松井一郎氏とIR事業
大阪府知事選の演説では、参政党の吉野候補がIR事業の経緯に触れた際、松井一郎元大阪市長の話となった。
IR事業と松井一郎氏を調べるにあたって、その全貌を探るべく投稿としてまとめておきたい。
登場人物
松井一郎氏
松井良夫氏(松井一郎氏の父)
経歴
元八尾市職員
八尾市議会議員
大阪府議会議員
笹川良一氏
遡ること終戦後の笹川良一氏
笹川良一氏は、終戦後に一度A級戦犯として収監されたがその後に釈放。
関わりのあるものは、統一教会、国際勝共連合、岸信介氏、松井良夫氏、ほか多数いるがここでは割愛します。
松井良夫氏は笹川良一氏の運転手だったという話です。
笹川良一氏は投獄から解放されたあとは、競艇事業に尽力した人物。
住之江競艇と大通の関係
そして、住之江競艇における電気事業を担っているのが、松井良夫氏が経営していた株式会社 大通なのです。
その事業は、のちに松井一郎氏が引き継ぎ、現在は松井一郎氏の家族が経営しています。
松井一郎氏はギャンブル施設を作りたい!
松井一郎氏は、大阪の工業高校を退学となったが、笹川良一氏が理事長を務める福岡工業大学の附属高校である福岡工業大学附属高等学校に編入したとあります。
笹川良一氏は競艇を作った人物。
その競艇の電気事業を担った松井一郎氏の息子が松井一郎氏です。
その流れからして、松井一郎氏はギャンブル施設としてIR事業を手がけたいと考えるのでしょう。
そのために、橋下徹氏を利用し、大阪市の利権である夢洲を奪取すべく、大阪都構想などを考えるし、その布石として大阪維新の会で大阪府と市を牛耳る必要があるのです。
IR事業で無駄に終わる公算が高い公金と、どれだけのギャンブル依存者が生まれるのか。
府民にとっても恐ろしい計画です。
都構想は終わらない
吉村府知事は3回目を狙うつもりです。
余談
笹川良一氏、岸信介氏の関係からして、松井一郎氏が笹川良一氏と懇意にある関係であり、元自民党出身者で岸信介氏の孫である安倍晋三氏という日本の中枢政治家と密の関係にあるので、国が関わる難題の都構想やIR事業も実現させようと財政を無視した構想に走れるのです。
自民党政治、メディアコントロール、大阪維新の会、無駄な箱物を作る歴史は、戦後からずっと続いてきた腐敗政治の継承なのでしょう。