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プラスを数える 夫婦仲、人間関係の改善

うちの親は比較的、夫婦仲の悪い方であり、特に人生後半、そうなっていったように思えます。そのような状態のある日、片方が「めちゃくちゃ呆れさせること」をやらかし、その件についてもう片方に尋ねたところ、「いや本当、さ・す・が・にだわ。悪いけど(呆れた)」と言っていました。

確かに第三者の私からみてもこの一件は、「人生屈指の呆れ案件」であり、私から当人に、「めちゃくちゃ呆れられてますよ(反省しなさいよ)」と伝えようかと思ったのですが、ひとまずやめました。

やめた理由は、今回本当に間違いなく呆れ果てたのですが、冷静に考えてみると、今回の一件は、これまで数十年の「プラス(貢献)」を帳消しにするほどのものであったか、と言う考えがよぎったのです。

そう考えてみますと、いくら悪いことをしたからと言って、「プラスを数えずに、マイナスだけ数えてしまう」ことはフェアでないように思いました。

定年後

甘い。そうは言っても、たとえば定年後に、3食ご飯を作り、掃除、洗濯、風呂掃除、名もなき家事など「全部こちらが負担しているんですけど!」と不満に感じている場合、明らかに損得勘定でマイナス、赤字のお家は少なくないのかもしれません。

結局、自分の人生は自分が決めることですので、これ以上の口出しはやめておきますが、たとえ大赤字の状態でも、「プラス」を数えてみると言うのは、人間関係に不満を感じている時に、一つの「面白い」方法であると思います。

以上。

何かのお役に立てば幸いです。

それでは。

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