『私のオススメSideM楽曲10選』について語る
エピソードゼロ
本格的にプロデューサーとなってから初めて参加する8thライブ直前、ライブに同行させていただくことになったフォロワーさんから、
「ジグさんってSideMだとどの曲が好きなの?」
と問われ、8thの為に曲予習の追い込みで広大なSideMの楽曲の海で全力バタフライをして息切れを起こしてた私は、「どれもよくてそんなの絞れないよ〜」などと錯乱しながら、
ユニット別好きな曲リスト、もとい頭の悪い人が作ったお気持ち表明書を作成し、フォロワーさんへ送り付けました。
(そんな本格的に来るとは思わなかったとフォロワーさんには笑われ、別の友人には「怪文書」と称された)
少し時間がたって、あれから色んなライブ円盤も見せてもらい、今だったらもう少し好きな曲も変わってるかも?と思っていたところ、 #私のオススメSideM楽曲10選 という企画を目にしました。
口下手で自分の気持ちを言語化するのが苦手なのですが、折角の機会ですので筆を執ってみようかなと思い、noteと向き合ってる次第です。
素敵な企画の詳細はこちら。企画頂きありがとうございます。↓
筆者について
申し遅れました。ジグと申します。
普段はのんびりゲームをしたり、野球観戦、演劇鑑賞、カメラなど、広く浅く、割と多趣味に活動しております。
アイドルマスターSideMと私
2022年4月末頃より、フォロワーさんの勧めでモバゲー版『アイドルマスター SideM』(以下モバエム)を始め、
2023年1月頃から『アイドルマスター SideM GROWING STARS』(以下サイスタ)を始めたことをきっかけに、本格的にプロデューサーになりました。
始めた時期が時期だけに、「死神してんな…」と、だいぶ申し訳なさを感じています。
初めて参加したライブは、フォロワーさんに誘われて二つ返事で参加を決意した7th横浜1日目でした。
サブスク解禁直後すぎて何を聞けばいいか分からなかったのと、過去のライブはほとんど見てなかった為、曲は10曲も知ってるか知らないかという状態でしたが、すごく楽しめました。よくそんな状態で行こうとしたな。
そんなこんなでまだ2年目という、まだまだひよっこ新人プロデューサーに分類する身分かと思います。
プロデューサーになった経緯は追々文字に認めることができればと思っておりますので、割愛します。
(そんな書きかけの文章の下書きが1年くらい眠っている状態ではあるのですが…)
担当
・C.FIRST(花園百々人)
推し
・Café Parade(卯月巻緒)
・S.E.M(舞田類)
見事なまでのメンタルPです。何故メンタルばかりに惹かれるのかは自分でも分かりません。
ライブBDはフォロワーさん、友人の提供でいくつか拝見させて頂いてます。いつもありがとう。
タイミングが合わず、アニメは未視聴です。早く見たい…。
好む音楽について
基本的に音楽は歌詞はそれほど重視していなく、歌声やメロディー的な面で好んで聞いてることが多いです。
また、ミュージカルを少々嗜んでいるため、思わず踊りだしたくなるような曲や、物語調の歌詞、深く歌詞を考えずとも流れで歌詞を覚えられるような曲が好きなのかなと自己分析しています。
ゲーム音楽も好きな為、聴いただけで情景を思い浮かべるような曲も好んで聴いてます。
あまり歌詞を深く聴かないのもこのあたりが起因かもしれません。
スマホに入ってる曲の8割はゲーム音楽等のサウンドトラック系でした。SideMと出会うまでは。
そのあたりを踏まえていただければ、当記事をお楽しみいただけるかと思います。語彙力皆無な人間による拙文ですが、最後までお付き合い頂けますと幸いです。
前置きが長くなりましたが、以下が私のオススメ楽曲10選となります。
オススメ楽曲10選
1.Reversed Masquerade (Café Parade)
私にとって、SideMという新しい扉を開くための鍵のような曲です。
SideM、実は元々の入り口が、見た目が好きな卯月巻緒くん(ドタイプの女の子!などと思っていた)ということに加えて、声優の古川慎さんがいる、というところからでして、それを鑑みたフォロワーさんに鑑賞会がてら布教してもらった際、3rdライブ幕張1日目をだいぶザッピングして見せてくださいました。これが初めて見たSideMのライブ映像です。
一昔前の声優さんで記憶が止まっているもので、バリバリダンスをしている声優さんというだけで衝撃だったのですが、
コロコロ変わる曲調
ミュージカルを見ているかのような曲の展開
可愛い咲ちゃんの声優さんの仕草(お、男!?)
