に来て、声援を送られていました。
いい光景ですね。

中国サッカーリーグは残り1試合で、福山の優勝がすでに決定。
下関は現在4位で、次の相手が勝ち点で並ぶ3位のベルガロッソいわみなので、勝てば3位に浮上できます。
ただ、1つ上のカテゴリであるJFLへの昇格の望みはすでに絶たれてしまっています。

毎年上位にはつけるものの、優勝経験はまだないので、まずはここを勝ちきるだけのチーム力をつけるのが全国へのステップかなと思います。

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