クルマ屋さんの解説 『クルマ屋さんとは?その2』
こんにちは、ジコプロ公式中の人です。
さて今回はクルマ屋さんの解説その2です。その1から引き続き、よくわからないクルマ屋さんの見分け方について解説していきたいと思います。
~そのクルマ屋さんは何が出来るか~
さて、前回はクルマ屋さんにはこんな仕事があるよ!と仕事内容別に、鈑金・整備・販売・その他に大まかに分けてみました。
今回は、「利用してみたいけど、どこに相談したらよいかわからんし!」という人の為に、工場の名前から何が得意かある程度判断できるので、その方法を伝授したいと思います(大袈裟)。
まず初めに断っておきたいのは、義理チョコは不要だという事・・・ではなく、業務内容別に鈑金・整備・販売・その他と分けましたが、すべてのクルマ屋さんがどれか一つの業務だけをしているのではないという事。
鈑金と整備、整備と販売、鈑金とカスタム、販売とカスタムなど、組み合わせは色々です。
大きい会社(例えば従業員が10人以上)ほど、複数の種目を取り扱っている可能性が大きいです。小さい会社(従業員が2,3人位)ですと、色々な種目には手が回らないので、一つに特化している場合が多いです。
しかし小さい会社も自分の得意分野以外を断っていては、集客に不利になってしまうため、引き受けられるように別の種目が得意なお店と提携してお互いに助け合っています。ですから、自社では出来ない(やらない)作業も引き受けできるのです。
~クルマ屋さんの現状~
友人・知人でクルマ屋さんをやっていたり、利用した話を聞いたことが無い限り、クルマ屋さんに馴染みはないでしょうから初めてのクルマ屋さん探しは大変ですよね。
いまはネット検索し、HPを参照するのが基本となるでしょう。
しかしクルマの鈑金や整備業界は高齢化が進み、後継者や整備士のなり手が少なく非常に厳しい業界です。なので、最近の人には信じられないかもしれませんが、HPすら持っていない会社も実は多数あります。
未だ昔からの付き合いやクチコミのみで経営されている会社が多いのです。そういった会社に腕の良い人がいることもありますが、発見しづらいのと以下の理由で思い切って除外します。
最近は国を挙げて、自動運転車や電気自動車などの先進自動車を推進して来ていますね。これらはセンサー・レーダー・コンピューターなどの電子機器が頼りです。当然そういったものは長年の経験と勘では故障が発見できず、専用のコンピューターを介して診断しないとわからないのです。
ですから、ある程度PCやネットなどITを使いこなせないと最近のクルマは直せないんですね。
翻って、凝った作りや広告、SEO対策にお金を掛けていないまでも、名刺代わりに簡単な自社HPぐらいは持っている会社の方が安心ですよね。
余談ですが、広告を大量に打っている会社は、逆に何かあるんじゃないかと勘繰ってしまうのはどこの業界も一緒ですよね。
~社名からの考察~
ちょっと横道にそれてしまいましたが、こういう話は相手にわかりやすく伝えるための中の人のサービス精神なので許してちょんまげ。
本題の社名の件ですが、元ツイの表にパッと見の工場の外見と社名からの判断の仕方がまとめてありますので、参照してください。
少し補足すると・・・
・〇〇自動車 ・〇△工業
これら抽象的な名前の会社はどの分野の可能性もあるので、特定はできません。特別な考え無く付けている場合も有りますし(笑)、何でも受注できるので敢えて抽象的にしている場合も有ります。
・〇△モータース ・〇〇自動車整備工場 ・△△オート
これらは整備系のお店特有の名前です。鈑金屋さんはまず付けない名称です。
・○○自動車鈑金(板金)工場 ・〇△自動車塗装 ・△△カーリペア
・ボディショップ△〇
こちらは鈑金系のお店特有の名称です。特徴的なのは「リぺア」、「ボディ」という言葉が入っているお店です。この言葉は鈑金屋さんが使う言葉ですので、覚えておくと良いでしょう。
私たちジコプロ(JIKOPRO)は優良な鈑金屋さんの集まりです。私たちのグループのお店も鈑金系の特徴ある名前のお店が半数位ありますよ!
もちろん鈑金系の名前のお店だからと言って、整備を全くしていないというわけではありません。どちらかというとメインは鈑金の会社だと思って頂ければいいと思います。その逆もまた然りです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
クルマ屋さんの種類についてはある程度ご理解頂けましたでしょうか?次回はどの様な依頼をどの会社に頼むのがいいのかを解説したいと思います。
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