試聴動画かなにかでうっすら聴いてはいたのですが、フルで聴くとこんな曲だったのか!?と。
振りもすごくないですか?あのダンス絶対腰痛くなるよ。
最近の若者ってすごいな。
曲自体は少し怪しい感じの短調から始まるのですが、サビ後半から明るい長調の曲になったりして、曲調の起伏が激しい(という表現で合ってるのか)のがすごくお気に入りです。仮面外したら全く違う顔が見えるという表現なんですかね?一度聞いたら忘れられません。
ミュージカル畑で育った身だからなのか、演出も特に目が話せませんでした。舞台演出と相俟って情景が見える見える。皆お盆持ってるよ。バーがある劇場でリバマスがテーマの舞台やって欲しい(?)
しかも各キャストの方々がしっかりキャラクターとして見える。姿は普通の声優さんなのに。衣装もしっかりキャラクター一人一人を踏襲しててしててすごいな。私の出身地は全員ジャージだったから新鮮だ。
そんなこんなでSideMに触れたものの、モバエムに課金こそすれど熱が入る程でもなく。
ライブ映像楽しかったし横アリ近場だからフォロワーさんに着いて行くかーくらいのノリで7th横浜に参加する事が決まったのですが、その過程で出会ってしまった曲に全てが狂わされました。
2.Hundreds Color (花園百々人)
7th横浜公演に参加が決まった際、SideMのユニットや楽曲をほぼ知らない状態で行くのもどうなんだ、と思い、勉強の為7th愛知1日目のアーカイブを購入し、この曲に出会いました。
本当にびっくりしました。思わず声優さんのwiki調べましたが、新人声優さんってマジ?
こんな表現力のあるコンテンポラリーダンスを踊れる声優がいるのかと。しかも歌いながら?何その表情。舞台役者?えっ違う?
最近の若者ってすごいな(2回目)
今でこそC.FIRSTの担当をしてますが、当時はサイスタをやっていなかった為『C.FIRST』の事は全く存じ上げず、『ファイアーエムブレム』シリーズの主人公『マルス』に似た人と、その側近である通称『赤緑騎士』にいそうな人、という認識でした。
花園百々人くんについてもそんな第一印象を抱いていて、『烈火の剣』という作品にいる緑色の騎士『セイン』に重ね合わせていました。
ちなみに赤色の騎士は生真面目堅物キャラの『ケント』と言います。眉見くんみたいですね。
「絶対めちゃくちゃチャラチャラしてて、女の子好きで、『さっ、いっちょやりますか』みたいな感じで突然やる気出すタイプの子だ」
全然違うじゃないですか!!!というかキミそんなふんわりした喋り方なんだ。
その印象を勝手に抱いていたからこそ、衝撃的でした。勝手にイメージ付けするなという話ですが。
曲一つでそのキャラクターの個性が想像できるのってなかなかすごいですよね。こんなバラード前回な感じで、自分に閉じこもったような子なの…?だって「僕に任せて〜♪(ウィンクバチー)」なんてする人そんなキャラだと思わないじゃないですか。
宮﨑雅也さんのしっとりした歌声もすごく聴き心地が良くて、耳が常時幸せでした。ユニットで元気めな曲歌ってる時と歌の表現の仕方がしっかりと違う。百々人くんのステータスの中でVo値が一番低いのバグでしょ。
ライブを実際にご覧になった方ならご存知かと思いますが、最初モノクロの映像効果で始まるんです。
「色が欲しい」と歌いつつ、そこから徐々に映像に色がつき、最終的にはカラフルな世界の中心で歌ってるんです。プロデューサー(のペンライト)という色に囲まれて。 演出最高すぎやしませんか? 次フルで披露される機会があったらペンライトもっと色んな色で見たいですよね。ファンコン1番だけで終わるのはしょうがないけどちょっと寂しかったぞ…。
