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神さま、かもしれない

最近、我が家のみどりちゃんがとても生き生きしている。

我が家のみどりちゃん(幸福の木)

『幸福の木(ドラセナ)』です。
実家の親木から剪定され、独立再生した子どもです。かれこれ10年以上は生きています。
剪定後に水に挿すと根が生えてくるなんて、なんと頼もしい観葉植物なのでしょう!

なのに、生命力にあふれたこの子を、私は何度も枯らしそうになりました。水やりはしてたんですねけどねぇ・・・。水のやりすぎもいけないそうなのでほどほどにしていたら、みるみる葉っぱがぐったりしていった夏の日。
せっせと水やりしても、鉢を大きめに変えてみても”一応生きています”くらいの元気さで葉っぱの色も黄色くなっていき、私にはお手上げでした。
そもそも私は植物を枯らしがちなので、我が家にもらい受けたことをみどりちゃんに詫びる日々を送っていました。

ところがある日、近所に住む遠い親戚からあるものをいただきましてね。いただいたはいいけれど、どう扱ってよいかわからず途方に暮れていたのです。それがこちら。

陶器のこけし6体

こけしです。
あ、ど真ん中の卵の殻はお気になさらずに。調理中きれいに割れたので洗って飾ってあるだけですので。
男女1対が3組、6体の陶器でできたこけしです。たぶん。
親戚のおじさんは只今断捨離の真っ最中らしく、いろいろと見繕って我が家に置いて行かれました。これはその一部です。
うーん、参った・・・と、正直思いました。
いろんなモノを捨てずに持っている私ですが、さすがにコレはどうしてよいものやら悩みました。かといって捨てるには忍びなく飾る場所にも苦慮しまして、仕方なくみどりちゃんの足元に箱庭のごとく飾ることにしたのです。

すると、どうしたことでしょう❗
この冬のさなか、室温が10℃を下回るというのに葉っぱが生き生き青々と元気なのです‼️
日なたに置いているわけでもない、水やりも忘れがちなのに、ぴんっと張った葉っぱの美しいこと✨
これはこけしたちの御業か何かか?と思わずにはいられません。まぁ、こけしを置いたことで土の表面が乾かずに済んでいるのかな?とも思いますが。
どちらにせよこけしたちのおかげ様ということで、おじさん、ありがとうございました。

(おしまい)

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