誰よりも速く

敵を倒したいと思ったとき、まず何を考えるか。

攻撃力の高い武器?

たくさん殴れる武器?

どちらもが正しく、しかしそれだけでは不完全だ。

どれだけ強い武器も、先に倒されては元も子もないからだ。
つまり、足りないものは速さ。
誰よりも速く、誰よりも強い武器を叩きつけるのだ。

強い武器を見つけるのは任せるとして……誰よりも早く動くためのお話を。

その前にMistofWarをプレイしていた人へ。

戸惑うかもしれないが、錆戦には機動力や旋回と言った
過去に行動を速めるために使われたものが存在しない。
錆戦でいかに早く行動するかを決めるのは、
ロックタイム(長いのでここではLTと呼ぶ)だ。

各プレイヤー、LTの基礎値は10であり
1分(=1ターン)につき10加算され、100を超えると全てを消費し
捕捉時行動を行う。
パーツに書かれている捕捉時:~という効果が
自分の手番が回ってきたときに行う行動だ。
つまり初期状態だと手番が回ってくるのは 10x10=100で10分ごとになる。

しかし予告敵のシュヴァルベドライはなんと、5分ごとに行動してくる。
奴のLTは20x5=100でおよそ20。
このままでは君が1行動する間に奴は2行動してくることになる。
では、どうすればいいか。

重要なのは頭部と索敵だ。
頭部は頭部とレーダー。
索敵はレーダーと特殊なパーツが装備可能となっている。
錆戦では霧とは違い、レーダーで敵を発見する必要はない。
すでに発見した敵を捕捉するための時間という形だ。
だからレーダーは必須ではない。
まず頭部。

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[追跡]というタグ、これがとても重要だ。
これは1つで1分ごとに増えるLTを+1することができる。
頭部を付けるだけでLTは14となり
8分で 14x8 = 112にたどりつくことが可能だ。
上で言ったが、全てを消費するため超過分の12は持ち越されない。
余らせることは悪い事ではないが、次の手番が早くなるわけではない。
気を付けよう。

だが、まだ5分には届かない……
では次に、索敵に装備可能なFCSを見てみよう。

画像2

こいつも同じ、追跡4個分の効果がある。
これで追跡は8個……ではない。

画像3

最初から解放されているFCSのスピンクスは、別途で
[追跡]タグを所持している。
つまり追跡は9個……
LTは19となり、6分で 19x6 = 114にたどり着き捕捉することが可能だ。

奴と同じLT20まで、[追跡]はあと1つ。

この先は、君の力でたどり着いてくれ。

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