自分が変わると他者の態度も変わることを実感
私は毎朝自転車で隣町のカフェまで移動して、
そこで仕事をするのが日課だが、昨日は面白い変化を実感できた。
それは、これまでは愛想の無かった店員さんから急にフレンドリーな
接客をされたのである。
ただ、このような態度の急変については、私にとっては予め
「多分この人の態度は今日あたり変わってくるのではないか」
という予想がついていた。
そう思えたのも、私なりに根拠があり、
それは、前回投稿した記事で言及した「絶妙に配置されたトレーナー」の
一人がその人だったからである。
この店員さんは、数年前からいるのだが、
何故かいつも不機嫌でせかせかした接客をしていた。
なので以前の私は、その人がレジにいると、
「今日はハズレだ」と少しがっかりすると同時に、
その人の不機嫌さの影響を多少受けて、
その後はモヤモヤしていたのである。
ただ、10か月前に体得理解できた「課題の分離の効果」
マウンティング+絶交体験から実感した「課題の分離」の威力|時間価値創造家の御蔭で、この店員さんの応対についても、
「今日もこの人は不機嫌だった、でもそれは私の課題ではない。以上」
とモヤモヤに引っ張られず、「課題の分離」を行うことができるように
なっていたのだ。
ただ、この段階では、「この人はこの人。私は私」という分離的な意識で
あったのだが、前回の記事のように「絶妙に配置されたトレーナー」の
一人であったことに気づいて感謝するようになれたことで、
この人がレジに立っていても、殆ど身構えずに
「あなたの御蔭で課題の分離を練習させてもらっています。
毎度お世話になっています😊」という意識を込めて注文をしたら、
その人はまるで別人のように愛想よく応対したのだ。
これは気のせいでも偶然でもないと思う。
先日勉強したことだが、脳波というのは、他者にも影響を与えるらしい。
ある有名なワイナリーでは、
「前日に夫婦喧嘩した人は立ち入り禁止」となっているらしい。
つまり、脳波が乱れた人というのは、ワインの品質に悪影響を及ぼす
ということなのだ。
そういえば、私の地元にある鶴屋百貨店の食品売り場にあるピロシキ屋
では、チャイコフスキーの音楽を生地に聞かせていた。
「良い波動は食べ物にも良い影響を与える」という理屈なのだが、
こうした事例は調べてみるといくつか出て来るほどだ。
だとすると、対人関係においては猶更、
発する脳波の影響度合いというのは、大きくなると考えても良さそうだ。
実際そのことを実験し、体験できたため恐らくそうではないか。
発する脳波というのは、警戒心や不安や不快感を持っているときと、
リラックスしている時とでは、明らかに違うだろう。
そういえば、このことを実感する別の例があるので紹介したい。
私は猫と一緒に暮らしているのだが、
この愛猫は、普段はなかなか気難しくあまりなつかない。
しかし、私が机で仕事に集中している時や、
寝る前に気を静めるための瞑想をしている時などは、
ゴロゴロとすり寄ってくるのだ。
こうした現象からも、こちらが発する脳波は確かに他者の反応に影響を
与えるものだと考えている。
人間は一日におよそ6万回思考すると言われるが、
脳波の起点が思考ならば、思考の質や回数によって当然発する脳波も変わってくるだろう。
だとすれば、周囲との関係性も大きく変わってくるものだと思われる。
だからこそ、自分自身をご機嫌な思考で満たしてやることが大事なのだと
考えている。