♯153 内部告発!
また内部告発をした人が犠牲になる事案が勃発しました。
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑をめぐり
問題を告発した職員が死亡していたと発表。
自殺とみられています。
ネットの記事によりますと今年3月
当時の西播磨県民局長(60)が
“斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について”
という告発文を一部の報道機関などに配布。
告発文には斎藤知事が職員を怒鳴りつけた
ハラスメント行為など7つの疑惑が記されていました。
これに対して斎藤知事は“事実無根の内容が多々含まれている”
として元県民局長を停職3カ月の懲戒処分にします。
しかしその後告発文に書かれていた
コーヒーメーカーの贈答について幹部(55)が
企業から受け取っていたことが判明。
さらに知事も公務中に20メートル歩かされて
職員を厳しく叱責したことなどを会見で認め
告発文の内容が“嘘八百”でない事が分かりました。
結局第三者委員会で再調査する事が決まり
議会にも強い調査権を持つ“百条委員会”が設置されます。
そんな中元県民局長は姫路の自宅を出た後行方がわからなくなり
その後親族の家で死亡しているのが見つかりました。
自殺とみられ遺書があったという事で
元県民局長は今月行われる百条委員会に
証人として出頭する予定でした。
斎藤知事は神戸市の出身で東大から総務省経由で政治経験は無く
前職の知事の退任を受けて主に維新の支援を背に当選しました。
で官僚上りのぽっと出の首長がいきなり権力を得て
増長して行く姿は定番の姿であり度々庁内でも軋轢を起こします。
仄聞するにこの元県民局長は定年で退官する予定でしたが
この告発問題が起きて処分をするため定年が認められず
飼い殺し状態だったと聞いています。
関西での維新の勢いが急速に萎んでいく中
この事案はさらに凋落を加速する懸念事項になるでしょう。
前安芸高田の市長など最近この手のタイプの政治家(?)が
増えて来ているような気がして青さが目立つきらいがある。
まあ鹿児島県警の事件と同様これだと公益通報者保護法は
全く機能していないと思わざるを得ませんね。
さて兵庫県は自殺者を出してこの問題をどう処理する、、