中国の対日のビザ発行停止問題
嫌がらせの対日政治
昨年の中国の感染拡大に伴い、日本政府は中国に対する水際対策を強化する措置を実行したところ、中国政府は2023/1/10に日本に対するビザの発給を停止すると発表した。
中国への水際対策はアメリカも行っているが、アメリカには何ら停止措置は行っていない。
記者団のそれについての質問については回答を避ける始末。
専門家は「日本に対する圧力で報復措置」と見ているようです。
相互主義
これに対する日本政府の対応は「遺憾である」という毎度の対応。
「遺憾だから何なのか?何をどうするのか?」と突っ込みたいところです。
正義のミカタチャンネルでお馴染みの高橋洋一氏はメディア出演にて、このような措置については即刻同様の措置を取るのが通常の外交と述べていました。(相互主義)
中国専門家の意見
同じく正義のミカタチャンネルでお馴染みの近藤大介氏の意見では、中国のビザの発給停止は戦狼外交の一環だという。
以下、発言を抜粋(1/14付け収録)
ビザ停止を一部解除
2023/2/2から一部のビザの発給を再開した。
やはり商業関係は解除されている。
個人的感想
近藤大介氏の意見も理解できるが、高橋洋一氏のいう相互主義のほうがより効果的であると考えます。
国同士の外交では恩義であるとか寛容などという対人関係で持つ感情はあまり意味がない。
その時々における「カード」が重要なのです。
中国は頻繁に尖閣諸島を威嚇し続けているのであり、対抗処置もろくに行わない日本政府。
中国は日本を舐めきっている証拠であり、「文句を言うだけで対抗してこない国であり、怖くはない」というレッテルを貼られているだけです。
歴史的にも相互主義は古代より用いられてきた外交政策でもあるからです。
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