祖父はユダヤ人を救った〜ガサ攻撃と命のビザ〜
第二次大戦中ナチス・ドイツからユダヤ人を独断で救った杉原千畝。ガザ攻撃で犠牲増えるなか「杉原はなぜ救ったのか?」など批判が…。“命のビザ”が今に問う人道主義とは…
今この瞬間もイスラエルの攻撃によって多くの罪のない人達そして子供達が命を落としている現実。千畝が救い続けたユダヤ人…
ハマス殲滅という名目の元、壁に囲まれたガザ地区で攻撃を繰り返すイスラエル。
海外に行くならどこに行きたい?って聞かれたら
私は心の中でアウシュビッツだと思っている。
とても恐ろしくて、
足を踏み入れることを躊躇する場所。
そこで、何百万人ものユダヤ人がユダヤ人というだけで命を終えた。とても人の所業とは思えない。
でもこれは、物語でもフィクションでもなく
約80年前に世界の片隅で起こった事実。
そしてこんなことがあったのに、ガザでは
イスラエルによるハマス殲滅で多くの民間人が
犠牲になり子供達が命を落としている。
ユダヤ人の悲しすぎる歴史は理解する。
でもガサでやっていることは、とても正当化できない。どんな理由があるにせよ、民間人を殺していることは間違いない。そしてそこからまた
憎悪や憎しみが生まれ、「殺すこと」が正当化される。
杉原千畝は、「どんな民族でも救う」という
思いでビザを出し続けたそうです。
憎悪や憎しみの連鎖
大人の事情によって、人の命を、子供達の命を
どうか殺さないでほしい。殺すことを正当化しないでほしい。
アウシュビッツで起こったことは、
約80年前の出来事です。
世界は平和ではなく
世界で行われていることの事実を目の当たりにする機会が少なすぎて、平和ボケをしている。
ガザで消えていく命
子供は、そこに生まれたくて生まれたのではない。生まれたところがガザだっただけ。
アウシュビッツに絶対に行く。
そこであった事実を自分の目で見て、肌で感じる。私になんの行動ができるかは分からないけれど、人が人を殺すことを戦争という名で正当化しない世界であるように、願うのではなく行動できる人に私はなりたい。