DEAR FRIENDS_自叙伝1994年_03「OURS」レコーディング
1994年スケジュール
【PERSONZ tournee de concert en 1994 Rose des sables ~砂の薔薇~】
05月19日 大阪厚生年金会館
05月20日 愛知県勤労会館
06月02日 東京厚生年金会館
06月03日 東京厚生年金会館
1992年からバンドの体制が変わり、メーカーも移籍して必死の2年間。
2年間はレコーディングに追われツアーは少なめ。
年に3本、4本だもの。
1994年の2月までは8thアルバム「砂の薔薇」のレコーディングがあり、6月には4本のツアー。その後8月からは休む暇もなく9thのレコーディングに入ります。
当時の曲のノルマはどうだったかというと…
メモが残ってました〜
9thアルバム「OURS」
東芝EMIからの9thアルバム。
ALL LYRICS JILL
01. VENUSの憂鬱 /music 渡邉貢
02. Face to Face /music 渡邉貢
03. Experience in my Dream /music JILL
04. Bitter Tears / music JILL
05. Stay as a Friend~友達のままで~ /music 渡邉貢
06. Famous for 15minutes /music JILL
07. ハートに火をつけて /music 藤田勉
08. Ambivalence/music /music 渡邉貢
09. For Two of Us /music 藤田勉
10. VICTORIOUS /music 渡邉貢
11. 勇気あるメロディー /music 渡邉貢
まず「OURS」のレコーディングは超難産!!!!!
プリプロを重ねて、最後は軽井沢の合宿レコーディング。
この合宿、当初は利便性を兼ねたものだったのに最後には産みの苦しみを倍増させることになります。
時間があり過ぎるというのも逆効果という…
下のスケジュールを見ると、まぁ、8月と9月の四角いところが軽井沢。
レコーディングに3ヶ月はかかってたのねぇ。
1994年の6月の「砂の薔薇」ツアーの厚生年金会館が終わると、すぐ曲作り。7月下旬には軽井沢でレコーディングスタート。
8月にはシングルTDを終わらせて、また下旬から9月は軽井沢。
それが終わるとTD。
砂の薔薇レコーディングとツアーひとりダイアリーが前回のように続いていたので、ここはそこからスタート。
1994年8月3日
9th Album の レコーディングで 7/31から軽井沢に来てます。
東京以外、そして国内となると久々です。
なんかスタジオに行く時間が省かれてGOO〜です。
集中できるし、時間もスムーズな流れ。
昨日、夜、曲のラインがだいたい出て、11曲かな?
歌詞はまだ1曲しか出来てないけれど気持的には良いものができる!ってFeelingです。
しかし、夏、軽井沢、とても気分の良い日々です。
1994年8月7日
ヒョェエエ〜!
なんと軽井沢でスタジオから一歩も出ない生活のおかげで
10曲、歌詞が出来たぁー!
ここに来るまでなんにもプランをたててなかったし
不安だったけど、出来た!
なんか今までの自分の歌詞とはちょっと通う感じがします。
(合宿の良いところは集中できることかな…1週間外出なし!だったようです)
1994年8月8日
今日は歌詞も一応出来たので
皆さまのお許しを得て旧軽まで気ばらしに出かけました。
なんだかスゴイ人出でした。
8月の終わり頃はめっきり人が居なくなるんだろうけど…。
戻って来てから、おみやげに買ったケーキを皆んなで
テラスで 食べてTEA BREAK。
涼しいのよ、なんだか今日は…
ちょっとジメっとはしてるけど…
(私はひとりちょいと外出。軽井沢はアマチュア時代、叔母の喫茶店を手伝っていたり、親戚の別荘があったので来なれた場所。とは言ってもメインストリートをつらっと歩くぐらいでしたが…)
1994年8月17日
WOODSTOCKに来てもう18日間になります。
レコーディングはスムーズにいっているようです。
2日前にはTVで25年ぶりのリアルな「WOODSTOCK」のイベントをやってました。なんか、軽井沢の WOODSTOCKに居て NY州の WOODSTOCKを観てる図というのも面白いです。
9thはたぶん今までの中で一番イメージの違うアルバムになりそうです。
只今、タイトルを考え中。
けっこう悩んでます。
軽井沢に来てからも週2日ぐらいはトレーニング。
今日もフッキンがきいて
痛いよぉー
1994年9月11日
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