大切な人との関わり(神様との対話2)
じーこの神様との対話
「大切な人との関わり」2022,1.20
家族を、守ってあげたいって気持ちありますよね。
それが何か問題かい?
いや、守ってあげたい気持ちの裏に、「役に立てる自分を証明したい」と言う思いがあるのを、これまでも何度も感じて深掘りしてきたんですよね。
あ〜、でも、ココじゃないですね。
そうだね。
今回は、少し違うニュアンスのようだね。
自分で気がついちゃったね。
はい、自分の目の前で、相手が苦しむのが嫌なんですね。
苦しむ事を許可していない。
うん、そうだね。
目の前で大切な人が苦しむのを見ていられるかな?
嫌ですね。
何とか助けてあげたい!
そうだよね。
助けるって、どういうことだと思う?
助ける、ですか。
悪い状態から抜け出すお手伝い、ですかね。
じゃ、悪い状態って、どんな状態かな?
上手くいってない状態。
望みどおりに事が運んでいない状態、ですかね。
君にとっては、そういう事だね。
じゃ聞くよ。
上手くいってないのは、ホントに上手くいってないのかな?
望みどおりに事が運んでいないのは、ホントかな?
うっ、たしかに、そこは違うかも。
僕が上手くいっていないと判断しているだけで、何か大切な事に気づくプロセスなのかもしれませんよね。
そう、『失敗は成功の母』なんて言うね。
失敗するから、道が絞り込まれて、成功に近づいていくとも言えるよね。
たしかに。
つまり、「失敗したら、悪い状況」と捉える事も出来るけど、「失敗は、成功へのプロセスを順調に歩んでいる」とも言えるね。
それ、全然違いますね。
前者は、失敗したら凹んで動けなくなるけど、
後者は、その失敗から何か大切な気づきを得ますね。
そう、前に進みにくい人と、どんどん前に進む人の違いはそこにあるね。
エジソンがたくさんの発明をする事が出来たのは、失敗から気づく姿勢を持っていたからだね。
大切な事ですね。
そうすると、話を戻して、
『大切な人が苦しむ』のを、今はどう感じるかな?
『苦しむのを見るのが嫌』と感じているのは、苦しむという事を、上手くいっていないとか、つまづいていると捉えて、何とかしてあげたいのに、助けられない、と感じていたわけですね。
そう、つまり、失敗は取り返しのつかない最悪の状態、ぐらいに感じていたんだね。
そうか〜、そりゃ、嫌に感じるなぁ。
その局面だけをみて、成功していく全体の一部だと見られていないから、苦しい嫌な気持ちになりますよね。
でも、ホントはとても貴重な大切な体験をしているわけですもんね。
そういう事だよ。
今、君はかなり理解したようだが、次のように思う人もいるだろうね。
「そんなこと言っても、とても酷い状態の相手を放ってはおけませんよ。」と。
もちろん、放っておく必要なんかないさ。その人が上手く気づきを得られるように、祈ってあげると良い。
そして、全体を俯瞰した視点で、いま起こっている出来事の愛溢れる意味、喜びにつながる気づきを見い出すと良いね。どんな出来事、状況にも、必ず素敵なギフトがあるんだよ。