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フェアリーステークスとシンザン記念の分析と傾向



あおい
「金杯の次はGⅢのフェアリーステークスとシンザン記念。金杯で美酒の乾杯。分析と傾向の解説をお願いします」

馬五郎
「気が早いな。もう金杯で乾杯なんや。

それじゃフェアリーステークスとシンザン記念の分析と傾向を解説するぜ

まずは、

フェアリーステークス(GⅢ)


フェアリーステークスの位置づけは、波乱の3歳牝馬レースやねん。2023年のフェアリーSでは、なんとなんと、単勝オッズ35.8倍(11番人気)のキタウイングが1着やった。それで、3連単でなんと51万7430円もの高額な配当がでて、大ハッスルやったわ。でもな、ここ10年の傾向を見てみると、単勝2番人気以内の馬はなかなか苦しい戦いやねん。1番人気やったオメガハートロックが優勝したのは、実は2014年が最後やねん。

で、さらに話を進めると、ここ10年の結果見てみたら、ほんまに関東馬がウケてる感じやねん。30頭中の27頭が美浦所属やった。逆に栗東の馬はあまりやってない感じで、3着内率11.1%ってやや苦しいところやねん。関東馬に期待しといたほうがええみたいや。

次に、前走との間隔やな。ここ10年で3着以内に入った馬、30頭中23頭は前走との間隔が中5週以上やった。逆に中4週以内やった馬は苦戦気味で、3着内率10.3%やねん。臨戦過程に余裕がない馬は危ないってことやな。

基本的に、前走で好走してた馬が強い感じやね。近年の傾向やと、前走の着順が4着以内やった馬が、30頭中16頭も3着以内に入ってる。逆に5着以下やった馬は苦戦してて、3着内率は6.5%やねん。

で、最後に外枠の話やな。ここ5年で3着以内に入った馬、15頭中12頭は馬番が1番から10番やった。逆に11番から16番やった馬は苦戦気味で、3着内率10.0%やねん。最近のトレンド見てると、外枠の馬は要注意ってことやな。

次に

シンザン記念(GⅢ)


シンザン記念も波乱含みやな。3歳マイルのレースやね。シンザンの記念やし、なんといっても戦後初の三冠馬やね。最近の傾向見てみると、なんと1番人気が5年連続で4着以下に落ちてるっていうねん。でも、大波乱はあんまり見られへんみたいで、中波乱で3連単が10万円台になることがよくあるって感じやな。

で、好走率見てみると、2勝以上の馬が目立つみたいやね。1勝馬が多いけど、連対率や3着内率は2勝以上馬の方が高いんやで。昨年は1勝馬が3着以内を独占したけど、あれは2勝以上馬がいなかったからやね。2勝以上馬が出るなら、連複系の軸候補になりそうやな。

次に前走別の成績見てみると、前走が重賞の馬が3着内率が高いんやけど、勝率や連対率は前走が1勝クラスや新馬の馬が上回ってる。特に前走1勝クラス組は、前走重賞組と同数の11頭が3着以内に入ってるんや。前走重賞組が人気を集めがちやから、高配当を狙うなら前走1勝クラス組に注目って感じやね。

最後に、なんと言っても牝馬やな。同週にはフェアリーSがある中、わざわざ牝馬が牡馬相手に出るってのは注目やね。もちろん出走頭数は少ないけど、勝率や連対率では牡・せん馬を上回ってるねん。2018年にはアーモンドアイが勝ったこともあるし、牝馬にも期待してもええかもしれんな」

まぁこんな感じやな」

あおい
「馬五郎さんの解説を聞くと、もう勝った気分になるよね。今年も、いざ出陣~」

馬五郎
「あまり熱を上げないほうがいいよ。難しいときは見送るようにね」

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note ――つくる、つながる、とどける。