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DEAR FRIENDS_自叙伝2002年_「HOME COMING」


2002年のスケジュール

01月25日 渋谷CLUB QUATTRO
【Wanna party ? version 1.0 Decolated by PERSONZ】
02月06日 新宿LOFTKEITH Presents GROOVIN’NIGHT VOL.5】
04月27日 新宿LOFT【THE COVER SPECIAL】
07月28日 熊本八代イベント「がらっぱ音楽祭」
05月25日 名古屋E.L.L【Wanna party ? version 2.0】
10月15日  BLITZ 中山加奈子企画『BALLROOM BLITZ Vol.00』
08月02日 新宿LIQUID ROOM【Edge Flowers Night】
08月04日 名古屋E.L.L.【Edge Flowers Night】
11月20日 名古屋E.L.L.【HOME COMING】
11月22日 渋谷CLUB QUATTRO【HOME COMING】

12月04日 下北沢CLUB251【BLUES LION’S CLUB】


元旦

長崎でカウントダウンの翌日には、長崎から羽田に着いて、その後すぐに新幹線に乗り、新潟に帰省。
朝、目覚めれば、白銀の世界!雪のお正月もいいもんです。
めずらしく大雪の元旦でした。

従兄弟と雪だるま〜
いやぁ〜んみたいな顔 笑

で、2日には東京に戻ると、
へっ?
なんと水道が出ない!
うっそ〜〜〜〜〜!!
どうなってるん!このマンション。
と言うわけで、急遽、渋谷のホテルに避難。
なんだかんだとこのマンションとはこの後もバトルを繰り返すわけです。
雨漏りに水道停止。
結局、クレームつけて修復して翌日には戻れたけど、他の住民はどないなってん?と渡邉くんと話してたのを覚えてます。
まぁ、お正月なので皆さん居なかったといえば、そーだけど。
ライフライン止まって、平気でいれませんから。
子どももいるのに。怒り!
正月早々、大変な展開でした。


新潟土産なり

PtoP会報version16.0「START AGAIN! EIJI TANAKA&PERSONZ

新年早々、発行された会報を見て驚かれた方も多かったと思います。
前年よりそんな気配はしていたとはいえ、またまたファンの方にはご心配をかける事となりました。

ここは、やはり当時の私たちの言葉が一番説得力があると思いますので、新年の会報に掲載された私と田中くんのコメントを読んで頂けたらと思います。

From Eiji's Message

皆様お久しぶりです。田中です。突然ですが皆さんに伝えなければならない事があります。「97年からパーソンズの正式なメンバー(ギタリスト)として活動してきましたが今年4月のライブを最後にパーソンズを脱退する事を決意しました。
理由を簡単に説明すると、より自分らしい音楽の表現を模索するためです。約5年ほどバーソンズのギタリストとしてやってきたのですが、その中でギターのスタイルや音楽の考え方など様々な面で変化し成長してきたと思います。
またミュージシャンとしても少し自信がついた部分もあり色々とやってみたい事も増えてきました。
そんな中で新しい事にチャレンジ出来るのは今しかないし、逆に言えば今まで表現出来なかった事も今なら出来るかも知れないと感じました。
パーソンズでの田中詠司も本当の自分なのですが、僕の中にもう一人の自分がいて、その人を何処かに置いて来たまま自分のある部分だけが成長してしまったような感覚になってしまい、本当に自分が求めている音楽や、音楽への関わり方をもう一度真剣に考えてみるべきだという結論に達しました。
今後、パーソンズを離れてどんな形で音楽に関わっていくかは、まだはっきりと言葉には出来ませんが何らかの方法で僕個人としての音楽を追求していこうと思っています。
新しくバンドを作って、そこでギターを弾いているかも知れないし、今までやって来たこととはまったく違うジャンルの音楽をやっているかも知れないし.....まだまだ考えなければならない事は山ほどありますが、とにかくすべての事をフラットにして本当に自分らしい表現のしかたを見つけたいと思っています。
ただ、今後も音楽をやっていく事だけは確かです。
そのために前向きな決断なので理解して貰えればと思っています。パーソンズでの5年間はギタリストとしてだけではなく色々な意味で勉強になりました。
メンバーの皆さんやファンの皆さんにはとても感謝しています。最後にこれまで応援して頂き本当にありがとうございました。また、いつかどこかでお会いする日を楽しみにしています。
田中詠司

2002年会報より

DEAR PtoP MEMBERS

さあ、今、何を語ろう.....
まず、ここ数年、PERSONZの動きが年々滞っていくようでと御心配だったファンの方々.....
そしてnew album は毎年リリースされても、それに伴うライブの本数がどんどん減ってしまい内心ヤキモキ状態だったファンの方々も、今回の田中くんの脱退をどう捉えるでしょうか?

