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興福寺の五重塔が見えない猿沢の池って、卵のないオムライスのようだ!

昨日、奈良の猿沢の池の近くの物件調査に行ってきた。秋晴れの澄んだ空の下、心地よい季節を楽しむにはぴったりの日。観光客も多く、やっぱり外国人の姿が目立った。

しかし、猿沢の池はちょっと変わった様子、水が少し緑がかっていて、苔が生えているのか?せっかくの池が少しくすんだように見えていた。猿沢の池とセットであるべき興福寺の五重塔が工事中でその悠久の時を超えた重厚な姿が見えない。いつこの修復が終わるのか、気になって調べた。


修復工事は2028年まで続く予定とのこと。それまで五重塔の姿を見ることができないと思うと、次にその姿を目にする頃には、もっと自分がジジイになっているんだろうなと、思った。
そういえば薬師寺の西塔が工事に入った時も同じ、気持ちになったけれど、いつの間にか工事は終わっていたな。

さて「五重塔の見えない猿沢の池は、なんとも味気ない」とつい感じた。まるで、鹿のいない奈良公園のような寂しさ。もっと別の表現をすれば、「玉子のないオムライス」。

ちなみに、こういう「○○は△△のようだ」という表現はシミリ(直喩)と呼ばれるもので、「○○は△△だ」と言い切るのはメタファ(隠喩)らしい。
さて、猿沢の池のすぐ横には、スターバックスがあった。スタバだから、こんな超一等地をゲットしたのか。家賃、坪なんぼくらいすんねんやろ?


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