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ベルギーの家のいいところ《その2》【ベルギー日記n°118】
それは、「家全体が暖かく、室内の気温差が少ない」ことです。
ベルギーの家は、暖房が、リビングや寝室など、普段使用する部屋だけでなく、廊下やトイレ、お風呂など、家中に設置されています。
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下:トイレの小さめ暖房
(我が家の一例)
なので、「リビングを出たら寒っ」ということは無く、寒い冬でも家の中は快適に過ごせます。ヒートショックの心配も、日本の家に比べると少ないのではと思います。
さらに、断熱材や二重ガラスの窓が使用されているので、断熱性が高い作りになっています。冷たい外気の影響を受けにくく、エネルギー効率が良いのもベルギーの家のいいところです。
さて、暖房の仕組みを簡単に説明すると、暖房の中にはお湯が流れていて、その熱で空気を温める仕組みになっています。そのため、暖房に水を送るための管が家中に通っているようです。
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暖房にはダイヤルがついていて、各数字には設定温度があり、その温度を下回ると自動で暖房にお湯が流れて、設定温度まで部屋が温まる仕組みになっています。
水を暖める燃料は、ガス、又は石油を使っている家庭が多いようです。なので、街を歩いていると、庭に大きなガスのタンクがある家や、家の下から出ている石油の給油口を見かけます。
電気、ペレット、炭で暖めるシステムもあるそうです。ペレット自体は安いけど、設置費用がめっちゃ高いとか。
と言うことで、一般的には冬でも快適なベルギーの家なのですが、話を我が家に移すと、なかなか快適な家にならず、試行錯誤しています。なんせ、一階とグルニエ(屋根裏)の工事が全然終わっていないので。。。2階も、住んではいますが、完成はしていません。(←どんなところに住んでんだ!笑)
そんな未完成の家なので、
・ガス代が大変なことになり、リビングで電気ストーブだけ使うようにしたり、
・でもそれだと寒いので、一階とグルニエの空気を遮断するための仮の壁を作ったり、
・寝室の結露がひどく、除湿剤を置いてみたけど、
・それでも改善されず、部屋の扉を切ってみたり、
・それでも改善されす、換気システムを設置したり、
と、こんな具合に試行錯誤しています。
今は、仮の壁のおかげでガスのストーブに戻し、室内の温度差はありませんが、結露問題がまだ少し残っています。
なんだか解決する前に、春が来て、問題が解消されそうな気がします。。。
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と言うことで、ベルギーの家のいい所の2つ目を紹介しました。3つ目、見つかるかな。。。
注:必ずしもベルギーのすべての家に当てはまるわけでなく、一般的な話です。