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Nikon Ⅾ200を復活させてみた

かなりくたびれたNikonのⅮ200が手元にある。
だいぶ前、県庁に行った帰りに、たまたま寄った中古品専門店で入手した。
裸のままのカメラがビニール袋に入っていた。
ジャンク品で動作未確認と書いてあったが、単純に安い、それだけで選んでしまい、これが失敗の素だった。
バッテリーを何時間充電しても完了にならないし、バッテリーを入れても残量表示がゼロで、すぐOFFになってしまう。
CFカードも無いので、試し撮りもできなかった。
ジャンク品だからこんなものかと思ったが、結構な値段するバッテリーと、コスパがやたら高いCFカード、この2つを購入するために投資するか。
しばらく悩んでいたが、だいたい映るのかという大問題に突き当たり、急に熱が冷めてしまって、カメラ箱に収まってしまった。

noteへの投稿を続けているうちに、古いカメラといえばⅮ200が有ったことを思い出し、半月ほど前に、カメラ箱から出してみた。
久しぶりに見ると、なかなか良い顔をしている。昭和を感じる頑固親父みたいじゃないか。これは、やっぱり動かしてやらないと、申し訳ないね。
まずバッテリーを注文。う~ん、やっぱり高いなあ。
次に、CFカードはSDが使える、アダプタータイプにした。
2つ合わせたら、ボディの値段より高くなったじゃないか。
お年玉の残りだけじゃ足りなくなった。
さて、充電完了したのでスロットイン。
電源をONにしたら、液晶が表示して、ダイヤル類を動かすとばっちりだ。
CFカードスイッチを上げると、ランプが点いてカバーがパカっと開いた。
適当なズームレンズを付けて、シャッターを切る。
画像を確認。
なんだあ、ちゃんと映るじゃないかあ。
ジャンク品はカメラ本体じゃなくバッテリーだった。
箱に入っていた長い時間が、申し訳なく思う。
家の周りを、試し撮りしてみる。まだPCに取り込んでいないが、液晶で見る限りは、なんの問題もなく撮影されているようだ。
山に持って行くのには重いが、ぶなの森ひとり撮影会には、もってこいじゃないかい。
天気の良い日にⅮ200を持って、近場の里山をまわってみよう。
新しい景色が、覗けるかもしれないぞ。ワクワク。

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