引越し作業
引越し先の鍵をもらって、新しく買った家具をあれこれ搬入・設置した。
いまどきの家具は付属のレンチ1本で完成させられるようになっていることが多いらしく、女ひとりでサクサク組み立てられて助かった。ダイニングだけはサイズ的に無理なので父を召喚したが。
ただ、1つだけ重いしドライバーが必要なネジが大量だしで大変な棚があって、安くて要件に合うからと適当に買ったことを後悔した。あまりのネジの多さにまめができてしまい、痛む手でこの日記を書いている。
自分のこだわり的にも、今後は棚のような大きい木の家具をニトリ等の安価な家具店で済ませることはほとんど無くなるだろう。次にキッチン収納を買うときは、ちゃんとした値段で組み立てサービスが付いているやつか、いっそ軽くて組み立て簡単なスチールラックかのどちらかにしようと思う。
キッチン家具は安物で済ませたが、ダイニングの家具はかなりこだわった。
なにせ、うまれて初めてFLYMEeで家具を買った。5万もしない小さめの無垢の棚だが、部屋の片隅に1台置いただけで部屋に「世界観」がうまれた。おしゃれな家具ってすごい。
ダイニングセットも、棚とほぼ同色で無垢材のものを購入した。高級なものではないが、木目が美しいし部屋の床の色とも相性が良くて大満足である。
そして、ダイニングテーブルの中央と棚には小さな花瓶と花を設置。これも木の色や部屋のテイストと調和し、主張が激しくないが色や形がかわいいものを吟味した。
まだ引越し前で花以外の小物はほとんど入っていないため、未完成ではあるが、花を置いて部屋を見渡した時、あまりに理想に近い部屋なものだから親の前で大興奮してしまった。いろいろ搬入したらゴチャゴチャするが、なるべく置く物や置き方を吟味して、美しい部屋を維持したい。
未完成のダイニングに花を持ち込んだのは、部屋に花を飾るのが夢だったからだ。「花やアートを飾れる暮らしをするのが夢だった」と言い換えることもできる。今住んでいるほぼ1Rの1Kも実家もそういう余裕が全くなくて、生活はできるが「こだわりの空間で落ち着く」みたいな暮らしを叶えることは難しかった。それだから、花やアートを飾ったり見た目の美しい家具を置いたりすることに、大変な憧れがあったのだ。
今回の引越しでその夢を叶えられたのは、自分の人生においてかなり大きなプラスになる気がする。少なくとも現在は、非常に気分が良い。
ダイニングの家具レイアウトが完成すると、今度はベッドルームが気になってきた。まだ搬入前だが、ベッドも収納も今住んでいる部屋にあわせて適当に買ったものなので、色が新居と全く合わないのだ。
とは言え、ダイニング・キッチン・仕事スペース用に大量に家具を買ったせいで、ベッドルームまで家具を丸ごと買い換える余裕はさすがに無い。こっちは追々ちまちま改造していくことにする。