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本当にコスパの高いプチプラコスメを見抜く技、教えます!

さて、前回はコスメの性能の差は、「デパコス・プチプラの差」ではなく、「メーカー(会社)の差」の部分もあり、実際にメーカーでは自社内ブランド間でベース処方(中身)の使い回しをしている。

と、いうお話をしました。

前回例に挙げたカネボウさんですが、デパコスである「ルナソルのアイシャドウ」も、プチプラである「ケイトのアイブロウパウダー」もどちらも様々なメディアなどの特集で殿堂入りするほどで有名な優秀コスメとして知られています。

この二つの商品の共通点を探してみましょう。

この二つの製品、共通点は「同じメーカーさんが作っている粉のプレスもの」というと。

同じメーカーさんの同じような製品がここまで優れていると、同じようなベース処方やプレス技術を使用しているのでは!?と、疑ってしまいます。

これを逆にお買い物に活かすとするならば、どうしたらいいでしょうか?

メーカーとして気合いを入れて宣伝広告をしてお金をかけていそうなデパコスブランドの製品を探し、同じメーカーのプチプラブランドで製品説明が似たような同じ種類のコスメを探せば良いのです!

また、メーカーごとに得意とするジャンルの処方があるので、

「A社はどのブランドもリップが売りなんだなぁ」とか、
「B社はパウダーのプレスもの(パウダーファンデーションやアイシャドウ、アイブロウパウダーなど)が得意なんだなぁ」

など傾向を調べてみるのも参考になります。

それを基に、リップはA社、アイシャドウはB社のプチプラブランドで試してみよう!と賢くコスメのお買い物戦略が立てれるのではないかと思います。

ただし、ここで注意しておかなければならないのは、メーカーもひとつのアイテムに対して、いくつかのベース処方を持っているということです。


ですので、デパコスとプチプラブランドで必ず同じベース処方を使用しているとは言い切れません。デパコスとプチプラでは実際に処方にかけられる予算もだいぶ変わってきてしまうのも事実です。

また、カラーコスメにはこの作戦結構使えたりするのですが、スキンケア製品はプチプラとなると原料のグレードを落としてしまっていたりする部分が効果・効能にも感じる場合があるのであまりおススメしておりません。

ただ、最近はコスメの選択肢も非常に増えて、多くの製品が気になっていても、試しきれないように思います。

最後にがっかりポイントがあり申し訳なかったのですが、口コミを頼りにただやみくもにひとつずつ試してみるよりは、事実をベースに戦略的に気になるものを試してみる方が効率的ではないかな、と思っています。

メーカーは、こうしてブランドをいくつか作ることで、そのブランドがターゲットとしている人へメッセージ性を持った様々な年齢層・好み・肌悩み・購買行動に対応する消費者を獲得するべく日夜巧妙に戦略を立てています。

このメーカー戦法を見抜き、本当に良い処方のコスメをコスパで購入出来たらいいですね!

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