最も効率の良い「努力」とは、感謝と敬意を持つことではないか
以前、この記事「奴の力」を借りる|時間価値創造家で
「努力とは「奴の力を上手に借りること」」だと書いたが、
その「奴の力を上手に借りる」コツというのに気付いた。
それは、「感謝と敬意を持つこと」である。
また、このnote上でのコメントのやり取りの御蔭で、
記事を書くスピードが倍以上になったということも書いたが、
記事作成のスピードが2倍以上になった理由|時間価値創造家
この時の起点となったのが、記事投稿者への感謝と敬意である。
自分にとって深い学びを与えてくれた記事に対しては、
「なるほど!」という感激を覚えるのだが、
その感覚をもっと掘り下げていくと、
その地底には感謝と敬意の念が泉となっている
ことに気づいたのである。
私は、「なるほど!」という刺激が大好物で
それを愚直に追い求めていくうちに、
より深い「なるほど!」に出会えるようになっていったのだが、
私にこうした深い学びと感激を与えてくれる発信者の方達というのは、
本当に素晴らしいし、有難いと心から思えるようになったのである。
そこを訪れれば、いつでも惜しげなく、自分の大好物を与えてくれる存在。
そう考えれば、感謝と敬意しかない。
その気持ちをどうしても表したい。
その想いで言語化していると、
改めて自分自身と向き合うことにもなる。
自分がどういった部分に感銘を受けたのか。
その感銘部分から何を学んだのか。
学んだことをどう活かしていきたいか。
などの思考とともに、言語化していくわけだが、
このプロセスは発見の連続であり、とても心地いい。
感謝と敬意がベースとなって浮かんでくる思考なので、
普段の自分よりも、少しだけ視座が高いようでもある。
だからこそ、きちんと向き合って書き留めていかないと、
忘れてしまいかねない。
だからそこには、
「この機会を逃したらとても勿体ない」
という想いも相まるので、余計にスピードが乗るのである。
そして、この思考の加速感がまた気持ちいい。
そんな風にして一気書き上げるのだが、
タイムトライアルのようにしてタイマーをセットしておくと、
これまた面白い。
現在の目安としては15分で1000文字なのだが、
もっと回数を積めば、10分で1000文字というのも可能かもしれない。
そんな感じで、遊びの感覚も織り交ぜながら書き上げていくので、
あまり疲れない。
このように、元々は自分の好奇心で情報収集していたことが、
いつしか、感謝と敬意の念ともコラボできるようになり、
そこから、遊びの感覚ともマッチし、記事を書きあげていく。
私としては、そこには「純度の高い愉しさ」しかないので、
記事を書きあげた後は喜びと充実感で満たされている。
今までは、ノルマ意識でやっとこさ書き上げていた記事だったが、
「感謝と敬意」を差し込むことでこうも変わるとは驚きである。
今までは、記事というのは、
「自力で何とか捻り出して書き上げる物」
だという根性論が支配していたが、
「感謝と敬意」を起点にすることで、
「上手に他力を活かす」という感覚にシフトでき、
以前の数倍のスピードで、しかも数分の一の負担感で
記事を書けるようになったのだ。
これは私にとっては革命的な出来事であるのだが、
原理はとてもシンプルなものである。
私の中では、これが本来の努力(奴の力を借りる)ことだと
肚落ちしているのだが、応用範囲は無限大の方法ではないかと思っている。