その周辺事情を語る前に少々彼との時間を遡らせて下さい。
田中くんとは1995年3月1日のリキッドルームからの付き合いです。最初のオーディションの時のパワーコードで一発ジャァーンという感じがすごく良くて手伝って貰うようになり、数本のライブと[GENERATOR」のアルバム参加を経て、[GUARDIAN ANGEL」から正式にPERSONZに加入して貰いました。
思い返せば5年前の加入当時の彼はほんとうに初々しくて、PERSONZ以前の唯一のキャリアは結成後いきなりのデビューを飾ってしまったガラパゴスというバンドの経験のみということもあり、ライブ経験も少なかったこともあって、PERSONZ加入後はいろいろな場面で戸感いも多かったんだと思うけど、私たちもそれをすべて承知で彼と共に再度、バンドというスタイルを構築しようと試み新たな道を踏み出したのでした。今考えれば、ほんとにその作業の行程自体はとっても楽しくて、田中くんはとにかく無我夢中で突き進んでいたし、私たちも久し振りにバンドで「音」を作っていく過程が素晴らしいと思えて充実していたのですけどね。
でも、それも数年間続けていると、そのうちバンドはもっと、もっと!とメンバーそれぞれのプレイカに要求が増えていくことになり常にワンランク上の表現力を必要とするようになりました。

もちろん、それは田中くんに限ったことではなく、私も渡邉も藤田も同じく課せられた課題で、多少ベースとして違うのはそれまで背負って来ている過去の年数だということだけだったと思いますが、とにかく田中くんは途中からかなり自分のギターサウンドのスタイルに悩みを持っていたように感じました。

加入当初はある意味では何も考えずにがむしゃらにギターを弾いている姿がクールだったのですが、彼が成長過程として自分のギターに直面すればするほど、悩みは如実にプレイに迷いとなって現れ、バンドとしてのアンサンブルにもいろいろと影響しました。
その月日の中、この文章の冒頭の話しに戻りますが、バンドとしてライブをこなすことや通常通りレコーディングをこなすことが難しくなり、特にライブ活動だけはどうしてもコンスタントに組み立てることが出来なくなってしまいました。
ほんとうにバンドは生物です。
そう考えればいろいろあって当然。良い時もあれば悪い時もある。そんな季節の繰り返し。だけど、個人のプレイカを培って、個々の練習を厳しく積み重ねることによって、努力し成長できるし、実際、そうゆう時を乗り越えて行ける月日がバンドを作ってゆくことなのだと思うのです。
田中くんに限らず、藤田にしろ、渡邉にしろ、私にしろ、スランプもあれば好調、不調もあるわけです。それだけは皆同じ。ただ、そこをどう考えて自ら進む道を選択して進むかはそれこそ個人の問題です。
一緒にプレイしてきた月日はとてもお互い大切なものだし、きっと積み重ねてきた成果もある。
それを信じて、また新たな試みをしようとしている彼の脱退をみなさんも是非、今回の会報を隅々まで読んで感じて下さい。
なんか彼とも話してたんだけど、お互い湿っぽいのは嫌だねって言ってたんだよね。だから良い思い出と、これからの彼、PERSONZの進む道にとにかく祝福あれ!ということで、今回のタイトル「Start Again!!!Eij Tanaka & PERSONZ!』を名付けました。

それと、今後のPERSONZは現時点ではギタリスト不在のまま進む予定でいます。確かにギターはPERSONZにとって何よりも大切なポジションです。メンバー3人もそれは心から理解していますしバンドの「音」にとってもギターの響きは必要不可欠な要素だと思っています。
でも、いつまで経ってもそこばかりに固執していると、バンド自体が機能しなくなり身動きがとれなくなるというジレンマも同時に抱えているので、ここはひとつ....単に考え方の問題なのですが、これからは自分達のその時にやりたい「音」がもっとも必要とするギタリストと共に単発でプレイしてゆく方向性を考えています。
2002年はライブも定期的に行いたいし、ツアーも実現させたい。バンドがもっと皆さんの前に現れて動いて行くために、もう少し、メンバーそれぞれが課せられた自分達のプレイや作業以外の心労を減らし、お互い肩の荷をおろして、もっと身軽にフットワークを整え、とにかく今のPERSONZが一番良い状態でライブの本数を増やしてゆくことを何よりも大切なことだと考えようと思っています。

皆さん、田中くんの今後の未来とPERSONZのその後の未来への新たな試みに関しまして、多大なる御理解と御支援のお心をそれぞれに向けて大きな期待としてエールして下さいますように、心から願っております。
2001年12月吉日
それぞれの素晴らしい旅立ちをお約束して..
FROM JILL

2002年会報より

リハーサル

新年も気がつけば、そんなこんなであっという間にクアトロのリハとなります。「Wanna party?」は私の誕生日に行うこともあって、企画ありきのパーティーにしようと考えました。バンドの重い枠を取っ払って、楽しくやりたいというコンセプトでした。
楽しい企画にはゲストを、と、キース、山下久美子さんをお招きして、会報だけでお知らせした田中くんのことをちゃんと本人も交えてお伝えするために田中くんもゲストに呼んで、何もそこには滞るものはないというスタンスでパーティーを打ち上げました。
結果、この企画のおかげで、ずっとライブで重い雰囲気を背負って来た枷が外れて、皆、良い意味で解放されてライブをする事が出来ました。

ゲストのキースとリハーサル
あら、これは番外編です
昔取った杵柄!
いや、ライブではやってないから💦
これもありません💦

グッズのTシャツ

Tシャツのデザインは私。
モデルは勉ちゃん。

娘が着たい!と着たら、ブカブカ 笑

着ちゃった!