当時は「これ以上ソシャゲ増やしたら生活が怠惰になる」と言い聞かせてサイスタを敬遠してましたが、モバエムが終了したのを機に、また百々人くんの為にサイスタを始め、今に至ります。滴り落ちる一粒って私Pの事だったかと、腑に落ちました。一生俺が色を提供してあげるからな、百々人…。
3.Take a StuMp! (315 ALLSTARS)
「あっ、FIVE RESPECTだ…」
嘗てSMAPファンだった私が、初めてこの曲を聞いた時の感想はこれでした。
『FIVE RESPECT』とは、『Drink!Smap!』というSMAPのアルバムに入っている他己紹介ソングです。
今や代表曲となった「世界に一つだけの花」がシングルCD化される以前に初めて収録されたCDですが、私はそちらではなく、FIVE RESPECTが好きすぎてこちらばかり聞きこんでいました。
(SMAPの他己紹介ソングは他にもあるのですが、私の世代だとこれです)
『Take a StuMp!』を聞いた時、そんな当時の懐かしいことを思い出し、若干ウルッときてしまいました。
このアルバムが発売された2002年、色々あったんですよ、SMAPにも…。
他己紹介ソングって、自己紹介ソングよりチームの絆がギュッとなっていて好きなんですよね。
野球で4人ソロホームラン打って4点取るより、打線繋ぎまくって満塁ホームラン打って4点取る方が盛り上がるじゃないですか。イメージ的にはそんな感じです。いやソロ4本も相当アガるか。
“個”ではない、"全員"をより強く感じ取らせてくれる曲、とてもグッときます。
SideM入門編楽曲と言わんばかりの歌詞の言葉の数々も魅力です。
歌詞一行で簡潔にキャッチコピーのようにリズムに乗って紹介できるの、なかなかに頭に残りますよね。おおよそのユニットの特徴も5分で勉強できます。時短だね!
SideM、こんな曲あるんだ。おぉ、『さあ挑め』と『SideM』引っ掛けてるよ、すごっ。『まだまだ通過点』か〜いいなあ、この先も末長く続くんだろうな、このコンテンツは。と思いました。一方のSMAPの方は何故か解散してしまったわけですが。
7th愛知1日目のアーカイブを見て、フォロワーに感想を送った際に伝えたのは、「クラファの黄色い子と他己紹介ソングがよかった」でした。本当は唯一若干の馴染みがあったカフェパレ目当てで1日目のみ購入したのですが、それが吹っ飛ぶくらい、この2曲は印象深かったです。
4.Platinum MASK (Beit)
曲もよく知らず、初めて参加したライブだった7th横浜1日目。
声出し禁止にもかかわらず、イントロが流れた途端、周りから「嘘でしょ!?」というような、思わず漏れ出てしまったかのような悲鳴が聞こえました。
「わーかっこいいイントロ。なんの曲?」と呑気に構えてる私の横で、Beit担当ではないフォロワーさんも驚いてるように見えました。
そして何も知らない私に、「Beitだからペンライト水色だよ!」というジェスチャーで指示してくれました。
えっ、Beit?この曲調で!?私は初めてここで衝撃を受けました。明らかに周りと違うベクトルで。
後から聞けばライブの数日前にサイスタでイベントが始まったばかりの、フル初出の曲だったんですね。それは思わず悲鳴も上がりますわ。
Beitといえば、『TOMORROW DIAMOND』や『スマイル・エンゲージ』のような、王子様系の曲のイメージでした。寧ろそれしか知らなかったので。まあそんな幻想は後に知る『Fun! Fun! Festa!』で崩壊する訳ですが。褌…???
