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捨てなきゃよかった〇〇
2.スケバン刑事のヨーヨー
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・・・どうして捨てちゃったかなぁ~と、思い出す度に後悔しております。
1985年に実写ドラマ化された漫画『スケバン刑事(デカ)』の主人公・麻宮サキのヨーヨーです。記憶をたどるとこんな感じでした。
初代の麻宮サキ役は斉藤由貴さん。頭の高い位置で結われたポニーテール、首すじにはふわふわとしたおくれ毛、今見ても可愛いぃぃぃ💕しかもその役柄はキリっとしていてかっこ良い。憧れました✨おまけに敵を倒す武器がヨーヨーだなんて、小学生視聴者には垂涎のシロモノでしょう‼️
私が持っていたヨーヨーは蓋が片手で開閉できるようなリアルなものではなかったですが、紐だけは本編と同じく細い鎖でした。蓋を開けば通称「桜の代紋」がお目見えします。ただ、この代紋がぺらっぺらのイラストだったもんで、あちこち探しまわって手に入れた立体的な代紋に張り替えました。子どもながらにこだわりがあったんですねぇ・・・。
あの頃は「スケバン刑事」のヨーヨーが色々と出回っていましてね、立体的な代紋は直径3㎝くらいの小さいヨーヨーの内部に入っていました。小さくて鎖ではなく紐だったけれど、開閉できる蓋がちゃんとついていて桜の代紋は立体的・・・おや?今思うと、そっちの方がレアだったんじゃなかろうか?残念ながら、代紋を取り換えてしまった後はお役御免とばかりにどこかへ行ってしまいました。
月日が経って大人になると、なぜか子どもの頃のおもちゃを捨ててしまうんですねぇ・・・。どこに行ったかなぁ~ではなく、このヨーヨーを捨てたことはしっかりと覚えています。だって、ご丁寧に鎖だけ外して捨てましたもん。あんなに心血を注いでカスタマイズしたお気に入りのヨーヨーを何故捨ててしまったのか。そしてその鎖を何に使うつもりだったのか。
・・・自分で自分がわからん。
捨てて後悔したものがこれまでの私の人生にはたくさんあります。だからどんなに断捨離を勧められてもゴミ以外は捨てないぞ!と心に決めておきながら、自分の子らが遊ばなくなったおもちゃは無心で捨てるこの矛盾。
そのうちまた後悔するんだろうなぁ。
斉藤由貴さんの「白い炎」を数十年ぶりに聴きながら、そんな思いに駆られる懲りない私なのでした。
(おしまい)