ゼンディカーの夜明けのプレビューから見えるハートレスタイタンのパイオニアでの可能性 ①
こんにちは。はーとれすです。
昨日からゼンディカーの夜明けのプレビューが開始された。これに伴い、新しいカード情報が発表され始めたわけだがいくつか気になるカードがあった。
モダンからの視点の評価はまた別の記事で取り上げる予定だが、パイオニアで活躍できそうなカードたちがあったので記事にして見る。
まずは現段階でのパイオニアにおけるハートレスタイタンの可能性について。
そもそもパイオニアでは名前のカード2種類(ハートレスと緑タイタン)とも使えない。
また、フェッチや死者の原野、ヴァラクートなんかも使用不可だ。
しかしそれ以外のカードは概ね使用可能である。
ラムナプ、梓、イリーシア、戦慄の存在、ギトラグ、ウーロ、神々との融和等である。さらにモダンでは採用には至らなかった不屈の追跡者、エルフの開墾者、ゴロス、爆発域、死儀礼のシャーマン、タトヨヴァ、スケシなども使用可能だ。
そして今回のゼンディカーの夜明けでは水蓮のコブラと創造の座、オムナスが新たに候補に挙がった。
水蓮のコブラは旧ゼンディカーに収録されたマナクリーチャー。土地を出すたび好きな色のマナを1つ生み出せる。ハートレスや護符のないパイオニアでは重宝するマナ加速だろう。
創造の座、オムナスは赤白青緑の4色のクリーチャー。こちらは土地を置くたびこのターンに置かれた土地の枚数により誘発が変わるという少し扱いづらそうな能力。
これだけの候補が揃ってくると形になるのではないか。
そこでひとつサンプルリストを作成してみた。
(ノーイメージの枠は創造の座、オムナスが入る)
やはりモダンと比べると加速やフィニッシャー、土地の面で劣っているが、それでもハートレスタイタンの原型は留めているであろう。
死儀礼のシャーマン、水蓮のコブラ、イリーシアのお陰で多様なマナを出すことができるため、ウーロの4シンボルやオムナスの4色、ゴロス起動の5色を捻出することは難しくないだろう。
また、こちらのリストでは忌まわしい回収と神々との融和がそれぞれ4枚ずつ採用していて、死儀礼のシャーマンの餌やウーロの脱出コスト、土地サーチが少ないので墓地に落としてラムナプで回収とシナジーを形成している。さらに、フェッチやキャノピーがない分墓地に土地を能動的に送れる土地を積極的に採用している。フェッチ下位互換の寓話の小道、サイクリング可能なトライオーム、2枚墓地に行く睡蓮の原野、さらに爆発域や結束の記念像などだ。
フィニッシャーが戦慄の存在のみに限られているのは痛いところだが、パイオニアならば1人減った6/6ブラザーズも十分フィニッシャーたりうるだろう。アーボーグを4枚積んで戦慄の存在の誘発を狙っていきたい。
ハートレスやタイタンは入っていないのでデッキ名を変えなくては。
というわけで今回はここまで。
カードプールや環境を把握しきれていないため、まだまだ改良の余地はありそうだ。また新たな発見やリストが変更された時は記事にしようと思う。