本当に異色のサウンド、演出、椅子、全てがかっこよすぎて、ライブ後もずっと頭から離れませんでした。某音楽サブスクを契約してるので、ライブ後いつまでたっても音源が見当たらなく、今か今かと毎日『Beit』で検索かけたりしてました。そもそも発売すらされてなかったという。
サイスタで感動の再会を果たしましたが、EXPERT譜面難しすぎて泣いた記憶があります。最後までパフェコンできなかったね…。
そして私は8thの雑予習で完全に予想していなかった、聞き覚えのない曲『MIRROR of TRUTH』でまたBeitに度肝を抜かれるのでした。この筆者、学習しないのである。
5.Dance in the school! (S.E.M)
自己紹介で、曲を聞くにあたってあまり歌詞は重視していないという旨の記載をしました。
しかし、この曲に限らず、S.E.Mの曲は例外かもしれません。
よくもまあ「学校」で、しかも「ホームルーム」という狭いテーマでこんな歌詞作れるなと。
“Bang shot!(-板書-)”
なんて、普段なに食べてたら思いつくんでしょう。松井先生いつもありがとうございます、もっと美味しいものいっぱい食べてください。
7th横浜は1日目のみ参加で2日目は参加しなかったのですが、1日目だけで済ませた過去の自分を殴り飛ばしたいですね。多分現地だったら即座にS.E.MPになってたと思います。なにあの愉快なダンスと武富士。
彩の曲なんかもそうなんですが、SideMの楽曲は言葉遊びが本当にうまくて、カラオケなんかで歌詞を見るとついつい唸ってしまいます。そう書いてそう読ませてたのか、と。S.E.Mは全部松井先生作詞なんですね。
SideMを知らないサブカルに精通してる友人とカラオケに行くなら、「SideMの曲を知ってくれ」の意で恐らくこの曲を歌うと思います。
S.E.Mはメンバー全員が元教師のユニットというしっかりした土台があって、学校というテーマを軸に授業、進路相談等で肉付けされており、SideMの中でも曲とユニットの方向性がブレていなくて、一本芯が通っていて聴いてて爽快な気持ちになるんですよね。
というかS.E.M全部秀逸な曲過ぎて選べないんですよ。
現在進行しているCDシリーズである『CIRCLE OF DELIGHT』、S.E.Mはどんなお仕事かな、という楽しみもありますが、次の曲は学校のどんな題材でくるんだろう、という楽しみの方が大きいです。
あと残ってるのってなんだろう。部活とかかな。
6.Time Before Time (Legenders)
あえて試聴動画ではなく3DMVを貼ります。
3DMVの中で一番好きまであるので。
この曲に関しては曲もさることながら、ダンスがとても好きな曲です。
耳に残るイントロから、Legendersの記号である時計を表現した振り、一気に引き込まれました。
北村くんDa値の低さなのか、小柄だからなのか、歩幅合わなくて一回転多く回るのらしくていいなー。
曲調も序盤はカッチリした印象の音で、時計の秒針感を強めてるなあと思いました。一昔前のテクノポップ溢れる曲調、最高です。
サビ入る直前の「ホニャホニャ」したところ(歌詞で言うと『君の秒針の音が聞こえて』直前)からサビに入って音が一気に増えるように感じるところが、カッと視界が開けるような感覚でとても好きです。首都高湾岸線を運転してる時に流したい曲第3位。ベイブリッジ辺りが似合いそう。なんか背景横浜だし。
これは多方面で何億回も言われてることかと思いますが、声優さん達のライブも、このPVを完全踏襲してて圧巻です。「踊ってみた」をこんな完璧に歌いながら公共の場でやります?
7th愛知公演だけでも「本物のPVみたいだ」と思ったのに、横浜公演はそれを超越するもので、ついついPV映像と同時再生をしてみたり。
リバマスのところでも書きましたが、そもそも声優さんがキレキレにダンスを踊ってる事自体が衝撃なので、一体どんなレッスンをしてるのかと。他のお仕事も並行してあるだろうに、声優さん方ちゃんとお休み取れてますか?私は心配です。
7.Sign of Hope (Altessimo)
SideMにおいて、8分の6拍子の曲って珍しくないですか?いや自信ない3拍子かもしれない。よくわかんない、有識者教えて。
最近のAltessimoの曲は転調の多さがクローズアップされがちですが、こういった複合拍子な曲を歌えるのって音楽家ユニットであるAltessimoの特権だと思うんです。そこまで音楽に明るいわけではないので明言はできないのですが。複合拍子ソング、めちゃくちゃヘキです。
