野球実況はBGMだ!
実況オタクくんです。
実況アナウンサーに必要なこと
それは「声」である。
声と言っても「声量」も大切だし
「声質」も大切だ。
私は野球実況というのはある種
BGMだと思う。
試合の中で「サビ」がくる、
盛り上がりの部分があるが
全体的に割と強め、声はりはり系の
「ロック」が好きか、
ある程度落ち着いて淡々と喋る
「ジャズ」っぽい感じが好きか
聞く人の好みにもよるだろう。
ただどちらにも共通しているのが、
音楽を奏でる楽器、
ベースとなる「声」の心地よさである。
確かに実況アナウンサーが
考えに考え抜いたフレーズを言ったとしても
視聴者の印象に残るのなんて、
大抵、ハイライトに残るシーンに添えられる実況ぐらい。
その間の実況なんて
どんな話をしていたのかいちいち私たちは覚えていない。
ならば、聞いていて疲れない、
ストレスがない喋りというのが
一番いい実況なんじゃないのか。
実況はBGM。
主張はしない。
試合という素材を最大限に活かす、
盛り上げるものであると私は思う。