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WORK DESIGN AWARD 2023エントリーシートの記入方法ガイド

こんにちは👩‍🔬
6/22(木)より、WORK DESIGN AWARD 2023が始まりました。
今回は、ACTION部門とPRODUCT部門の2つで「働きやすさ」を前に進めた取り組みの応募を受け付けています。
この1年で実を結んだみなさまの取り組みを寄せていただけますことを、運営一同楽しみにしています。

本記事では、スムーズに応募を進めていただけるよう、エントリーシートの作成方法についてご紹介したいと思います。
応募時に添付していただくエントリーシートには、取り組みの要点を簡潔に記載する必要があります。
社会や企業・団体・個人のさまざまな背景や試行錯誤を経て進められてきた取り組みの要点を短くまとめることは難しい場合もあるかと思い、エントリーシートの書き方についてポイントをまとめました。
記事内で取り上げているサンプルエントリーシートは、ウェブサイトから応募書類とともにダウンロードいただけます。

目次

  1. 「取り組みのポイント」の書き方

  2. 自由記述欄について

  3. 参考URL、自由資料について

  4. 最後にチェック

「取り組みのポイント」の書き方

ACTION部門(企業などの組織や団体、個人の働き方を前進させることに貢献した取り組み・活動・制度・組織文化の創造など)のサンプルエントリーシートには以下のように記載しています

「背景・課題設定」「コンセプト・アイデア」について、まずは文字数や体裁を気にせず、できごとや当時考えていたことなどを書き出してみました。

【はじめに書き出したもの】
■課題

・もともとSmartHRはリモートワークを導入していなかったが新型コロナウイルスの感染拡大により実施を検討する必要が出てきた。
・自宅の就業環境は人それぞれで、抱える課題もバラバラだった。
・例えばパソコンに繋ぐ外部モニターの有無、インターネット環境の有無、仕事に適した椅子や机の有無など。
・会社は何を解決すればいいの?
・オフィスに自由に出社できなくなったことで入社手続きをオンライン化するお客さまも増え、SmartHRはなくてはならない存在になってきていると感じていた。
・だからこそ、SmartHRの従業員も、自宅であってもオフィスと同じくらいのパフォーマンスを出せる環境にしてもらいたい。
・リモートワーク環境を整えてパフォーマンス維持をしてもらいたい。それによりお客さまにより良いサービスを提供してほしい。

■アイデア
・人や環境によって課題はバラバラだから、一律の手当を支給して各自で課題を解決してもらおう。
・急な状況の変化によりリモートワークを初めて体験する方が社内外問わず多かった
・購入したものとその理由(解決したかったこと)を従業員から募り、リストを社外にも公開すればより多くの人に役立ててもらえるかも。
・ただ手当を支給するのではなくて、リモートワークについての情報が行き届いていなかったり課題を持っている方々に、解決策の参考にしてもらえるとよりよいかも。

ここから1点100文字以内かつ各項目3点以内で収まるように取捨選択し、内容の肉付けやスリム化を行います。あわせて、言葉をつなぐ「てにをは」など文章自体も調整します。
修正を加えて、最終的に以下のようにまとめました。

【最終的にまとめたもの】
■課題
①コロナウィルス感染症拡大によって、これまで制度としてなかったリモートワークを実施することになった。(49文字)
②外部モニタがない(ある)、オフィスチェアがない(ある)、ネットワーク環境がない(ある)など、自宅の就業環境が人それぞれで、会社としてどの課題にフォーカスすればよいか悩ましかった。(89文字)
③コロナ禍で入社手続き等をオンライン化される企業も増え、「SmartHR」はこれまで以上に注目を集めており、オフィスで就業した場合と同等のパフォーマンスをリモートワークでも発揮してほしかった。(95文字)

■コンセプト・アイデア
①人や環境によって異なる課題を各自で解決してもらうことを目的として、一律の手当を支給(41文字)
②当時、リモートワークを初めて体験する方は社内外問わず多い状態だったため、手当で購入したもの、その理由(解決したかったこと)を従業員から募り、そのリストを社外にも公開。(83文字)
③ただ手当を支給したことをアピールするのではなく、情報が行き届いていないリモートワークに関する課題や解決策の参考にしていただいた。(64文字)

「背景・課題設定」は取り組みのコンセプトや成果を正しく理解するためにとても重要な項目となるため、「どのような課題があったのか」「なぜ実施しようと考えたのか」を的確におまとめいただけると良さそうです。
なお、取り組みポイントは3点まで記載できるようになっていますが、必ずしも全て埋めていただかなくとも、1点以上の記載があれば問題ありません。
また、成果は定性・定量どちらでも結構です。ぜひ、活用割合や満足度など取り組みにまつわる定量的な成果や、ともに働く方々/お客様の声などの定性的な成果を記入いただければと思います。

自由記述欄について

アピールポイントなど自由記述欄もご用意しています。こちらは「取り組みのポイント」に書ききれなかったことがある場合に任意でご利用ください。任意ですので記入なしでも問題ございません。
例えば成果について、SNSの反応をピックアップいただいたり、過去にメディア露出などがあれば記載いただければと思います。
※URLは「自由記述欄」ではなく、「参考URL欄」への記入をお願いいたします

参考URL、自由資料について

取り組みを理解するために参考になるURLや自由資料を添付いただけます。こちらも任意ですので、特に添付がなくても問題ありません。
これまでは取り組みを紹介した企業ウェブサイトや記事のURL、関連する動画などを記載・添付いただきました。

最後にチェック

エントリーシートの記載が終わったら、下記をご確認ください。

  1. 応募部門に間違いはないでしょうか。部門ごとにエントリーシートが分かれています。

  2. 必須項目はすべて記入されているでしょうか。

  3. 各取り組みポイントは100字以内で1点以上記入されているでしょうか。

  4. 参考資料の形式、容量をご確認ください。(資料形式はjpg, png, pdf, mp4のいずれか、サイズは1点につき100MBまで)

  5. 文字の大きさや枠の大きさを変えたり、PDFへの変換等はせず、Excelのまま提出してください。

  6. もし時間があれば記入されたご本人以外の方に読んでいただくと、内容がうまく伝わっているかがよく分かります。

以上がエントリーシート記入のポイントとなりますが、いかがでしたでしょうか。
作成にあたって、少しでも参考になりましたら幸いです。

PRODUCT部門(働き方の課題解決や働きやすさを前進させることに貢献したプロダクト・サービス・コンテンツなど)のサンプルエントリーシートもご用意しています。
ウェブサイトより応募書類と合わせてダウンロードいただけます。


WORK DESIGN AWARD 2023への応募は8/3(木)18:00まで受け付けています。

▼応募フォームはこちら
https://form.run/@workdesignaward2023

今年も、よりよい働き方や働きやすさを実現した素晴らしい取り組みのご応募を心よりお待ちしています。

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