ライブ現地に行って初めて耳にしたこの曲「これどうペンライト振ればいいの…」と戸惑いつつも、聴き心地のいいハーモニーに、何とも形容し難い多幸感で包まれ、気づけば片手にペンライトではなくタクトを持っているような感覚に陥った記憶がぼんやりあり、「アイマス、いい曲持ってるなー」なんて思ったのですが、
矢野達也(敬称略)、お前だったのか。この曲を作ってくれたのは。
ありがとうございますもっと土岐さんを困らせてください。
いつかライブでオーケストラ引き連れてやって欲しいです。オケマスみたいな。
この曲が入っているCDのA面に、『Infinite Octave!』という曲が入っており、こちらはこちらでゴリゴリの変拍子ソングですが、自然とリズムに乗れる魅力的な曲です。そしてハモリもとても綺麗。
(変拍子ソングは他のユニットにもありますが…)
と、SideM内ではそんな少し異色な楽曲をAltessimoは歌っているので、変拍子フェチの方にはAltessimo大変オススメです。アイドルマスターSideMを知らない方にも、SideMにはこんな曲もあるんだよ!と声を大にしてオススメしたい曲です。
完全にどうでもいい余談なのですが、かれこれ15年程使用してる『ジグ』というHNについて、由来が幾つかあり、そのうちの一つが音楽用語の『ジグ(jig)』です。
主に8分の6拍子、8分の9拍子で奏でられる民族音楽で、独特の音色とリズムが琴線に触れ、名前を拝借しました。
4分の3拍子とか8分の6拍子とか変拍子とか、昔からとても弱いんですよね。そんなんアルテブッ刺さらないわけないんですよね。
8.Happy’s Birthday (S.E.M)
多趣味且つ今更SideMにハマった私が救われた曲です。
自己紹介にて、私は多趣味だとお伝えしました。
最近そのうちの一つに『プロデュース業』が加わりました。
これ以上趣味増やすのはどうなの?と自制心が問いかけてきましたが、気づいたら好奇心がそれを叩き伏せていました。ごめんね私の自制心。
ただ、正直今更ハマるのもどうなんだろう。そういやTwitterの古くからのフォロワーさんPだったけど最近SideM関連の事呟いてないな…。と思う事もありました。
「でも私にとっては今楽しいって思ってるからいいんだもん」と割り切らせてくれたのがこの曲で、特に以下の歌詞です。
SideMは今年で10周年ですが、P歴2年目の私にとって、およそ8年分の知らない情報があるわけで、その全てが ”新しい情報” です。
毎日のように “今までの” 新しい情報と ”現在進行形の” 新しい情報という情報の洪水に溺れながらも、新しいことを知って更に好きになり、それ経由で別の事に興味を持ったり(これはSideMに限った話ではないですが)、世界が広がる喜びを噛み締めながらプロデュース業を楽しんでおります。
「このアイドルはどういう子なの?」というクエスチョンから担当が増えたり、企業コラボで「今まで知らなかったけどこの企業の商品がすごくよかった!」というので好きなものが簡単に増えちゃったりするんですよね。
私も多分SideMにハマってなかったらお裁縫楽しいとか思ってないですもん。
元々2次元アイドル自体が管轄外だったので、見るもの知る事全てが新鮮で楽しいです。
色々知る度にこの曲を思い出して、楽しいならいつ好きになっても関係ないなと思うわけです。恐らくこの曲は自分が新しい趣味を発掘するたびに背中を押してくれるんだろうなと思ってます。
人から勧められたものはなんとなく身構えてしまうのであまりハマる傾向がないのですが、SideMを勧めてもらってハマって、人と「好き」を共有できる趣味もたまにはいいなと思いました。基本的にどんな趣味も自分から手を出して、布教するわけでもなく1人で楽しくなってるだけなもんで…。
9.COOL SENSATION~絶対Need!~ (蒼井享介)
一度聴いただけで癖になる曲です。
全曲リストをランダム再生していて初めて耳にした時「なんだこの曲は!?」となりました。
スカッとするような言葉遊びの数々で、終始爽快感があります。アップテンポな割に歌詞がシンプルなので、歌詞も耳に入りやすいです。
同じCDに入ってる蒼井悠介くんのソロ曲『HOT INSPIRATION~世界のテッペンYeah!~』と対比になるようなリズム感で、また歌詞も同じ文言を使用しているところがいくつかあるのですが、曲調で差別化をしており、それぞれキャラクターの個性が現れてて素敵だなと思います。
『COOL SENSATION』はエレクトリックなパキッとした音が、享介くんっぽくてとても好きです。インテリって感じですね。ゲーム音楽が好きなので、ピコピコ音も刺さる刺さる。
曲と山谷祥生さんの声との相性も抜群で、聴き心地がとてもいいです。多分逆だったらしっくりこないんですよね。最初から最後までなんとも言葉にし難い可愛らしさが本当に大好きです。私は享介くん担ではないんですけどね。
