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♯19 24時間テレビ

ここへ来て旧統一教会が反撃に出て来ました。

安倍元総理襲撃事件をきっかけに30年振りとなる
統一教会の名前がトレンドに上がり
それからと言うもの例によってメディアが無差別攻撃を
加え始めたため教団もさすがに業を煮やしたのでしょう。

確かに一連のメディアの報道ぶりを観ていると
滅茶苦茶な印象を受けますがこれがメディアと言うもので
特にテレビは視聴率が取れれば何でもOKですから
倫理観とかそんなものはどこにも有しておりません。

とにかくメディアがこのエモーショナル・トランス状態に
嵌まってしまうと誰も止める事が出来ず
こうなれば黙っていると一方的にやられてしまいます。
従ってタイミングを合わせるように教団が反転攻勢に出る。

ただこのネタが思ったよりしょぼい話だったので相手はノーダメージ?

24時間テレビの放送で日本テレビの系列局の番組に
統一教会の信者がボランティアでお手伝いしていたとの事。
これではちょっと弱い気がしますね。

そしてここから話はピントがどんどんずれて行き
教団攻撃に連日全力集中している読売テレビ制作の“ミヤネ屋”が
この点に触れないのは如何なものか?とネット民が騒ぎだす。
そしてその矛先は日本テレビに向かいました。

もう40年以上に渡って放送されている
この日本テレビ制作・24時間テレビと言う番組。
で長時間放送しているので日本テレビだけでは全篇放送できず
当然ながら地方の放送局にもネタを振って時間を持たせます。

ここで俎上に上がって来たのが金沢の放送局が担当したシーンで
そこの番組スタッフのお手伝いを信者が行っていたという話。
つまり教団を番組で叩いておきながら
一方で信者を利用しているではないか?といういちゃもんです。

ここで今一度教団の主張をまとめますと
金沢の放送局の話を棚に上げ
読売テレビの“ミヤネ屋”で教団を叩くのはけしからん!
と日本テレビに抗議に行っている構図です。

よってこの申し入れに対し日本テレビがコメントを出した訳ですが
基本的にテレビ局のネットワークと言うのは
契約で繋がっているだけで法人としては別人格であり
番組の編集権も独立しています。

従ってテレビ金沢がどのようなネタを放送するかは
一応日本テレビも把握はしているものの
全国に30局近くある中で細かいところまで分からないし
ましてそこのスタッフに誰が入っているのか知る由も無い。

また宮根君がどのようなネタの切り方をし発言をするかについて
基本的に日本テレビは番組内容に口をはさむ事は出来ません。
要は全国ネットのミヤネ屋の視聴率が上がれば
日本テレビも助かる訳ですからこれこそウイン・ウインの関係です。

よってこの事に関する結論は“文句はテレビ金沢に言え!”

で統一教会の反撃第1弾はやや不発に終わったと思いますが
だからと言ってメディア全体のこの報道姿勢が目に余るのも事実。
その根本原因は統一教会の位置づけを明確にしていない事にあります。

統一教会は反社組織か?

これまでの報道の仕方を見てみるとメディアは教団を
あたかも山口組と同列に扱っているような印象を受け
そこは著しくバランスを欠いているように思います。

統一教会はあくまで宗教法人であって
仮に言われている寄付などの問題がまずいと言うのなら
他の宗教団体はどうなのかも同列で書かないといけません。
宗教団体に対するお布施の行為は信心の末の自己責任。

かつて教会の集会に参加したと言われる
米子市の伊木隆志市長が自ら会合に参加した事を公表し
その事に対する自らの見解を述べるも
これが素晴らしい完全論破で各方面から賞賛されています。

もし統一教会の手法が脱法行為だと言うなら
それは官憲が動いて摘発するべきでしょう
30年前と違ってさすがに教団も物理的反撃には出て来ない。
ですがしょっぱなの暴露はガーシー砲と同様不発に終わりました。

願わくば今後はレベルの高い応酬を期待します、、、


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