01月25日 渋谷CLUB QUATTRO

【Wanna party ? version 1.0 】

クアトロ当日。
この日は決心も新たにライブ前に3人でアー写を撮りました。

ツインドラム
スペシャルゲストの山下久美子さんと
田中くんも参加です

カバー曲を含めて、19曲。
フィナーレはPERSONZの楽曲の中でも田中くんのギターが一番色濃い、「NOBODY’S PERFECT」で終わりました。

このwanna party?の時に、田中くんをゲストとして紹介しました。
彼とのバンド内での関係は当時かなり悪化していて、やはりプロデュースする側の渡邉くんとプレイする側の田中くんのギタリストとしてのスタイルや彼の応用力や許容がPERSONZにおいてはすでに限界で、バンド内ですれ違っていたことが原因です。
私は当時、レコーディングのプロデュースからバジェット、すべての制作を引き受けて苦しんでいる渡邉くんにもう少し楽になろうよ...とアドバイスして新たな局面に踏み出そうと提案しました。
田中くんとは私が直接会って、昨年の4月を最後に会報にての脱退宣言となってしまったことがとても残念なので、是非、脱退後になってしまうけど、今回のライブにゲストで出てくれないかと依頼しました。

彼も今まで応援してくれたリスナーのことを考えて快く了承。
いろいろあったけれど旅立ちの日、打ち上げの席ではみんな気持ちよく酔えました。
そしてPERSONZは新たな展開を模索し始めるのです。

それにしても初めて『SINGIN’』をすでに歌っていたんだねぇ。感動的です...

01月25日 渋谷CLUB QUATTRO
【Wanna party ? version 1.0 Decolated by PERSONZ】

(Gu.石垣愛/Ba.渡邉貢/Dr.藤田勉)
01.MODERN BOOGIE/PERSONZ
02.ROCK AND ROLL IS DEAD/LENNY KRAVITZ
03.IMMIGRANT SONG/LED ZEPPELIN
04.IT’S ONLY ROCK’N’ ROLL/ROLLING STONES

(Gu.石垣愛/Ba.渡邉貢/Dr.藤田勉/Dr.KEITH_ARB)
05.ボートピープル/ARB
06.ROCK AND ROLL AIR MAIL/ARB
07.TWO HEARTS/PERSONZ

(Guest Vo.山下久美子/Gu.石垣愛/Ba.渡邉貢/Dr.藤田勉)
08.MAYBE CRAZEE/PERSONZ
09.TONIGHT/山下久美子
10.愛の賛歌/越路吹雪

(Gu.石垣愛/Ba.渡邉貢/Dr.藤田勉)
11.TIME AFTER TIME/CINDI LAUPER

(Gu.石垣愛/Gu.田中詠司/Ba.渡邉貢/Dr.藤田勉)
12.DREAMING/BLONDIE
13.GENERATOR/PERSONZ

(Gu.石垣愛/Ba.渡邉貢/Dr.藤田勉)
14.PRECIOUS LOVE/PERSONZ
15.DREAMERS/PERSONZ
16.FUTURE STAR/PERSONZ
ENCORE
17.SINGIN’/PERSONZ
18.DEAR FRIENDS/PERSONZ

(Gu.田中詠司/Ba.渡邉貢/Dr.藤田勉)
19.NOBODY’S PERFECT/PERSONZ


本番、スペシャルゲスト、久美ちゃんと盛り上がりました!
キースがサプライズでバースデーケーキを持って登場
42歳となりました🎂
最後は3人でファンの方たちにご挨拶。
笑顔で終われたライブでした。
打ち上げ
スタッフとキースと

RECリハーサル

ライブを終えて、プリプロをしがてら新しいアルバム制作に入りました。
曲作り。歌詞作り。
とにかく先に進もうとすぐ制作にとりかかりました。
1月30日には「SINGIN’」をトラッキング。
この間のライブでやった曲。
あの時もよかったけど、レコーディングでは、また違う味わい。歌詞も一度、胸に入れて、数カ所手直しを致しました。

スタジオでゆるい癒し。
娘と私のモンキーポーズ。

02月06日 新宿LOFT

【KEITH Presents】


GROOVIN NIGHT VOL.5


1月25日からすぐ、今度はキースのお誕生日。
私が「魂」ケーキをサプライズしました。

魂ケーキ!
魂、樽酒も〜
藤沼氏と渡邉氏


入園準備のアップリケ

入園を前にお母さん作業、頑張りました!

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