いつぞやフォロワーさんに「山谷さんは普通のお砂糖(別のお砂糖だったかもしれない)、菊池(勇成)くんはザラメと例えられてる」みたいなことを教えて頂いたことがあるのですが、この曲がその例えを顕著に表れているんじゃないでしょうか。うーん、すごく秀逸な例えだ…。
10.来来美食(C.FIRST)
最後はこの曲で締めさせて下さい。
8thライブ1日目、新CDシリーズ開始と第一弾が私の担当であるC.FIRSTであると発表された為、2日目までの余命宣告をされました。あっ、絶対2日目で歌うやつだこれ…。
一体どんな曲が来るのか戦々恐々していましたが、
ムービーで鳴り響く銅鑼の音
紹介される中華料理店とのコラボという仕事
チャイニーズな曲調
知らない中国語で歌う担当たち
キョンシーダンスする担当たち
なんかぐるぐる回る担当たち
なんか刻んでる担当たち
などなど……
「幻覚でも見てるのか?」と混乱しましたが、2番後の間奏のEDMで「あっ、よかった、ちゃんとクラファだ…」と、無性にホッとしました。
曲の2番の時点で、客席のP達がまるで初見じゃないかのようにコールができているあたり馴染みやすい曲調と歌詞(モニターに写ってるとはいえ中国語のはずなんですけどね)で、スローテンポから入り、突然アップテンポになる爽快さが心地よくてなどと今は冷静に振り返ってますが、当時は全然冷静じゃないです。声枯れるんじゃないかレベルでコールしてました。何なら今聴いても「ヒエッ!!!!!!!」となります。
私はライブの次の週感謝の気持を込めて友人とバーミヤンへ駆け込みましたが、バーミヤンは無関係なんですよね。…コラボしません?
しかし疑問点がありまして。
ファンコンのストーリーのクラファが相当ギスったまま終わったのにこんな突然「俺たち仲良しです!」ソング出ます?一体何があったんだ…。「皆家族で友達」…???
ストーリーはバンナム会員だと見れるとのことで、非会員でしたが、12月になり「入会する他あるめぇよ!!」という副業疲れのテンションで入会し、ストーリーを読破しました。
出張先のホテルでビール片手に号泣しました。
その後試聴動画で来来美食を聴き、風呂場で号泣しました。
あんなトンチキソングだったのに、ストーリー読破前後でこんなに印象変わります!?
単純な中華料理店コラボかと思いましたが、中華テーブルだと輪になれますもんね?そういうこと!?流石SideMは引っ掛けがうまいなー。
眉見くんのソロ曲もサイスタのエピソードゼロのストーリーを読む前後で印象ゴロッと変わりますが、クラファはまだ新しいユニットということもあって、お出しされてない情報が多々なので、曲とストーリーがお出しされるたびに肝を冷やしてます。眉見くん、次は確実にあなたの番ですよ。
ただ今回のカップリング曲の『Face the World』と合わせて、ようやくクラファがスタート地点に立ったんだな、と実感しております。足並み揃ったクラファが今後どんな活躍してくれるか、担当としてとても楽しみです。
終わりに
1週間くらい相当ダラダラ書いては消してを繰り返しており、文章のまとまりがないし、企画内容とズレてるかも?と、公開するか迷いましたが、折角ここまで書き上げたので、投下しておきます。こう言う事は滅多にしないので、投稿ボタンを押す指が緊張で震えてます。
なんだか自分語りが多くなりすぎて気持ち悪いな、というのが文章チェックをしていての正直な感想ですが、パッションでがむしゃらに書いたので大目に見てください。
新参故かどうしても新しめの曲が多くなってしまいますが、最初期の曲も好きな曲がいっぱいあるんです。『2nd ANNIVERSARY』とか『5th ANNIVERSARY』シリーズの曲とかも紹介したかったな…。
まだアニメも未視聴ですし、覚えきれていない楽曲も多々ありますし、もう少し時間をおいたらまた好きな楽曲が変わってるかもしれません。この曲好きだ!という曲は他にも多々あるのですが、まだまだ聞き込みが足りないのでぼんやり好きという感じなので、うまく言語化できません。F-LAGSの『Waving FLAGS』とか絶対好きな曲なんですよ。
定期的に自分の好きな曲を振り返れたらいいなーって思います。
CODシリーズもすごくいい曲が多いですよね。カフェパレのB面が刺さりまくってるので、来週に迫ったCD発売が待ちきれません。CODシリーズを引っ提げて行われるであろう9thライブ、今からとても楽しみです。
余談
記事冒頭にて触れた、8th直前にフォロワーさんに送り付けた好きな曲リストが下記になります。
呑気に「中国系の曲調っていいよね」などと書いてますが、この1週間後、その中国系の曲調に後頭部を殴られることを筆者は全く知らないのである。