私、PERSONZのJILLと申します
私、PERSONZというROCKBANDのボーカルJILLと申します。
PERSONZは1984年の結成から今年で結成38年になるバンドです。
現在も尚、オリジナルメンバー4人で平均年齢、還暦!ながら元気にバンド活動を続けています。
PERSONZは80年代のバンドブームに後押しされ、そしてドラマ「ママハハ・ブギ」のタイアップに「DEAR FRIENDS」が起用され、一気に全国に知られるようになりました。その他にも、90年代には東宝アニメーション映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の主題歌に「sayonaraは言わない」が起用されたことで、より多くの方々に私たちの作品が届いていきました。
歌うこと、作詞作曲、ステージ、これらは間違いなく38年間、私の居場所であり慣れ親しんだテリトリーでした。
しかし62歳を超えた今、まだまだ多方面に自分の居場所を広げていきたいという意欲が沸々と湧きあがり、その思いがここにきて活性化している最中です!
音楽では、ソロ活動として「三味線JILL屋」という和楽器ユニットの活動を5年続けております。
お歌お太鼓:JILL、
三味線お太鼓:七重、
三味線:いぶ姐師匠、
3人のメンバーで三味線の演奏に乗せて端唄をROCKの味つけをプラスしてアレンジして披露したり、PERSONZの楽曲を三味線の編曲にて意外な和テストで表現しています。
それはバンドの活動とは違うスタンスではありますが、これからも個人的なライフワークとしてゆったりと各地を回ってライブを開催したいなぁと考えています。
同時に個人的な創作活動も尽きることがありません。
この緊急事態宣言中はこれまでになかなか持てることのなかった個人の時間が出来たので、一人で表現することに生きがいを見つけて、数々のデザインを書いたり、衣装などをリメイクして作品を創ったり、PERSONZの曲を題材にセルフ撮影でミニMVを創ったりと、バンド活動とは対照的に、ひとり単位で楽しめる自分の「好き」という場をどんどん増殖させています。
ROCKはルールやHOW TOがないから夢中になった世界
とにかく興味あることは自己流でいいからやってみよ〜!の精神で、このnoteにも辿り着きました。
今後、私の創り上げる多分野に渡っての活動をひとつにまとめられるのではないかと、このnoteという場所を見つけられてワクワクしてます。
ミュージシャンというジャンルに留まらず、いろいろな作品を創るクリエーターとしての活動記録も兼ねて、このnoteをポータルとして、私からの発信をどんどんしていきたいと思っています。
noteでお伝えする内容を少しお伝えしましょう。
まず、ROCKバンドで生活し続けるということ
ここから生まれるエピソード。
バンドで生きていくという事は、これはもう特異な職業ですから、誰でもやれるわけではなく、どこそこの学校を出れば出来るってものではありません。
じゃ、どうしてミュージシャンになれたのか?
どんな道を進んできたのか?今はどうやってどんな思いでバンドやっているか、そして個人の表現の世界で暮らしているのか?
過去の自分のチョイスも辿りつつ、正しくも失敗も多かった私の今に至る人生の自叙伝的なエッセイもこのnoteで書き綴りまとめたいと思います。
そして、そのバンドをやってきたこと、プラス!
私だってひとりの女性!
38年間バンドを続けながら
結婚も出産も子育てもしてきました。
それは華やかに見えるミュージシャンの姿とは違ってごく普通の生活です。
PERSONZで歌詞を300曲以上も創作し、歌ってきた傍には、家族の衣食住を賄う主婦だったり、母だったり、嫁だったりの日々があったのです。
育てたひとり娘は今年で24歳。もうすぐ嫁いで行きます。
私も長きに渡る母親業から開放され、自由に使えるひとりの時間をたくさん持つことが出来るようになります。
熟年の時期がやってくる
これからは自分の人生の総仕上げの時期とも言えるでしょう。
若かりし頃は、バンド一筋で、特に他に趣味もなく、人見知りの強い私はテリトリーの外に出ることはしてきませんでした。
でも今、運命は様々な課題を熟年期の私に投げかけ、
「テリトリーを超して冒険をしていいんだよ!」
と言ってくれているような気がします。
相変わらず衰えない好奇心。
人生の経験も豊富な年齢に達し、楽しみながらも自分の創作に費やす時間は若い頃より少し余裕ある気持ちと、この先、誰もが同じ、限りある人生を考える時期にも達し、ちょうど第二の人生のはざまにいる今現在の私が、
「80年代にバンドをやる!」と見つけた時の衝動のように、まだ見ぬ未来の扉を開く場所に、再度立っているのです。
ここに辿り着くまでの若くてバンド魂だけに燃えていた過去の自分のエピソードや、これからの熟年期の夢を再び進もうとする私の人生…
すべてを含んで、今の私、PERSONZのJILLが存在しています。
私はデビューしてから、バンド以外は他の仕事はしたことがありません。
しかも歌は独学。
なにか特別な資格があるわけでもありません。
なにもないから生み出すことができたのです。
今はテリトリーなど関係なく、なんでも興味があります。
貪欲だし、精力的です。時間を無駄には使いたくないから。
自分たちのステージもセルフプロデュースだし、楽曲の制作も、ライブで使う衣装でさえも自分で手がけるほど、なんでも自分でやってしまいます。
そこにはセルフプロデュース能力があり、勘の力もあり、苦い経験もありで、手探りで壁にぶつかりながら切り開いてきた道があります。
そして、これからもその経験を生かして、私の開拓精神はまだまだ続いていきます。
noteを使って、この、まだまだ続く開拓と冒険の記録を残そう。そう思います。
よろしくお願い致します。
#JILLnote #JILLPERSONZで感想をつぶやいてくださいませ、RTも大いに致しますよ〜
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